新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

変通星の良い面と悪い面・・・はじめに

2012年03月28日 |  四柱推命(変通星の意味)
星には男性的な星と女性的な星とがあります。
男性的な星の特徴は主体的で社会性や職業性の運気が強い傾向があり、
女性的な星の特徴は対象的で優しく仕事よりも家庭や子供を守り、平和を好む傾向が強くなります。
本来は男性には男性的な星が望まく、女性には女性的な星が良いとされています。
最近は、女性でもキャリアウーマンとして活躍している方が多いですが、この様な女性は、男性的な星を持っている場合が多いです。

(男性的な星)…比肩・劫財(敗財)・傷官?・偏官・正官
(女性的な星)…食神・偏財・正財・偏印・印綬


変通星を人間の一生に当てはめて、その意味を表現した場合(●は凶星、○は吉星と言われている)。

●比肩星(劫財・敗財も含む)…生まれたて~幼少の頃…比肩には我という意味が強い。小さい頃は自分のことしか考えられない傾向がある。(胎中から分離)

○食神…中学生ぐらいの頃で、ほのかな恋愛感情が芽生え始めるころ。

●傷官…ハイティーンの難しい頃。感受性も強く反抗しやすい時期でもある。多感な難しい時期でもある。

○偏財…社会に出て就職し妻を得て家族の為に一生懸命に働き始めたころ。遊びもお金も…。

○正財…子供も多くなり、マイホームを作る年齢になりました。

●偏官…妻や子供の為に働くのは勿論ですが、自分の部下の指導にも意識を持つ時期です。

○正官…会社の役員や社長になり、社会的な責任が問われる時期。襟を正す。

●偏印…一線を退き、退職して趣味や好きなことが出来る時期。歳をとり病気になる人も居る。また人生を考え宗教心も強くなる。

○印綬…歳を取り、内面を見つめたり、趣味を楽しんだりしやすい。コツコツ研究してきた方は評価される場合もある。


●比肩…魂が肉体から分離し、霊界へと旅立つ。

変通星を季節で表すなら…比肩星は冬運です(赤ちゃんの頃は誰も世話をしてくれねば死にます)。食傷星は春の運気です…恋をしたり感情的になったり。少し青いですね。そして、財星は20~30代の働き盛り。官星は40~50代の社会に責任を持つ中年期ですね。また印星は65歳以降の深く広い思考ができる年齢です。身体は老化しますが、心は熟してきます。
人は60年で60干支の運を全て味わいます。一廻りりですね…

次回は比肩星と吉面と凶面を書きます。

新栄堂

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