ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

いつも美味しい物ばかり。

2005年10月31日 | 頂き物

 

ワカナとイサキを頂いた。(例によってまたまゆパパなんです。)
ワカナは、ブリの子供だけど、ブリのように脂っこくなく、あっさりした味がまたいい。
もっとも私はブリも大好きだけど。イサキはお煮付けだよ。美味しい、美味しい。
血中のアルコール濃度が増えるにつけ、この小さな幸せが、この時間が、とっても貴重な物に感じて、いつまでもと一人思う秋の夜長なのである。

先日 @押上さんが、料理もさることながら、器がいいね、「器も味のうち」と言って下さったから、また違うのに盛り付けてみた。
実は 天国のパパの実家が、浜田市で小さな旅館をしていたので、(今は 立ち退きで跡形もない。)取り崩す時、私の気に入った器をすこしばかり、頂戴してきたのだ。色々入れては楽しんでいる。(旅館と言っても木賃宿に毛の生えたようなもの)

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新商売?

お昼に、変なカップル(私のもっとも嫌いなタイプ)が入ってきた。
女性の方は、立てひざでタバコをプカプカ。男性の方は、なよなよとタバコをプカプカ。木馬で唯一の正面から見えないボックス席。
イリコさんが、小声で言った。「あの二人見て!男の膝に女が頭のせている。」

この現場に出くわしたトンボが言った。「ここは、若者は入れんさんな。年寄りには刺激が大きすぎる。」
「ディサービス喫茶はどう?」「なに? それ?」
年寄りを相手に、朝迎えに行き、日がな一日木馬で、コーヒー飲んだり、映画みたり、お話したり、お弁当食べたり、そしてあんたらぁ二人で、何でも言う事を聞いてあげて、夕方送り届ける。介護保険で対応したら・・これははやるよ。」何を考えているのだろうね、今日一日が無事ならそれでよし、と呑気に暮らしているトンボは・・

しかし、待てよ。こんな話がと、笑ってはいられない。
今私は、一人暮らしではないが、確実に独りになり、老年は遠からずやってくる。皺も増えて、歯だってこのままではないし、目も見えにくくなり、記憶力は衰え、身体能力も急速に劣化する。

ずーっと前に中野孝次のエッセイで読んだ文を思い出した。老年はすべての時間が自分の好きに使える、今までどんな人も学生時代は嫌な勉強に時間を使い、社会に出てからは、組織や生活に時間とエネルギーを費やしてきた。
それが、24時間自分の思い通りに使えるということは、楽しみだと言うような文章だったように思う。

年を取ったら毎日を、本を読んだり、DVD を見たり、お酒を飲んだり、パッチワークをしたり、四季折々の自然の移ろいを愛でたり、そんな生活が出来るだろうか私には?

天の声が聞こえた。“これが腹が立つ、あの事も腹が立つ”と頂ものを、やけ食いして、もったいない、もったいないと、ナイフの切り口に付いたクリームまでなめる。そのうち糖尿病になり、高血圧になり、食いボケで、隔離されるような気がするわ!

 曇り 時々雨 午後すこーし晴れ間有り。19℃


大好きな大河ロマンではあるが、「ダーク・ブルー」をDVDで見た。

2005年10月31日 | 映画の事
「ダーク・ブルー」
監督:ヤン・スウィエラーク (2001年/チェコ=イギリス)
主演:オンジェイ・ヴェトフィ、タラ・フィッツジェラルド、クリシュトフ・ハーディック、チャールズ・ダンス、オールドリッチ・カイザー
、『コーリャ 愛のプラハ』の名スタッフが再び結集し、壮大な企画に取り組むスヴィエラーク監督を後押ししている。監督の父であり、『コーリャ~』の主演および脚本を手がけたズディニェク・スヴィエラークが再び脚本を担当と書いてあったので、見てみる気になる。

第二次世界大戦前後が描かれている。
チェコスロバキア軍のパイロットが、彼らの飛行機や基地をドイツ軍に接収されてしまった後、イギリス軍に参加してドイツと戦う、というもの。
フランクとカレルは仲の良い兄弟みたいな仲間であり親友。この二人に一人の女性が絡み、心が離れてしまう、しかし最後カレルは自分の命と引き換えにフランクを救う。

ジプリ推薦とか、書いてあったし、チビちゃんが見ろ見ろというから見たんだけど、う~んどういったらいいんだろう?

好きな大河ロマンではあったが、ただ やはり何時の時代も どこの国でも、戦争は残酷無残な物でしかない、今この地球で一番してはいけないことだということが、再確認された映画だった。

主人公が(ロバート・デニーロくずれの)可愛がっていた犬これが最高の演技だったなぁ。
 
私的には☆☆☆です。悪くもなし、かといって凄くよかったと言うわけでもなし、・・