ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

百戦錬磨

2007年10月29日 | 四方山話
  













夏の終わり海は秋色になる。そして西高東低の気圧配置が、大陸からの冷たい風を運んでくると、その北風に煽られた高波がテトラポットに、まるで白煙を上げていきり立っている様に砕け、日本海独特の荒れた海を作り出す。そのうねりの風は、空に跳ね返り、ゴゥーゴゥーと地球の底からの悲鳴に聞こえる。
はるか彼方の水平線が盛り上がっているのが見えますでしょう?
ついこの前、トンボがプライベートビーチだと言って泳いでいた穏やかな日本海も、これから冬になると、このように荒れ狂う海に一変するのです。(写真をクリックしてくださいね。)

 さて。
私はいつも不思議に思う、この国の正義の仕組みはどうなっているのかと。
それというもの今日午後から元防衛省の、例の疑惑の守屋前事務次官の証人喚問があった。
お客さんも一緒に食い入るように見入った。
まぁ 政治や難しいことはよくわからないが、流石に元防衛庁だけに百戦錬磨だね。
問題の山田洋行の元専務から
『ゴルフは、前次官が航空機課長に就いた90年前後から始まり、今年4月まで約20年間続いた。山田洋行側に記録が残る01~05年では、多い時で月4回、年間約30回に達した。ビジターの場合、土日は2万5000円前後(メンバーは約8000円)かかるが、妻同行の有無にかかわらず、1万円しか支払っておらず、プレー後に賭けマージャンや飲食の接待があったことも判明している。』 との事
まぁまぁ よくもこんなに、接待を、わが国は大丈夫なんだろうか?と思ってしまう。
そしてまた新聞によると、山田洋行は、自衛隊の装備品など恒常的に水増し請求していたと 書いてあった。
♪ちょっとお待ちよ車屋さん!じゃないけど、なら我々の税金 必死で払った税金も、この接待に使われていたりして・・う~む 許せない。
 
 前にも書いたが、官僚は本当に接待に弱い。
なぜか?
それは、子供の頃から、勉強、勉強で遊ぶという事を知らない。しかも国家公務員上級試験を受けようとする人は、大学時代も相変わらず勉強ひとすじ。
卒業して省庁にはいって、地方勤務かなにかして、二十代の若造の身で派手な接待か何か受けるとする。そうするとこれが遊びというものかと勘違いする。
とはいっても 秀才には秀才なりのコンプレックスというものがあり、「かたぶつ」「遊びを知らない人」「こなれてない人」などといわれるのが恐怖だったりして、接待などというものをピシャッと拒めない。
そうこうしている内、接待漬けとなった自分は「遊びも何もかもわかる俺」と思い込むようになっていく。広い意味での教養、(アキバの萌えちゃんまでとは言わないが・・・)がないのだと思う。
これらの私なりの考えには 自分の学歴のなさコンプレックスも相まっていることを重々わかっておりますが。

で、私は思う。(またですか?)
上級公務員試験を見直すべきだと。
今のままでは勉強だけは出来るが世間的な常識、いい悪いの判断力がない人材ばかりが集まってしまう。要するに頭でっかちね。
四書五経までとは言わないが、娯楽教養問題を増やす。映画とかお芝居とか、歌舞伎とか落語とか、ま、伝統文化とでも言おうか。
庶民感覚のぐっとくだけたエリートがいてもいいんじゃない。
悪いことするより、許せると思うんだが、無責任な私の考えそうな事?
ハイハイもう終わります。
そうそう 問題の山田洋行って、あのスポーツで有名な「青森山田高校」も関連企業なんだってね。しらなかったぁ

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