大阪万博記念公園にある、「大阪国際児童文学館」。わたしも何度か行ったことがありますが、その豊富な資料と、専門の研究員のいる児童文化の拠点として、他にはない魅力がありました。そこにある資料のベースになったのは、児童文学研究者の鳥越信氏が鳥越アピールとして
寄贈先を呼びかけ、他の候補地もあるなかで、大阪が選ばれ、その後、あり方検討委員会や建設委員会などを経て児童文学館という形になったようです。
今回の裁判は児童文学者の鳥越信氏などが、もともと無料で寄贈した児童書などの資料を『寄贈資料返還裁判」です。
今回の証人調べの裁判では、原告側に、当時鳥越氏とともに、その創設にくわわった向川幹雄氏、被告側から、当時の教育長之枡居孝氏が証言台に立ちました。
大法廷の傍聴席100人の席がいっぱいになり熱気であふれていました。ほとんどは、原告側を指示する、こども文庫や児童文学の関係者のように思いました。
この証人として、原告側は、廃止の決断をした知事の橋下氏を証人として要請していましたが、現在では認められず、鳥越氏も体調不良のため欠席となりました。
論点は、図書館と児童文学館とはどうちがうのか、なぜ図書館に移転ではだめなのか
児童文学館をどう位置づけるか。
児童文学館を作ることを決断したのは誰なのか、そして廃止することを決定したのは誰なのか
そして、現在図書館に移されて、保存活用するのが、本来の目的にあうのか、契約時の保存や活用を保証できるのか、
本来の目的ではないので、返還の要求する妥当性があるか
ということだと思います。
裁判では双方の代理人である弁護士が、かなり詳しい突っ込んだ質問を証人にぶつけて、緊迫したものになりました。
傍聴していて感じたのは、我が市の文化行政のことです。
現在計画されている、歴史博物館と図書館の移転。どちらも重要なことであり、どのように検討され実施されるのか、だれが最終的な責任を負うのか、ということです。
これからどのような展開になっていくのかまったく分かりませんが、十分な検討と計画と市民の合意がなければ、成功するとは思えません。
まったく、検討もないまま、市民アンケートをだして、その結果で強引に進めようとするなら、10年後20年後先を見越した計画にはならないと思います。
今日の改善会議では、図書館の運営も、あげられています。
どのようなろんぎがでるのか、注目していきたいところです。
寄贈先を呼びかけ、他の候補地もあるなかで、大阪が選ばれ、その後、あり方検討委員会や建設委員会などを経て児童文学館という形になったようです。
今回の裁判は児童文学者の鳥越信氏などが、もともと無料で寄贈した児童書などの資料を『寄贈資料返還裁判」です。
今回の証人調べの裁判では、原告側に、当時鳥越氏とともに、その創設にくわわった向川幹雄氏、被告側から、当時の教育長之枡居孝氏が証言台に立ちました。
大法廷の傍聴席100人の席がいっぱいになり熱気であふれていました。ほとんどは、原告側を指示する、こども文庫や児童文学の関係者のように思いました。
この証人として、原告側は、廃止の決断をした知事の橋下氏を証人として要請していましたが、現在では認められず、鳥越氏も体調不良のため欠席となりました。
論点は、図書館と児童文学館とはどうちがうのか、なぜ図書館に移転ではだめなのか
児童文学館をどう位置づけるか。
児童文学館を作ることを決断したのは誰なのか、そして廃止することを決定したのは誰なのか
そして、現在図書館に移されて、保存活用するのが、本来の目的にあうのか、契約時の保存や活用を保証できるのか、
本来の目的ではないので、返還の要求する妥当性があるか
ということだと思います。
裁判では双方の代理人である弁護士が、かなり詳しい突っ込んだ質問を証人にぶつけて、緊迫したものになりました。
傍聴していて感じたのは、我が市の文化行政のことです。
現在計画されている、歴史博物館と図書館の移転。どちらも重要なことであり、どのように検討され実施されるのか、だれが最終的な責任を負うのか、ということです。
これからどのような展開になっていくのかまったく分かりませんが、十分な検討と計画と市民の合意がなければ、成功するとは思えません。
まったく、検討もないまま、市民アンケートをだして、その結果で強引に進めようとするなら、10年後20年後先を見越した計画にはならないと思います。
今日の改善会議では、図書館の運営も、あげられています。
どのようなろんぎがでるのか、注目していきたいところです。
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