雨も上がり少し明け方は寒かったですが、良い季節になりました。
473回目の「火曜日行動」です。
今日のレポーターはハルモニ会の陶山さん、写真撮影はいつものように松尾さんが、頑張ってくださいます。
今日も心一つに発信してまいりますね。応援よろしくお願いいたします。
長崎さんの第一声始まりました。
長崎さん
府庁でお勤めの皆さま、ご通行中の皆さま、こんにちは。
こちらは毎週火曜日に、この大阪府庁の前で、朝鮮学校で学ぶ子どもたちが、夢と希望を持って大きくなれるように。長年、大阪府が支給してきました、朝鮮学校への補助金、これが打ち切られてもう10年を越えようとしています。これの一日も早い復活を。そして高校無償化から朝鮮学校は排除されたままです。そして幼・保無償化はようやく閣議決定の中で、朝鮮学校の幼稚園にも基準を満たした幼稚園には支給をされるようになりましたが、完全な支給も求めて、こうやって毎週火曜日に、私たちは声をあげています。
今日は473回目。一日も早く府庁の前で訴えることが止めれるように、子どもたちが安心して学べるようにと願いながらアピールしていきたいと思います。
今、日本の小学校でも前期の運動会が行われています。春の運動会と言いながら、夏日のような中で運動会が行われています。
私も地元の大阪朝鮮第4初級学校の運動会に参加してきました。来年、生野初級に統合されるので、今年が最後の運動会ということで、クライマックス運動会で、地域が一緒になって一丸となって、今まで朝鮮学校を支えてきている、家族、ハルモニ、ハラボジ、そんな人たちが愛情込めて学校を育ててきたのだなということがわかるような運動会でした。
特に幼稚園の小さな子どもたちが、2歳児から、生き生きと楽しそうに自分の国の言葉や文化を、しっかりとウリマルでしゃべり、運動会でチャンゴをたたいたり踊りをする姿、それを見て喜ぶ大人の人たちの姿を見て、これこそ日本社会の中で、どの子も自分がありのままで認められる健全な自尊心、アイデンテイテイー、これがほんとに民族学校に行くたびに感じるものです。
私が朝鮮学校を支援する原点は保育士をしていた時代にあります。私が生野区に移り住んだ40年前は人口が16万人でした。年々少なくなって今は13万人を切りました。人口の4分の1が在日コリアンの暮らす街。今、生野区は60以上の国の人々が暮らす、多国籍の街になっています。
保育園の中で、在園児の70%近くが在日コリアンの子どもたちという中で保育士をしていた時代。こんなにたくさんの子どもたちが来ているのに、保育園の中では、日本の子どもたちと同じ保育しかしてきませんでした。保育士の中から、在日の保育士さんと日本人の保育士で、自分たちがもっている民族のルーツが素敵なものだということを子どもたちに感じてもらう民族保育を作ろうということになりました。朝の挨拶を「アンニョンハシムニカ」という形で始める、そして給食に、ビビンパプやトックを取り入れる,
そして絵本にトケビや韓国・朝鮮の絵本を取り入れました。そして保育士がプチェチュムという扇の舞や、サムルノリを習って、子どもたちに民族保育週間ということで演技をしました。私たちが民族衣装を着て、とりわけ在日の保育士さんが民族衣装を着てチャンゴをたたき、子どもたちの前で、本名で「キムです」「高です」と語るとき、実は70%の子どもたちはほとんどが本名を名乗っていません。通名を名乗っていました。
すると嬉しそうに「先生も朝鮮人なん。僕も朝鮮人なんだよ」「先生も韓国人なん。私も韓国人なんだよ」と語るわけです。こうやって、自分がありのままに本名名乗って、そして自分の国の言葉や文化が素敵だということを堂々と出せる、それを子どもたちが喜ぶ姿。そして差別を感じたのは、民族保育をすることに対して、当初、日本の保護者から文句が出ると思っていました。
文句が出たのは在日の方でした。在日の親御さんが、もう日本社会の中で日本人として生きていこうと思っているのに、今さら寝た子を起こすようなことは困ると言われました。しかし、文句を言ってきた親御さんは、子どもさんが家でサントッキの歌を歌ってハルモニが大喜びをしてもっと歌ってと、ウリマルで子どもがしゃべる姿を見て、「先生たちありがとう。日本社会の中で、自分の名前を名乗ってこうやって生きていくことを本当はしたいのだけども、日本社会の中で生きていけないから言えなかった」と言われました。
堂々と生きることができない日本社会を、私たちが変えることをしなければ、本名を名乗って一緒に生きようということはできないなと思いました。だからこそ、朝鮮学校の中で、日本社会の中で堂々と本名を名乗り、自分自身が朝鮮人だということに誇りを持って生きれる、そういったことを語れる仲間がたくさんいる中で育つ、こうした場はほんとにかけがえのないものだということを保育園時代に感じました。そして私の息子が、友達が名前を2つ持っている、差別の表れではなく、名前を2つも持っていて素敵だと、息子も日本人だけどリ・ヨンホと自分で作って名乗っていました。幼い時からありのままに認めて、違いが素敵だと認め合って、友だち同士が育てば、差別や偏見は国境を越えていくのだと、強く思いました。
前にも日本の大学生を朝鮮学校に連れて行ったときに、その大学生が、「なんで朝鮮学校に行くのだろうか?日本に暮らしているのに。日本が嫌いだから朝鮮学校に行くのだと思っていました。でも、ほんとに朝鮮学校に行って、子どもたちが生き生きと楽しそうに自分の国の言葉や文化を学び、多くの人に愛されている、認められているという姿を見て、自分で自分のことを好きになるところが朝鮮学校なんだなと思った」ということを語ってくれました。自分は日本の学校で教員になりたいと思って今学んでいるけど、こういった教員の姿が育っていることに対して、認められる社会を作っていきたいと思います。
順番にマイクを回していきたいと思います。
火曜日バンドは不滅です❣️
大野さんがマイクを持たれました。
大野さん
アンニョンハシムニカ、こんにちは、ご苦労様です。日朝市民連帯の大野です。
これまで朝高生、朝大生、初級学校の子どもたちも含めて、10年以上の集会ですから、ずいぶん参加されました。いつも言っていますが、朝鮮人をいつまで差別するのですか?私たちは差別に慣れたけどいつまで差別するのですか?という嘆きというか訴えがやられました。もう心苦しくて、胸が痛む、そんな切実な声を、府庁にお勤めの皆さま聞いてもらえたと思うのですけど、どう感じましたかね。
そしてSDGSが15年かけて世界に広めるということでやられています。その10番目が、「すべての国は平等だ」と生徒たちから学びました。私たちの運動は世界的な運動であると同時に、日本の中においてまだまだ不平等が多いという嘆きの声が出ております。
先日カジノの住民投票請求署名がありました。聞きますと20万超えたと聞きました。素晴らしいことだと思います。市民の人が住民投票してはどうかと、賛成の意見も反対の意見も多くあります。これを両方ある限り、大阪府議会は特に維新の方は真摯に受け止めて、やるというのが維新の考えだろうと信じてうたがいません。
だけど名古屋で大村知事のリコール運動があって住民投票請求署名を集めて、偽の署名が発覚したことがありました。その時中心になっていたのが、今年の参議院選挙で維新の会から立候補する予定であった田中孝博という人が中心人物です。もちろん河村市長であったり、高須クリニックであったりいるのですが、維新がそういう不正をやってでも政治を牛耳ると、圧力をかけるというやり方は発覚した、これは勿論維新も除名をやっていると思われますけど、根底にはそういう流れがあると思っています。
選挙前で吉村知事も、いろんな策を講じて、大阪府下の子どもたちに1万円のプリペイドカードを配ると。子どもの成長促す上で、子どもが堂々と生きていくうえで援助は必要と思います。素晴らしい発想でやられておりますけど、それ以前に目を向けるとこがあるでしょう。朝鮮人の子どもたち学生たちは、何の補助もなしに勝手にやれというようなやり方を、ずーっと10年間続けてこられています。
これに対して吉村知事はほんとにいいんですか?私たちは承服できませんし、ずーっと補助金支給と高校無償化適用を言い続けています。ここに来ている皆さんも同じ気持ちです。だけど大阪府・大阪市が本当に日本の中で一番素晴らしい都市になってほしいという願望はいつも持っています。その格差があまりにもひどいので私は頭に来ています。吉村知事、松井市長、真摯に住民投票請求署名を受け止めて、維新を支持する人も多く署名されているのですよ。日本の民主主義は間接選挙がすべてです。
ただ住民投票は直接選挙でありますから、2%上回ったということについては、これは絶対にやらなければ禍根を残すと思います。よろしくお願いします。
小川さんもアピールされました。
小川さん
こんにちは。宝塚の朝鮮学校支える宝塚市民の会の小川です。今日の朝日新聞に朝鮮人追悼式が載っていました。宝塚の武庫川河川敷で工事をした、朝鮮人の労働者、戦前戦後を通じて、厳しい労働条件の中で。武庫川は暴れ川と言われて、宝塚の花の道も高くなっているのは防波堤だったのです。武庫川河川敷での工事に朝鮮人労働者の方がたくさん、朝8時から夜の8時まで、おにぎり1個で働かされるという過酷な中で、トンネル工事もして、その追悼碑が建てられたというニュースが載っていました。宝塚武庫川領域、伊丹も尼崎も朝鮮人の部落が多いのですがそれで学校も建っています。
皆さんにお伝えしたいのは宝塚市が今回、大学生のコロナによる生活支援をすることになったのです。
それで国はコロナ禍の支援から朝鮮大学生を外しています。宝塚市はどうなのかと問い合わせたら、宝塚市は朝鮮大学生も含むということで、所得制限とかあるのですが3名の朝鮮大学生がいるのですが、スタートラインが平等になったということで、これは当たり前のことなのですが、国も見習って、この動きがどんどん広がってほしいなと思ってお伝えしました。
大阪府・大阪市も、補助金切らないで、この動きが広がればいいなと思って報告しました。
竹内さんもマイクを持たれました。
竹内さん
富田林から来ました竹内です。
カジノ署名で何が嬉しかったかというと、駅のところでとっている署名より、ご近所さん回って署名集めたこととか、行きつけの大好きなお店のおかみさんに頼んだら、快く引き受けてくれて、「集めたるわ」と言って集めてくれた署名が一番うれしかったです。
何も知らない人から集めるより気心の知れた人から署名書いてもろた言うのがうれしいです。
今週土曜日、月2回の韓国語講座があって、20個の単語覚えることと、文章をヘヨ体に直して読めるようにという宿題が出ています。
何とか頑張って土曜日迎えたいと思っています。13名のメンバーは全部富田林に住んでいる日本人ばかりです。韓国の文化学ぶということが浸透しているなといつも感じています。
女性同盟の柳さんがマイクアピールをされました。
オモニ会
知事の記者会見ました。18歳以下の子どもたちに商品券を配ろうと。連日テレビで、値上がり、値上がりと、今日はペットボトル飲料の値上がりをやっていました。5月のゴールデンウイークも街に人があふれているように見えましたが、実はそんなに人はいなくて、閉まった飲食店、閉店したところ、たくさんありました。「ゴールデンウイークあけとってもな、前半だけ開けるねん」「後半だけ開けるねん」という人もたくさんお話聞きました。
その中で子どもたちに配るということは、いいことだと思いますが、でも、所得が低くてこれからいろんなものが値上がりして困る人たちはもっとたくさんいます。みんなが平等に公平に生活できる、そういうことに、子どもたちに1万円上げようという気持ちを、もう少しひろげて、若いもらえた人たちは「吉村さんこんなんやってくれる」と喜ぶかもしれないけど、高齢の方、体の不自由な方、いろんな人たちが大阪には住んでいて、その人たちがみんな幸せになれるように、万博やカジノやある種の人たちには楽しいことかもしれないけど、楽しくない人も「これやるのんやったら、ちょっと私らにも分けてくれへんかな」と思う人がたくさんいると思います。
私たちの子どもたち孫たち、朝鮮学校に通う子どもたちは、維新になってから補助金を切られ、ほんとに苦しい生活をしています。
在日というだけで色眼鏡で見られ、私たちの本当の姿を見ずに、政治がどうだ、ああだというのですが、子どもたちの学ぶ権利に政治は関係ありません。毎週毎週こうやって来ていますが、ほんとにお願いします。補助金を復活してください。カジノに使うお金、万博に使うお金あるじゃないですか。これも私たちが払う税金なのです。吉村さんがちょっと拒んでいるんだったら、周りの人が行ってくれるし、周りが言ってんねんけど、吉村さんが周りが反対すると思ってるのだったら、もっと党としてほんとにいい大阪府を目指して、弱い人たちに、苦しい人たちに目を向ける、そういう政策をしていただきたいです。
私たちはほかのことは言いません。今まで大阪朝鮮学校に給付されていた、その補助金をまず給付していただきたい。みんなが大変やから税収も悪いと思います。だけど今まで大阪府がほかの行政よりも早い時期から朝鮮学校に給付してくれていた補助金を、ぜひ、一刻も早く給付していただきたい。その一心です。よろしくお願いします。
オモニたちを先頭にシュプレヒコールと合唱が響き渡っています。
歌「声よ集まれ、歌となれ」
シュプレヒコール
・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ
・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ
・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ
・朝鮮学校の子どもたちを差別するな
・行政が差別するな
最後の歌は歌舞団の舞姫の音頭で「勝利のその日まで」❣️❣️
クッスンさんが今日も愛のキャンディを配達してくださっています。力が出ます^_^
いつものように駐輪場に集まり申し送りです。
各々が時間を作って「ワタシタチハニンゲンダ❣️」を見に行こうと話し合いました。
来週も頑張ります❣️
473回目の「火曜日行動」です。
今日のレポーターはハルモニ会の陶山さん、写真撮影はいつものように松尾さんが、頑張ってくださいます。
今日も心一つに発信してまいりますね。応援よろしくお願いいたします。
長崎さんの第一声始まりました。
長崎さん
府庁でお勤めの皆さま、ご通行中の皆さま、こんにちは。
こちらは毎週火曜日に、この大阪府庁の前で、朝鮮学校で学ぶ子どもたちが、夢と希望を持って大きくなれるように。長年、大阪府が支給してきました、朝鮮学校への補助金、これが打ち切られてもう10年を越えようとしています。これの一日も早い復活を。そして高校無償化から朝鮮学校は排除されたままです。そして幼・保無償化はようやく閣議決定の中で、朝鮮学校の幼稚園にも基準を満たした幼稚園には支給をされるようになりましたが、完全な支給も求めて、こうやって毎週火曜日に、私たちは声をあげています。
今日は473回目。一日も早く府庁の前で訴えることが止めれるように、子どもたちが安心して学べるようにと願いながらアピールしていきたいと思います。
今、日本の小学校でも前期の運動会が行われています。春の運動会と言いながら、夏日のような中で運動会が行われています。
私も地元の大阪朝鮮第4初級学校の運動会に参加してきました。来年、生野初級に統合されるので、今年が最後の運動会ということで、クライマックス運動会で、地域が一緒になって一丸となって、今まで朝鮮学校を支えてきている、家族、ハルモニ、ハラボジ、そんな人たちが愛情込めて学校を育ててきたのだなということがわかるような運動会でした。
特に幼稚園の小さな子どもたちが、2歳児から、生き生きと楽しそうに自分の国の言葉や文化を、しっかりとウリマルでしゃべり、運動会でチャンゴをたたいたり踊りをする姿、それを見て喜ぶ大人の人たちの姿を見て、これこそ日本社会の中で、どの子も自分がありのままで認められる健全な自尊心、アイデンテイテイー、これがほんとに民族学校に行くたびに感じるものです。
私が朝鮮学校を支援する原点は保育士をしていた時代にあります。私が生野区に移り住んだ40年前は人口が16万人でした。年々少なくなって今は13万人を切りました。人口の4分の1が在日コリアンの暮らす街。今、生野区は60以上の国の人々が暮らす、多国籍の街になっています。
保育園の中で、在園児の70%近くが在日コリアンの子どもたちという中で保育士をしていた時代。こんなにたくさんの子どもたちが来ているのに、保育園の中では、日本の子どもたちと同じ保育しかしてきませんでした。保育士の中から、在日の保育士さんと日本人の保育士で、自分たちがもっている民族のルーツが素敵なものだということを子どもたちに感じてもらう民族保育を作ろうということになりました。朝の挨拶を「アンニョンハシムニカ」という形で始める、そして給食に、ビビンパプやトックを取り入れる,
そして絵本にトケビや韓国・朝鮮の絵本を取り入れました。そして保育士がプチェチュムという扇の舞や、サムルノリを習って、子どもたちに民族保育週間ということで演技をしました。私たちが民族衣装を着て、とりわけ在日の保育士さんが民族衣装を着てチャンゴをたたき、子どもたちの前で、本名で「キムです」「高です」と語るとき、実は70%の子どもたちはほとんどが本名を名乗っていません。通名を名乗っていました。
すると嬉しそうに「先生も朝鮮人なん。僕も朝鮮人なんだよ」「先生も韓国人なん。私も韓国人なんだよ」と語るわけです。こうやって、自分がありのままに本名名乗って、そして自分の国の言葉や文化が素敵だということを堂々と出せる、それを子どもたちが喜ぶ姿。そして差別を感じたのは、民族保育をすることに対して、当初、日本の保護者から文句が出ると思っていました。
文句が出たのは在日の方でした。在日の親御さんが、もう日本社会の中で日本人として生きていこうと思っているのに、今さら寝た子を起こすようなことは困ると言われました。しかし、文句を言ってきた親御さんは、子どもさんが家でサントッキの歌を歌ってハルモニが大喜びをしてもっと歌ってと、ウリマルで子どもがしゃべる姿を見て、「先生たちありがとう。日本社会の中で、自分の名前を名乗ってこうやって生きていくことを本当はしたいのだけども、日本社会の中で生きていけないから言えなかった」と言われました。
堂々と生きることができない日本社会を、私たちが変えることをしなければ、本名を名乗って一緒に生きようということはできないなと思いました。だからこそ、朝鮮学校の中で、日本社会の中で堂々と本名を名乗り、自分自身が朝鮮人だということに誇りを持って生きれる、そういったことを語れる仲間がたくさんいる中で育つ、こうした場はほんとにかけがえのないものだということを保育園時代に感じました。そして私の息子が、友達が名前を2つ持っている、差別の表れではなく、名前を2つも持っていて素敵だと、息子も日本人だけどリ・ヨンホと自分で作って名乗っていました。幼い時からありのままに認めて、違いが素敵だと認め合って、友だち同士が育てば、差別や偏見は国境を越えていくのだと、強く思いました。
前にも日本の大学生を朝鮮学校に連れて行ったときに、その大学生が、「なんで朝鮮学校に行くのだろうか?日本に暮らしているのに。日本が嫌いだから朝鮮学校に行くのだと思っていました。でも、ほんとに朝鮮学校に行って、子どもたちが生き生きと楽しそうに自分の国の言葉や文化を学び、多くの人に愛されている、認められているという姿を見て、自分で自分のことを好きになるところが朝鮮学校なんだなと思った」ということを語ってくれました。自分は日本の学校で教員になりたいと思って今学んでいるけど、こういった教員の姿が育っていることに対して、認められる社会を作っていきたいと思います。
順番にマイクを回していきたいと思います。
火曜日バンドは不滅です❣️
大野さんがマイクを持たれました。
大野さん
アンニョンハシムニカ、こんにちは、ご苦労様です。日朝市民連帯の大野です。
これまで朝高生、朝大生、初級学校の子どもたちも含めて、10年以上の集会ですから、ずいぶん参加されました。いつも言っていますが、朝鮮人をいつまで差別するのですか?私たちは差別に慣れたけどいつまで差別するのですか?という嘆きというか訴えがやられました。もう心苦しくて、胸が痛む、そんな切実な声を、府庁にお勤めの皆さま聞いてもらえたと思うのですけど、どう感じましたかね。
そしてSDGSが15年かけて世界に広めるということでやられています。その10番目が、「すべての国は平等だ」と生徒たちから学びました。私たちの運動は世界的な運動であると同時に、日本の中においてまだまだ不平等が多いという嘆きの声が出ております。
先日カジノの住民投票請求署名がありました。聞きますと20万超えたと聞きました。素晴らしいことだと思います。市民の人が住民投票してはどうかと、賛成の意見も反対の意見も多くあります。これを両方ある限り、大阪府議会は特に維新の方は真摯に受け止めて、やるというのが維新の考えだろうと信じてうたがいません。
だけど名古屋で大村知事のリコール運動があって住民投票請求署名を集めて、偽の署名が発覚したことがありました。その時中心になっていたのが、今年の参議院選挙で維新の会から立候補する予定であった田中孝博という人が中心人物です。もちろん河村市長であったり、高須クリニックであったりいるのですが、維新がそういう不正をやってでも政治を牛耳ると、圧力をかけるというやり方は発覚した、これは勿論維新も除名をやっていると思われますけど、根底にはそういう流れがあると思っています。
選挙前で吉村知事も、いろんな策を講じて、大阪府下の子どもたちに1万円のプリペイドカードを配ると。子どもの成長促す上で、子どもが堂々と生きていくうえで援助は必要と思います。素晴らしい発想でやられておりますけど、それ以前に目を向けるとこがあるでしょう。朝鮮人の子どもたち学生たちは、何の補助もなしに勝手にやれというようなやり方を、ずーっと10年間続けてこられています。
これに対して吉村知事はほんとにいいんですか?私たちは承服できませんし、ずーっと補助金支給と高校無償化適用を言い続けています。ここに来ている皆さんも同じ気持ちです。だけど大阪府・大阪市が本当に日本の中で一番素晴らしい都市になってほしいという願望はいつも持っています。その格差があまりにもひどいので私は頭に来ています。吉村知事、松井市長、真摯に住民投票請求署名を受け止めて、維新を支持する人も多く署名されているのですよ。日本の民主主義は間接選挙がすべてです。
ただ住民投票は直接選挙でありますから、2%上回ったということについては、これは絶対にやらなければ禍根を残すと思います。よろしくお願いします。
小川さんもアピールされました。
小川さん
こんにちは。宝塚の朝鮮学校支える宝塚市民の会の小川です。今日の朝日新聞に朝鮮人追悼式が載っていました。宝塚の武庫川河川敷で工事をした、朝鮮人の労働者、戦前戦後を通じて、厳しい労働条件の中で。武庫川は暴れ川と言われて、宝塚の花の道も高くなっているのは防波堤だったのです。武庫川河川敷での工事に朝鮮人労働者の方がたくさん、朝8時から夜の8時まで、おにぎり1個で働かされるという過酷な中で、トンネル工事もして、その追悼碑が建てられたというニュースが載っていました。宝塚武庫川領域、伊丹も尼崎も朝鮮人の部落が多いのですがそれで学校も建っています。
皆さんにお伝えしたいのは宝塚市が今回、大学生のコロナによる生活支援をすることになったのです。
それで国はコロナ禍の支援から朝鮮大学生を外しています。宝塚市はどうなのかと問い合わせたら、宝塚市は朝鮮大学生も含むということで、所得制限とかあるのですが3名の朝鮮大学生がいるのですが、スタートラインが平等になったということで、これは当たり前のことなのですが、国も見習って、この動きがどんどん広がってほしいなと思ってお伝えしました。
大阪府・大阪市も、補助金切らないで、この動きが広がればいいなと思って報告しました。
竹内さんもマイクを持たれました。
竹内さん
富田林から来ました竹内です。
カジノ署名で何が嬉しかったかというと、駅のところでとっている署名より、ご近所さん回って署名集めたこととか、行きつけの大好きなお店のおかみさんに頼んだら、快く引き受けてくれて、「集めたるわ」と言って集めてくれた署名が一番うれしかったです。
何も知らない人から集めるより気心の知れた人から署名書いてもろた言うのがうれしいです。
今週土曜日、月2回の韓国語講座があって、20個の単語覚えることと、文章をヘヨ体に直して読めるようにという宿題が出ています。
何とか頑張って土曜日迎えたいと思っています。13名のメンバーは全部富田林に住んでいる日本人ばかりです。韓国の文化学ぶということが浸透しているなといつも感じています。
女性同盟の柳さんがマイクアピールをされました。
オモニ会
知事の記者会見ました。18歳以下の子どもたちに商品券を配ろうと。連日テレビで、値上がり、値上がりと、今日はペットボトル飲料の値上がりをやっていました。5月のゴールデンウイークも街に人があふれているように見えましたが、実はそんなに人はいなくて、閉まった飲食店、閉店したところ、たくさんありました。「ゴールデンウイークあけとってもな、前半だけ開けるねん」「後半だけ開けるねん」という人もたくさんお話聞きました。
その中で子どもたちに配るということは、いいことだと思いますが、でも、所得が低くてこれからいろんなものが値上がりして困る人たちはもっとたくさんいます。みんなが平等に公平に生活できる、そういうことに、子どもたちに1万円上げようという気持ちを、もう少しひろげて、若いもらえた人たちは「吉村さんこんなんやってくれる」と喜ぶかもしれないけど、高齢の方、体の不自由な方、いろんな人たちが大阪には住んでいて、その人たちがみんな幸せになれるように、万博やカジノやある種の人たちには楽しいことかもしれないけど、楽しくない人も「これやるのんやったら、ちょっと私らにも分けてくれへんかな」と思う人がたくさんいると思います。
私たちの子どもたち孫たち、朝鮮学校に通う子どもたちは、維新になってから補助金を切られ、ほんとに苦しい生活をしています。
在日というだけで色眼鏡で見られ、私たちの本当の姿を見ずに、政治がどうだ、ああだというのですが、子どもたちの学ぶ権利に政治は関係ありません。毎週毎週こうやって来ていますが、ほんとにお願いします。補助金を復活してください。カジノに使うお金、万博に使うお金あるじゃないですか。これも私たちが払う税金なのです。吉村さんがちょっと拒んでいるんだったら、周りの人が行ってくれるし、周りが言ってんねんけど、吉村さんが周りが反対すると思ってるのだったら、もっと党としてほんとにいい大阪府を目指して、弱い人たちに、苦しい人たちに目を向ける、そういう政策をしていただきたいです。
私たちはほかのことは言いません。今まで大阪朝鮮学校に給付されていた、その補助金をまず給付していただきたい。みんなが大変やから税収も悪いと思います。だけど今まで大阪府がほかの行政よりも早い時期から朝鮮学校に給付してくれていた補助金を、ぜひ、一刻も早く給付していただきたい。その一心です。よろしくお願いします。
オモニたちを先頭にシュプレヒコールと合唱が響き渡っています。
歌「声よ集まれ、歌となれ」
シュプレヒコール
・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ
・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ
・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ
・朝鮮学校の子どもたちを差別するな
・行政が差別するな
最後の歌は歌舞団の舞姫の音頭で「勝利のその日まで」❣️❣️
クッスンさんが今日も愛のキャンディを配達してくださっています。力が出ます^_^
いつものように駐輪場に集まり申し送りです。
各々が時間を作って「ワタシタチハニンゲンダ❣️」を見に行こうと話し合いました。
来週も頑張ります❣️