おんにょの真空管オーディオ

趣味などのよしなしごとを思いつくままTwitter的に綴っています。

配線の太さと情報量

2016年12月09日 | 真空管アンプ
昨日の拙記事の目的を書くのを忘れていた。
真空管アンプを製作しはじめた頃は、配線をとにかく太くしないと
信号が減ってしまうのではないか、よく言われる情報量が足らないと
なるのではないかという不安があったんだよね。
2A3のフィラメント配線にしてもAWG18で配線したらソケットに2本の
配線が挿さらない。撚り線は導線が太いととにかくやりにくいし取り
回しに苦労する。
導線の太さ云々よりも取り回しでノイズやクロストーク量が変わり、
それを意識するようになってからは太さは流す電流値で決めるように
なった。
情報量を配線の太さが支配的であるとすると、プリント基板なんて
膜厚が薄いからいくら幅を広くとってもAWGに換算するとAWG28とかの
値になってしまう。極細だ。
即ちプリント基板は情報量が少ないし手配線は情報量が多いという
結論が導き出されるけどそんなことは無いよね。
LSIなんかサブミクロンだから情報なんて無くなっちゃうよ。
CDプレーヤーの信号処理にLSIが使われていたら情報が失われて信号が
出てこないの。そうなったら大変だ。
コメント
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