ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

怒りの矛先は?

2007年10月02日 | 四方山話
 朝晩は涼しくなったとはいえ、まだまだ残暑が厳しい。
昨日の雲の一件以来 空を眺める事が多くなったが、今日は西の方に用事があったので、波子まで足を延ばす。
波子の海浜公園入り口から見た町の空は、夏の名残の入道雲と、秋のいわし雲のせめぎあいをしていた。しかし空は秋色だ。
相変わらず鼻の調子が悪い、目の調子も悪い。「目病み女に風邪引き男」と昔から言うけれど、花粉症は当てはまらないね、きっと!
私は百ぺん生まれ変わっても、花屋と政治家にはなれないなと、つくづく思う今日この頃です。(写真をクリックしてください。)

 さて。
地方紙の山陰中央新報も一面の題字が新しくなった。私もテンプレート新しくしてみた。郵便局も民営化で生まれ変わり福田新総理も空転していた国会で所信表明をした。
と言うわけだけど、この前から「どうしても許せない!」といきまいていた事がある。
それは高校の歴史の教科書から、沖縄戦で日本軍が住民に「集団自決」を強要したとの記述が削除されたと言うことだった。いくらそれを決めた時のスローガンが「美しい日本」政府だからといって、この様に歴史の書き換えが許されていいものか。
誰もが知ってるこれらの事実を、ちゃんと曲げないで伝えるから日本はいい国、先進国なのであって、それなら某独裁国のこと、とやかく言えた義理じゃない。
「教科書から軍の関与を消さないで下さい、あの醜い戦争を美化しないでほしい。たとえ醜くても真実を知りたい、そして伝えたい」この高校生のメッセージが心に響かない人がいただろうか?

今日の朝日新聞トップ記事に「削除見直し検討支持」と出ていた。
当たり前でしょう、当然でしょう。最近の官僚は何を考えているのかさっぱりわからん。文科省と教科書会社は、そんなガサツな無謀なことを平気で行い、戦争を肯定しようとしているか!と書きながら怒りが湧き出る。
以前に国語の教科書から、古典が消えた時も、算数の教科書で円周率が3になった時も同じように、怒っていたように思う私ですが。
そしてこれらを省いて「何がゆとり教育よ!」と叫んでいます。
こういうことだから、心が狭くなり、人の痛みや、他人を思いやる気持ちがうすれ、すぐ切れる、切れたんだから何をしても許されると言う子供が増えるんじゃないの?
と 怒ってみても所詮ごまめの歯軋りに過ぎないんですよね。

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