TU-8500

エレキットから真空管プリアンプキット、TU-8500が発表された。
画像の無断引用はまずいので、コチラをご参照。
イコライザーはOPアンプによるCR型で、フラットアンプ部は12AU7
となっている。12AU7が2本だからチャンネルあたり1本。
差動アンプなのか2段増幅なのかわからないけど、TU-875のように
両チャンネルを1本の12AU7で増幅するとクロストークの悪化がある
ので対策したのだろうか。
じつはコレ、フロントパネルを見て試作品だと勘違いした。
だってそうでしょう。レタリングが一切無いから。
というのは間違いで、天板にレタリングが入っている。
TU-8200と2段重ねにした写真も発表されているけど、そうすると
レタリングが見えなくなってしまう。
わざとそうすることによって、シンプルさやクリーンなイメージを
狙っているのだろうか。

ヤフオクで3B7

ヤフオクに3B7が出ていたのでまた落札してしまった。
当初はシングルアンプの予定だったがプッシュプルのほうが良いと
思い、追加のタマを探していたところ。
これで8本揃ったので、うち4本を使ってプッシュプルアンプを組もうと
考えている。
3B7はどうもグリッドをプラスまで振らないと出力が出ないらしいので、
マイブームのAB2級でやってみたい。
最近は電池管が面白くて5A6とか3A5とか4P1Lとかのアンプを作ったり
している。電池管はフィラメントの明かりが見えない(見えにくい)
のが難点だけど、これらは全て直熱管だから良い音のするアンプを
組むことが可能だ。

プッシュプルアンプのDCバランス

DCバランスをB-P1・B-P2で完璧に揃えると音が良くなるらしいのだが、
私はそういう経験をしたことが無い。
ということは、DCバランスが狂ってくると音が悪くなることを意味する。
つまり、そういうことを聞き分けられる人は、例えば右チャンネルの
音が悪いぞ！などと指摘できるわけだよね。
プッシュプルのOPTはDCバランスが狂うことでインダクタンスが低下し、
低域の特性が悪くなるのはわかる。だがそれを聞いて判断できれば
大したものだ。

カスコード＋エミフォロに適したトランジスタ

サトー電気・鈴商でカスコード＋エミフォロに適したトランジスタを
探してみた。Vcbo・Vceoが230V以上、hFEが100～150前後がめやす。
あと条件として実装しやすいこと。

2SC4793   Vcbo 230V Vceo 230V hFE 100～320
2SC5174   Vcbo 230V Vceo 230V hFE 100～320
2SC3503   Vcbo 300V Vceo 300V hFE  40～320
2SC4001   Vcbo 300V Vceo 250V hFE  60～320
2SC3790   Vcbo 300V Vceo 300V hFE  40～320
2SC4544   Vcbo 300V Vceo 300V hFE  30～200
2SC3209   Vcbo 300V Vceo 300V hFE  60～250

これらはいずれ絶滅するだろうから自分で使う分は確保しておくつもり。
いよいよ見つからなくなったら光南電気に聞いてみよう。

45・46・47

45を1本劣化させてしまったので、ヤフオクを見ていると1本5,000円位から。
ついでに類似球はというと46は4,500円から。更に、47は2,000円から。
これらは全て直熱管。47は直熱5極管だが、三結にしたらどうなんだろう。
気になって仕方がないが、こういうのに手を広げるとトランス代が嵩んで
仕方がない。
見ているだけならタダだけど、ついつい入札してしまったらまずいので
気にしないことにしよう。