新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

同じ干支が重なる(反言)

2017年03月15日 | 今日の出来事
同じ干支が重なることを反言(はんごん)といい、特に日柱と同じ干支が行運に繰り返して現れることを『日柱反言』と言います。「反」は「繰り返す」で、「言」は「干支」ですね…。

『日柱反言』は必ず比肩となり、同じ比肩の行運よりも強い比肩となり、突発的な出来事や通常では考えられない様な出来事が起こる場合も多い様です。
また、大運で反言になるのも嫌ですが、流年の反言も急に様々な事が起る場合が多い様です。

人間を植物で例えるなら、比肩は冬の様な時期ともいえますが、日柱反言の比肩は大寒波の様なものかも知れませんね。…… 比肩(冬)の時期は植物は萎びますが、大寒波の場合は凍り付いてしまいます。

勿論、命式によっても違いが出ますが、日支の十二運が胎よりも弱い場合や、命式中に官星が弱い場合は注意が必要かも知れません。

日柱反言は、強い比肩が財星(宝)を壊しますので、大切なものが尅される場合もあります。
宝=大切なもの(健康・人間関係・財産)ですので、それらが強く尅される傾向があるとも言われています。

反言と言っても、命式や家族や生き方によって違いが出てきます。
私の知り合いのAさんに「何かなかった?」と聞きましたら、特に嫌な事はなかった。と、言っていましたが、そういえば、「風邪を引いたら、3か月ぐらい治らなかった」という程度の人も居ました。

・昨年の干支は丙申、昨年は日柱:丙申の人が反言でした。
・今年の干支は丁酉、今年は日柱:丁酉の人が反言です。
・来年の干支は戊戌、来年は日柱:戊戌の人が反言です。比肩(土)が固まる命式は比肩(墓)ですね…。

楽しい記事ではありませんが、反言の年は無理な事はさけて下さいね。
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コメント (12)
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