地球に夢中研究所

肺ガンIV期。自身のガンを治しつつ、世界の人々の健康への貢献を目指す、「地球に夢中研究所」代表 太田和廣の日記。

漢方の素晴らしき世界(4)「脾」

2011-12-16 23:39:30 | 健康
「漢方なからだ」、更に読み進め、「脾」にも問題があることがわかる。
漢方で言う「五臓」、つまり、心・肝・脾・肺・腎は、現代医学のそれらとはずいぶんかけ離れているが、中でも「脾」は現代医学の「脾臓」とは全然異なる。
ごく簡単に書くと、胃腸全体の象徴のような、そんな印象をうけた。
(漢方の専門家には違うわい、と怒られそうだけど。)

で、その「脾」に問題があるというのは、胃腸に問題があるということだ。
思い当たること、たくさんある。
京橋・井上漢方の井上先生の見立てでは、内臓から咳が来てるのではないか、というような話だった。
以前から、なにかストレスがかかるたび、変なものを食べては、おなかの調子を悪くしていた。
変なものと言っても、普通に外食のメニューだ。
それでおなかを壊すというのは、調子悪すぎる。
最近では、化学合成塩(多分)を使ったせんべいを1枚食べたぐらいで咳が出たりすることがある。

なぜ「脾」を悪くしたか、考えてみた。
すぐに気がついた。
まずは、放射線&抗がん剤治療。
まあ、それは仕方がない。
問題はその後。
正しい食事の基本は、「腹八分目」だ。
やれ、玄米だ、肉なしだ、塩分控えめ、砂糖なし、野菜たっぷり、などと叫んでて、一番大事なことを忘れてた。
なんせ、最初のころは、まさひろよりも食べれなかったので、たくさん食べようと必死だった。
その流れのまま、今日に至ってしまった。

最近、朝方、咳き込んで目が覚めるようになってしまった。
ただ、普通ならこうなると蓄膿がどばっと出て抗生剤の出番となるのだけど、ケイガイレンギョトウが効いてるのだろうな。
たいしたものだ。

思えば、ひところ、人の2倍も食べていて、せっせと癌に栄養を送り続けていた。
漢方薬を飲み始めて、目が覚めて、人並みの量に収めるようになった。
そこで一度漢方に助けられた。
そして、今回また、「漢方なからだ」で、「腹八分目」に目覚めることが出来た。
またまた漢方に助けられたなあ。

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