おんにょの真空管オーディオ

趣味などのよしなしごとを思いつくままTwitter的に綴っています。

オシロの方形波観測で位相補正を決めてはいけない

2016年12月15日 | 真空管アンプ
本家拙ブログの記事に書いたけど、オシロの方形波観測で位相補正を決めて
はいけない。
周波数特性の高域が-6dB/octで落ちていないとピークやディップが無くても
オーバーシュートやリンギングが生じる。
私の拙い経験では、OPT付の真空管アンプが-6dB/octで落ちているものに
当たったことがない。
また、肩特性がベッセルよりバターワース的だとオーバーシュートや
リンギングが出やすくなる。
むしろ周波数特性を調べてピークが認められたらそれを位相補正でどうするか
考えたほうが良い。そしてその位相補正は聴感に影響を与えるものなので、
方形波が入力に近い状態になるようにすると大抵やり過ぎになってしまう。
弱小ブログで勝手なことをほざいていると思ってもらえれば結構、でも
上記のことは頭に入れておいたほうが良いと思う。
コメント
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