ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

羽をもがれる。

2008年11月03日 | 四方山話
文化の日。絵画や本や映画や、心の癒しの文化に親しみましょうね。
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 散歩の途中でみつけた。

この季節になると 道路や道端に虫の死骸をよく見つける。今日は「カマキリのなきがら」が、道路に落ちていた。鳥にでも襲われてちぎれたのか、
それとも夏が終わり力尽きたものなのか。

自由を奪われることを、「羽をもがれるみたい」というけれど、実際、自分の体から羽がもげるということは、いったいどういうことなのだろう。
羽のない私は想像だにできないが、大空を自由に飛ぶ鳥が、羽をもがれるのと同じ事なんだろうか・・。

そしていずれこのなきがらは、車に轢かれてぺっちゃんこになるか、道路の熱でかさかさになり風に吹き飛ばされて、道端の草むらに落ち土に戻るんだろう。
昆虫に限らず生物は、種の保存や子孫を残すことが最大の「生きる目的」には違いないんだから。
そのように考えると、これが本当の命のあり方なのかなとも思える。

私 物理や化学は鳥肌がでるほど大嫌いだけど、生物は好きなのよね。
昆虫も恐いし決して好きじゃないけど、(ゴキブリでも出ようものなら絹を裂く、元へ木綿を裂くような声で、ギャァ!と叫びますが・・)
もう敵が動かない、向かってこないとわかったら、観察するのは好きなんです。

このカマキリ天眼鏡で見ると頭の形はETみたで二等辺三角形をしている、目玉は三角形の45度のところに両方ついていて、気味悪い。

毎日の散歩の楽しみは、このように生き物や、草花で季節を感じる事が出来ることなのだ。
この季節 夏に君臨する太陽さえも、重なり合う雲の隙間から、遠慮がちに覗く。
だから、大空に浮かぶ雲だって、夏の雲と秋の雲では全然違うし、影ボウシだって色が違う。

そんな光景がうれしくて、ついつい歩きながらキョロキョロしてしまう。
文化の日の風は生暖かい、もう11月だというのに・・

曇り時々薄晴れ 22℃