遥かなる想い

いつもしみじみ系のフォークソング弾き語りで難しいところを繰り
返し練習しているんだけど、はっきり言ってつまらない。
たまにはコードのストロークで明るい歌をやりたいなあと思った。
遥かなる想いはかぐや姫の曲で、やってみると思いきり楽しい。
ただ1つ、E♭dimというコードが出てきて今まではスルーしていた。
それはBm7-5の指をそのままの形で移動させたみたいなコードだ。
たった1回のためにそのコードを覚えるかどうか。
以前練習したことがある曲だからある程度できるし、復習してみるか。

違い

才能のある人
難しいフレーズがあったら、こうすればいいんじゃないの？で
やってみる。あ、できた。
ここにこんなの入れたらいいんじゃないの？やってみたら良い
ので採用。
この繰り返しで進んでいくから進歩が早いし上達していく。

才能のない人(私)
難しいフレーズがあったら愚直に練習、いつも失敗するが練習
を重ねていけばできると思っている。
覚えたフレーズができることが最終目的になり、アレンジとか
全然思いつかない。
練習を重ねてもうまくならないし、すなわち上達しない。

自分のやりたい曲

突き詰めると曲の各パートを自分で演奏したものを録音し、それを
重ねることで1曲として完成するのが一つの方法であるようだ。
でも私がやりたいのは弾き語りなので、それを録音するより演奏す
る行為自体を楽しみたい。
録音したものって、演奏のどの部分が良くないか確認するのが主体
なんだよね。だからアラ探しするようなことはしたくないし、自分
の演奏を聴いて楽しむことはできない。
グループを組んで演奏することは、そのうちの誰かがやりたい曲を
演奏することになり、自分の本当にやりたい曲とは一致しないこと
が多い。そうやって不満が溜まっていく。

BmやCmとか

BmやCmのアルペジオでベース音を最初に鳴らすには、セーハする
人差し指で5弦を先に押さえる必要がある。
単にストロークなら押さえるのが遅れてもわかりにくいのだが、
アルペジオだとベース音が鳴らないのでは困る。
わかってはいても、ギターを手にしてから20年以上、他の3本指の
位置を先に押さえてから人差し指をセーハする癖がついていて、
どうにもならない。人差し指を先にセーハすると、他の3本指の
ポジションが決まらずにずれてしまう。困ったものだ。
ギターを手にした当初、そういうのを指摘されれば直していたん
だろうけど、人差し指のセーハを先にする練習を始めたところ。
もうなんか超初心者のように指が決まらない。
果たしてできるのか、それとも指の形を作ってから全部の弦を
押さえるか。
なんだか年間計画のような気がしてきた。

もっと簡単に

私の演奏寿命はもう10年を切っていると思っている。
演奏寿命が尽きる頃までには体が老化していくし、だんだんできなく
なっていくに違いない。
実はある曲のイントロを毎日何回か練習しているが、いまだに上手く
弾けたためしがない。もう4年以上になる。
私にはギターの才能はないので、練習していけばできるようになる
と考えるより、もっと簡単なフレーズに変更したほうがよいのでは
ないか。要するに言われたとおりのことしかできない。
弾き語りは歌が主体だから、あまりギターに意識を取られたくないん
だよね。