もんく [とある南端港街の住人になった人]

0531 KL 2

本屋さんを見に行ってみた。
クアラルンプールのこの地区は大きな街なのにそれほど本屋さんは多くないらしい。大きな書店はまだ1つしか見つかっていない。大きくないが建築専門の書店はそれとは別にあった。

どちらも日本の書店よりビジュアルに訴える本が多いようだ。本の装丁は綺麗だし大きいものが多いし中身に写真が多い。建築書などは文字で論じるものより写真集のようなのが多い。そして出版の古い本が少ない。なぜなら少し前の本はその場でバーゲンに供されてしまうからだ。だから本の種類も日本ほど多くはないように見える。

ほとんどの本が英語の本だ。雑誌から何からマレーシアで出版されているものまでほとんど英語の書籍で、マレー語で書かれたものは特別な棚が用意されているほどだ。それだけ英語で生活できる国なのだろうと思った。

ただ、トイレの落書きはマレー語だった。




Giantスーパーマーケットにヤードレーの石鹸が売られているのを愛妻が発見した。ヤードレーはイギリスの石鹸で業績不振からアメリカのWellaに買収されてから日本に輸入されなくなってしまった。以前は確かタイでも生産していて東南アジアなら買えたが今はほとんど見つけることができない。たまにマレーシアのインド系の店などにあることもあるが、今回のようにフルラインアップで売られているなんてとても珍しい。さすが元英国領。



ネットブックが日本でも40万台売れているとニュース記事にあったが、その衝撃はマレーシアのような国の方が大きかったかもしれない。KFCに来ている高校生でもちょとした個人商店のお兄ちゃんもけっこう持っている。ノートPCが20万円した時代では考えられないほど街で見かける。

LowYetPlazaのようなパソコンや携帯電話などを売っているモールでもネットブックが多く売られている安いので1000リンギット~1500リンギットまで。一番売られているのが台湾Acerのものらしい。その他MSIなど台湾のものが多い。続いてHPやDELLが多いようだ。日本の物は東芝とソニー(ソニーは安いのは売っていない)あまり無い。

売り方の違いが国によって違うのが面白い。台湾は秋葉原の小さなお店のようなところで現地の制服を着ていない人が売っている。それも大量で、名より実の戦略らしい。HPやDELLは韓国のSAMSUNなどと同じで小さくてもちゃんと看板のある店舗を所々に構えている。日本メーカーはなぜか看板やポスターだけが目立っていて、本当に物があって売られてるのかよくわからないように感じる。昔のアジアはどこでも日本製品が一番目立つところに置かれていたが、今は違う。ブランドで勝負ではもうダメなのかと思われる。日本の営業マンはこのあたりを彷徨いてちゃんと売ろうとしているのだろうか?それともそんな必要は無いのだろうか?
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