変通星について（財星～官星）

食傷から財星が生じます。
食傷が青少年の様な星ならば財星は20代～30代ぐらいの年齢の星（変通星）ともいえます。
結婚して家庭を築いて子供を得る年代の頃ともいえます。
子供を生んだ頃の女性をイメージすると分りやすいかも知れませんね。
優しさがあり、家庭性もあります。
また、家族を養うためにお金も必要です（偏財＝流動の財）。
そして、頭金を貯めてマイホームを持つ時期でもあります（正財＝固定の財）。
財星に関しては、8/9 記載の財星を参考にして下さい。

財星の次に表れるのが官星（偏官・正官）です。
年の頃は40代～50代の中年期の働き盛りに似ています。
財星の年代は、自分や家族の為に仕事をしますが、官星になると部下の見本となって自分が先頭に立つ必要が出てきます。
社会性が強くなり、責任感も増し、行動する時期といえます（偏官＝現場の責任者）。
そして、社長になると、自分の会社が社会の中でどの様に貢献すべきかを考える様になります（正官＝襟を正す）。
正官には社会性・責任感・ルール等があり、良い正官を持った人は自分を律することが出来ます。

女命の場合では、正官は夫ともいえますし、
男命の場合は、子供（男の子）という意味もありますね…。
命式に良い正官があると嬉しいですね…。
また、月上に偏官がある女性は、夫の代わりに働く人も居る様です。
偏官が中心星にある人は、印綬や食神で抑えると偏官の良さが出やすいと言われています。

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