おんにょの真空管オーディオ

趣味などのよしなしごとを思いつくままTwitter的に綴っています。

線材の許容電流

2016年12月08日 | 真空管アンプ
私が真空管アンプに使う線材はだんだん細くなってきている。
UL1007のAWG24ビニール線での許容電流は規格で3.5Aとかになっていても、
これは実際に耐えられる最大電流ということで実使用ではもっと低くなる。
数本束ねたり周囲温度が高ければもっと電流は減る。
手持ちの600W赤外線ストーブの線材を調べてみたら1.25mm2となっていた。
線材には6A流れるが、使用中に触ってみると暖かくなっているのがわかる。
メーカーではこれくらいならOKと判断しているんだね。
断面積で無理やり当てはめてみるとAWG18なら3.9A、AWG20なら2.5A、
AWG22なら1.6A、AWG24なら1Aとなった。
むろんこれは単体の場合で、周囲温度が高かったり数本束ねたりすれば
当然許容電流値は低くなるはず。
実際に当てはめてみるとAC1次配線は電流が1A以下ならAWG22、ヒーター
(フィラメント)配線は使用する真空管で決める、プレートや+Bの配線は
もっぱら耐圧で決める、その他の配線はAWG24で十分といったところか。
コメント (2)
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