ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

新聞アラカルト

2009年01月20日 | 木馬の事
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 そうそう、昨日アップし忘れたんだけど、出雲坂根駅に止まっていたラッセル車。
お水を汲んだ駅に止まっていたラッセル車。
いつだかテレビで見たササラ列車かな?と思ったのだけど、どこにもササは見当たらなかったな。

お水を汲んでいたら反対車線からまたラッセル車が、あわててカメラを取り出し、線路に身を乗り出すように構えていたら「ポー!ポー!!!危ないじゃないか、線路に出たらいかん!」 と怒鳴られたもんね。
小学生じゃあるまいに、線路になんかでやしませんよと言いたかったけど・・
ぐっとこらえました。
もしかしてこの還暦過ぎのおばちゃんが少女に見えたんだろうか?そんなわけないよね。ないない・・・

 さて。
定休日の次の日は忙しい。いいえ仕事じゃありませんよ。新聞読むのが忙しいのです。
スポーツ3紙、新聞4紙 全部ひと通リ目を通さねばそのまま廃棄処分するのは勿体ない。こういうところが私のケチのケチたる所以・・・

そんなわけで たまたま昨日の日刊スポーツ読んでいたら、出てました。
ミスターバット振った、野球教室でついにバットを振ったと長嶋茂雄さんの写真と記事が出ていたのだ。
やはり麻痺の残る左手はズボンのポケットに突っこんだままだったけど。

ミスター長嶋が脳梗塞で倒れて、そして初めて東京ドームに野球観戦に現われて、その姿を初めて見たとき、別にそんなに好きじゃなかったけど、安心した。
私は長嶋監督のこういう姿を見ることになろうとは思ってもみなかった。
彼は昭和のある一時代に国民に夢と希望を与え、そして私の子供の時代から彼には「人生」というものには無縁のもののように感じていた。ある意味神様のような存在?だったから。
それが長嶋も生身の人間で、老いや病や金や人間関係のしがらみがあるのだとわかった瞬間に、なんか半身不随の姿をみるのが理屈抜きに辛くなったのだった。
私にとって長嶋茂雄はひとから夢みられる存在であって いたわられる存在ではないのだ。
太陽やヒマワリに例えられた長嶋さんは、いまや昭和の映像の中だけに生きている。
「時」というもの残酷さをまざまざと感じられずにいられない。
私ならこんな姿を ひと様には絶対に見せないだろう とそう思ったのだけど、

けど、写真に写っている長嶋さんは実にうれしそうに子供にアドバイスしている。
このお方は才能があるが故 学生時代から半世紀にもわたって騒がれて、人々の熱い視線と喝采を浴びたなかで生きてきた人なんだ、だから私のような凡人とは違う、きっとひと様がどう思おうと野球が好きで、心底好きで、あのように喜びをもって野球を指導したんだろう、そう思ういながら新聞をたたんだ。

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