PCL83シングルミニパワーアンプ

長島氏が無線と実験2017年1月号に発表されたPCL83シングルミニパワー
アンプに興味があったのでちょっと調べてみた。
PCL83は12AU7と6AQ5の2ユニットを1本に封入したような3極5極複合管だという。
ネットで検索した限りでは、類似管にECL83とUCL83があるらしい。
ってどれも入手困難なのでは？
おそらく記事中に入手方法が書かれていると思うけど、私なら6C4と
6AQ5で製作するかなあ？これなら真空管が4本になって賑やかだし。
12AU7を使うと6AQ5のほうが7ピンMT管で細いから、出力管が華奢に
見えてしまう。
6C4のヒーターは6.3V0.15A、6AQ5は6.3V0.45Aで計0.6A、東栄P-185Bには
ヒーターに6.3Vタップがあるし電流容量は0.9Aだから大丈夫。
3極管のμが70程度の複合管なら種類がたくさんあるんだけどね。
しいて挙げるなら6AB8がμ=17.5だけどこれはカソードが共通だから…。