ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

奥出雲のたび・・②

2007年10月08日 | 私ごと
 今月は「温泉博士」の本に「亀嵩温泉」の紹介があったので、昨日の定休日出かけることにした。(勿論タダ・・無料券ね)
それにしても暑い、とても十月に入ったとは思えない一日だった。外気温は28℃
  
 元々吝嗇な私ではあるが、朝早く出かけるときはお弁当持参でいくと、ずいぶん安くつく。 
丁度 サンコー社長の実家から新米を調達できたので、今回はどうしてもおにぎりを作ろうと決めていた。
コンビニや道の駅でもおにぎりは売っているが、絶対に私の作ったおにぎりが美味しい、自信がある。
炊き立てのご飯は手を火傷するので、おしゃもじで何度もひっくり返し、湯気を散らして速やかに冷ます。大きさを均等にするため、お茶碗にご飯を入れると、真ん中をほじくり 種を取った梅干を埋め込む。
手を湿らすと、粗塩をまぶす、味塩より粗塩が美味しい。
お茶碗のご飯を手の平にうつし アチチ、アチチと何度もジャンプしながら、何とか握る事が出来るくらいの熱さを我慢しつつ、握るのが美味しいおにぎりのコツだ。握る力加減も大事だ、硬すぎずといってポロポロでも困る。
手のひらに載せたら両手でメッチムッチと音が出るまで、両の手を互い違いに丸めて握るのだ。
いつも言ってるように私の手はあぶら手で いつもじめじめべとべとしているが、このおにぎりを握る時はこれが功を奏すと私は思う。
この手のひらのから出てくる汗が、ホルモンや塩と混じって化学反応を起こし、ご飯の中に深く浸透する。これがお昼頃、うまく調和して旨くなるのだと思う
その証拠に機械で作ったコンビニのおにぎりや、ビニールの手袋で作ったおにぎりより、素手で握ったのが深みがある、おコメの一粒一粒がそれぞれ美味しいと思えるもの。

 いけない、いけない 自慢話タラタラで、肝心の奥出雲の話が書けなくなりそうです、また長くなると顰蹙をかう。
で話を戻すと、このおにぎり弁当を車に積んで奥出雲へレッツ・ゴー。
この木次線や、三成、仁多、横田の奥出雲地方は なんども行ったがいつ来ても、長閑で緑一杯で、水が豊富で、本当にいいところだ。やはり民話の故郷の感じがする。
刈り取りが済んだ田んぼにのあぜ道には 真っ赤な彼岸花、木次線の線路の脇には黄色や、橙色、真っ赤なカンナが太陽に向かって、花を咲かせている。こういう風景には最もノスタルジーを感じる。

そんな道路を走っていたら、木次線のトロッコ列車 出雲おろち号の出会い、車を止めてカメラを構えたら運転手が手を振り 汽笛を鳴らしてくれた。

もうしばらく走ると 今度は延命の水が滾々と湧き出ている駅に来た。
車の中にあるペットボトルに全部汲んだ。
お弁当も公園の芝生の上で食べて、ループ橋まで行き、今日の目的地亀嵩温泉玉峰山荘にゆっくりと浸かり、楽しい一日は終わりました。さぁ また明日から仕事に精を出さなくちゃ・・

日記@BlogRanking←クリックお願いできますか?励みになります。


昨日は曇り 時々薄晴れ 28℃ 暑い暑い。

追記
そうそう、書き忘れたのだか昨日 木次の町のいたるところに、消防団が大勢出ていると思ったら、今日の新聞見てたら「木次町内の学校に爆弾を仕掛けた」との怪電話があったらしい。それで4ヶ所の学校で運動会を中止したらしい。全くふざけたやつがいるね。けしからん!

今日は雨 のち曇り 26℃