全国から次次メール届いています。以下の文章も、東京から寄せられました。転載させていただきます。
当市長が、まだ議会も経ずして、佐賀・東京で記者会見を
したのは、彼特有の思考の仕方があるのでしょうか。それともー。
彼の会見以来、朝夕に武雄市のHP、ブログを確認してますが、
昨年10月以来の教育委員会や市議会の議事録を読む限り、
「ツタヤとの提携」という議決はなにもなされていません。
ところでー
「みんなの図書館」(2011年10月号・図問研)を改めて読んで
いましたら、13年前、山陽小野田図書館を造られた田戸義彦氏の
講演要約図書館は生きている」の一文「が目に留まりました。(2011/3/19講演)
6ページにわたる文章で、参考になるところが多々ありました。
勉強になりました。少しだけご紹介します。
ー「民間会社」はボランティア団体とは異なり利益を得ることを
目的に設立されるものです。入札により、より安い業者に運営を
任せ、図書費や管理費に差が無いとすれば利益を生み出すのは
人件費です。
アルバイトのような安価な給金で雇用される職員が多数を占める
ことになり、ファーストフードやコンビニのような運営形態が生まれます。
最初こそは「みんなニコニコ、職員も若くなって、感じもいいじゃないか」
という市民の反応が聞かれますが、落とし穴はその先に待っています。
行政との間で決められた枠内で運営されるのですから、待遇はあがらず
優秀な館員は限界を感じ取ってやめ、長年勤める人はいなくなります。
そのために、ノウハウの継承が行われず「無料貸本屋」としては継続
できても「図書館」として成長することは困難になるのです。
これらの仕組みは、実は「生きている図書館」の成長する未来を奪う
仕組みであることが理解されていないのです。-
他にもご紹介したいところもありますが、今回のことにも通じますね。
樋渡武雄市長は、いくつもの議会での手続きを無視した上で、突然
記者会見をしています。しかし、私は、もともと「教育委員会」メンバーで
後押しする委員がいたのではないかと過去の議事録から感じました。
樋渡市長は貸出情報についても、「なんでこれが個人情報だ。」と言い、
さらに、提携するCCC担当者(ツタヤ)は「マーケティングでデーターベース
として(貸出情報を)使用するということは有り得ると思う。」と回答して
います。私は、これで莫大な利益を得ようとして、全国展開の足がかりと
して、武雄市に目を付けたんだろうと思っています。
5月23日に、武雄市「教育委員会・5月定例会」ということで、たまたま
あちら方面に行く用件がありますので、ついでに傍聴して来ようと
思っています。どんな雰囲気なんでしょう?
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