だから日本への送金とか日本国内の送金なんかもそのネットワークに入るのはすぐかなぁ、と思っていた。が、いつまで経ってもそうならない。おかしい。なぜだ?と思っていたところ、こんなニュースが検索で出て来た。

銀行間の送金手数料 半分に引き下げへ | NHKニュース
【NHK】お金を振り込む際に銀行に支払う手数料が安くなる可能性が出てきました。銀行どうしを結ぶネットワークシステムの送金に伴う手数…
NHKニュース
「全国銀行資金決済ネットワーク」と言う組織があって、それを使って銀行間送金をしているようなのだ。その「全国」と言うのは全日本と言う意味で全世界って事ではないだろう。そして指摘されて半額程度に下げると言う。「指摘されて」だ。じゃ、それは言われないとやらないのか? そして言われたら半額にしてもその組織は維持できるのか? どう言う事だ? さらに半額にしろと要求したらできるんじゃないのか? どうなんだ?
そんな事している間に世界にはチャレンジャーバンクがいくつもできてきて、そこにいくらでも預金できて、そのマルチカレンシーキャッシュカードで世界中どこでも物やサービスが買えるようになってしまう。つまり日本の銀行にはお金を置かなくなる。ネットで情報集めている人ほど、そして大きなお金を持っている人ほどそれをどんどん使うだろう。しかも、今日本円を大量に現金で持つ事が大きなリスクと言われる時代になっている。
おい、これで大丈夫なのか日本の銀行!
でも、中国とアメリカの経済紛争があって、シンガポールは中国寄りになるリスクが高くて香港はもう中国になった今、アジアの金融センターになるのに日本は最も有力な場所のはず。今はまだ、と言う注釈付きだが。
おい、これで良いのか日本の銀行!