おんにょの真空管オーディオ

趣味などのよしなしごとを思いつくままTwitter的に綴っています。

自分の音が一般的に通用するか

2017年04月30日 | 真空管アンプ
自分で製作した真空管アンプを外に持ち出して聴いてもらう場合、その音色
が一般的に通用するのか、それとも独りよがりの音なのか。
私のように第三者である妻に聴いてもらうとバイアスがかからない音で判断
できるから良いかもしれない。自分が気に入った音でも妻にダメ出しをされた
ことがある。
広い会場で大音量でデモする場合、大抵はそのアンプの最大出力で聴くこと
になる。クリップした時の音がどんな感じなのかはアンプ毎に異なるから、
その時の音から逆にクリップしない最大音量まで上げることになる。
大出力アンプならクリップまでの余裕があるので気にする必要はないだろう。
ただクリップした時の音は耳につきやすいから、その音がそのアンプの音色
だと判断される恐れがある。
数多くの真空管アンプを聴いている経験豊かな人なら小音量でも音色の
良し悪しを聴き分けることができるが、一般的にはどうなのかというと
おそらく難しいだろう。
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基板の発注

2017年04月29日 | オーディオ
ある回路を組むのにCADで基板のレイアウトデータを作成し中国へ発注、
SMDを顕微鏡で実装というのがアマチュアでも一般的になりつつある。
私なんか老眼だからユニバーサル基板にディスクリート素子を組むだけ
で精一杯だ。
基板のレイアウトはアナログだとGNDの取り回しやインピーダンスに
注意する必要がある。そういう知識無しにレイアウトしてしまうと
後でノイズや特性未達に悩まされることになる。発注して作った基板
はそのへんの修正が困難で、また基板を発注することになってしまう。
ユニバーサル基板でもやはり修正は難しく、ランドが剥がれてしまったり
する。
真空管アンプなら特に大規模なディスクリート回路を組むことはないので
立ラグや平ラグがラクだ。ただICを使う場合には困難なので基板を使う
ことになる。
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Amazonで6550

2017年04月28日 | 真空管アンプ
Amazonで扱っているとはいっても実はヴのつくあの店だったりして、
と思っていたら違うんだね。
過電流を流しちゃったから1本だけ予備に購入したいと思ったわけ。
やっぱりペアチューブならある程度バイアス電圧が揃っているだろうし
安心できるけど、私のアンプは独立でバイアス調整するから問題ない。
やはりペアチューブでないとgmがバラつくのだろうか。
こういうオーディオ球は購入経験が殆ど無いからわからない。
コメント (2)
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赤熱したタマは交換?

2017年04月27日 | 真空管アンプ
一部の送信管を除けばプレートが赤熱するのは異常な状態だ。
私の場合は6550をノーバイアスでほのかに赤熱させてしまったわけだけど、
バイアスが浅くなり(電流が流れにくい)、カソード電流がふらついて安定
しなくなった。おそらく寿命もかなり縮んでしまったものと思われる。
もう単純に新品と交換するのが良さそうだが、自分の使い方からすると
次々に取っ替え引っ替えアンプを交換していくので1台あたりの稼働率が
低い。
やはり過電流を1度でも流したタマは新品と交換し、そのタマは予備に
回すのが妥当なのだろうか。でもちゃんと音は出るし実使用上は問題ない。
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真空管の動作温度とハンダの融点

2017年04月26日 | 真空管アンプ
放射温度計で動作中の6550の温度を測ってみたら最高が大体140℃くらい。
私が使っているスズ60%、鉛40%のハンダは融点が183℃~190℃となって
いてあまり余裕がない。
今まであまり意識していなかったけど、真空管ソケットへのハンダ付けは
チョン付けを避け、引っ掛けるか絡げるほうが良さそう。
アンプの動作中にハンダが溶けて配線が外れたなんてあまり聞かないけれ
ど、真空管を過酷な高温となる条件で動作させる場合は注意が必要だね。
私は6550を軽く使うようにしているからあまり温度上昇はないと思って
いる。6550のプレート損失は最大42Wだけど、私のは14Wだから33%。
データシートでのバルブ温度は最高250℃だからハンダが溶けてしまう。
コメント (3)
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