もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

子どもの現在を考えて子どものイベントをしよう

2009-09-05 | Weblog
アクティブシニアカレッジのフォローアップ研修会。
テーマは「市民活動とこどもとの関係」つまり、子ども向けのイベントをしようと思っても、思ったように人が集まらない、広報の方法がわからない、こどもとどうつきあったらいいかわからない、などの課題が、交流会のなかででてきて、それについて、講師の栗木先生のアドバイス。

まず現在の子どもの状況を知ること、なぜそうなったかを知ること。などがあげられた。栗木先生の3つのポイント。
1 子どもの集中力が弱くなっている
2 話を聞けない子供が増えている
3 軽度な発達障害を持つ子どもが増えている

そしてその傾向と対策
1 最初から最期まで説明するのではなく、段階的に話をしていく。ひとつできたら次というように、具体的に完結に
2 耳だけから話を聞くということが少なくなり、ビジュアルな情報やワンフレーズの情報などになじんでしまっている。だから、それを逆に利用することも必要。
3 子どもの集団には、かならずそうした子どもが参加しているという前提で、そのサポートなども考えていくこと。

たとえば、大人がいいと思って企画した、刃物を使った竹細工教室に人が集まらない。
竹細工ではなくて、何を創るか、広報の段階で明確に分かるものがいい。
今流行のものは何かなど、いろいろなところから情報をとることがヒントになる。

なるほど、この話は、行政の人、特に子どものイベントにかかわる人にきいてもらいたかったなあ。たとえば、もうすぐ完成予定で、9月議会に提出される予定の、別所ふるさと交流館のスタッフの方々や子育て支援、市民協働のかたがたにも。