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もんく [マレーシアで働いて13年→2022猫を連れて日本]

エイリアンに溶かされたフライドチキンの残骸摘出

今日は大変な事が起きた。最初に言っておくと問題は良い方に解決している。

お昼少し前にキャサリンさんが近所のスーパーに行ってお昼に食べようとフライドチキンを買ってきた。2個入りで大きかったので1つづつ食べ始めた。

食べ始めてすぐにキャサリンさんが大事で何か叫んだ。そ、そ、外にオオトカゲが...!



オオトカゲなど、まあここで見るのは珍しいがマレーシアならどこにでもいる。よく道路で轢かれているし、仕事場の工場の周りでは毎日見る。そんなに大声で叫ばなくても。どうも心配なのはそのオオトカゲの歩く先、つまり隣の家の車停めに寝ているきなこの事だったとか。それも別に心配はない。トカゲは大きな猫なんて襲わない。


さて、その次に起きた事が問題の本番だ。キャサリンさん、フライドチキンを食べて骨まで飲んでしまって食道につかえてしまったらしい。首の右側あたりの内側が痛いと言う。魚の骨ならご飯を飲み込むと取れるので、ご飯代わりに食パンでやってみたがダメ。ゲーゲーしたり頭を下に向けてゴホゴホしてもダメ。

だんだんイライラしてきて早く保険屋に電話しろと怒る。怒るは良いが、近所のクリニックへ行けば保険は後払いでも良いだろうに、とりあえず行けば。と思うが、キャサリンさん引き下がらず。なので保険屋に電話してキャッシュレスでできる街の大きなホスピタルを選んだ。

最初に喉までの内視鏡で見てまだ奥らしいと言う事で、レントゲン、その後に笑気ガスで胃カメラのようなので取り出すと言う。その前にPCR検査をしろとも。PCRして待っていたら、結果が出る前にレントゲンの方へ行って良いと言うので行って撮る。確かそこで待ってろと言ったよなあ....じゃなかった。何と、入院の手続きの窓口へ行けとか。

なぜ?

行くと待てと言う。保険会社と窓口での承認とで時間がかかるとか。が、待てと言う窓口の担当もドクターのところの係の人も、午後5時で帰ってしまう。わずかにいる人に聞くとこれ以後は救急窓口だからそっちへ行けと。

は?なぜ?あそこで待てと言ってたのに。

仕方ないので行くと、入院する部屋の説明をされる。

入院?なぜ?と言うとドクターを呼んでくれた。入院だと。そして深夜に摘出をすると。わけがわからないのでキャサリンさん、食ってかかる。が、仕方ない。入院になった。


後でよく考えると、マレーシアの保険はだいたい病院に一定時間以上いないとお金が出ないと言うのがあるそうなので、ドクターはそれを考慮して無理矢理一晩かかるように計らったのかも知れない。病院に入ってドクターに診てもらったのがあらかた午後3時だから、5時までに帰ってしまうと3時間もいない事になる。

まあ、と言うわけで、後からメッセンジャーで送られて来たのは、エイリアンに溶かされた何らかの生物の残骸写真だった。

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