ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

3月26日、336回目の「火曜日行動」です。

2019-03-26 09:42:11 | 火曜日
小春日和です。もう完全に春だと言っても良いでしょう。

今日は生野地域からの参加者が多い日です。











今日のレポーターはハルモニ会の横道昭子さんです。





写真撮影は松尾和子さんです、今日もよろしくお願いいたします。


今日は長崎さんは出張、大村さんは電車のトラブルでやむなく遅くなると連絡があり、ニョニョが火曜行動の始まりを告げ、陶山さんからアピールをお願いしました。

☆ニョニョ

今日は336回目の火曜行動です。
2012年4月から始めた火曜行動はもう336回にもなりました。
こんなに続けなければならないとは、なんと情けないことでしょう。

私には6人の孫がいます。高級、中級、初級そして幼稚園、みんな朝鮮学校に通っています。孫たちの母親は朝から頑張って働き、家でも仕事を持ち帰り頑張っている時もよくあります。そんな様子を見る度に心が痛みます。

当然受けられるべき高校無償化から除外されて10年目になり、大阪府・大阪市の補助金が停止されて7年目に入っています。

今日は生野地域のオモニのみなさんが参加しておられます。
みんなで力を合わせて、アピールしていきましょう。







陶山さんのアピールです。

☆陶山さん

府庁で働くみなさん! 私たちは毎週火曜日訴え続けています。
私達の訴えに心が痛んでいる方も、おられるのではないでしょうか。

先日、映画「ウリハッキョ」の上映会がありました。
韓国の監督さんが、日本にこんな学校があるのを知らなかった。ぜひ映画を撮りたいと3年間取材され2005年に完成した映画です。

北海道には朝鮮学校が一校しかありません。初級、中級、高級と皆寄宿舎生活をしています。子ども達の絆が強くなっていき、民族の誇りを育んでいく様子がよくわかりました。
先生方の苦労もよくわかりました。
広い北海道ですから、先生方は夏休みにやっと、車を走らせて両親の元へ家庭訪問できるのです。

その時のオモニの言葉が胸に迫りました。
小さな子どもさんが夏休みで帰って来た時、学校でトイレに行きたかったけど、うまく言えず漏らしてしまったと話すのを聞いて、悲しくて行かせるのを止めようか、と思った時もありました。でも、民族性を育てるために、私も頑張って子どもと一緒に成長していきたい。とそのオモニは語っておられました。

どこの国で生まれても、どこにいても、幸せになる権利があります。
そのことを子ども達に保障していくのが、行政の仕事ではないでしょうか。
子ども達が安心して学べる環境をつくるのが行政の役割ではないでしょうか。













火曜バンド元気いっぱいです❣️












生野地域のオモニたち❣️





平田さん久々のアピールです。

☆平田さん

府庁で働いておられる皆さん こんにちは。

私はここに立って7年目になります。
先週の火曜行動には北大阪朝鮮学校の子どもたちが、雨の中参加してくれました。

そして、次々アピールしてくれました。
日本社会の中で投げかけられる心ない言葉。
でも、ちょっとした優しい言葉を受け止める優しい感受性を持った子どもたち。
子ども達の本当の声、心の叫びを聞いた思いになりました。

これは大人の問題として、日本社会の問題としてとらえ、私たち大人が責任を果たさなければならないと思います。
子ども達の声が訴えていることを重く受け止め、私たち大人が変えていきましょう。















イケメン三銃士けんざいです。マドンナは田中直子さん。









先週来てくれた北大阪の生徒たちのトークリーレを紹介してくださいました。





オモニたちどんどん増えています。












今日は若者がいつもより多いので元気が出ますねぇ^_^





歌舞団の秦さんも笑顔です。






生野の朴委員長アピールです。


☆朴ヨンチさん

今日は大阪城公園の中を通ってきましたが、そろそろ桜の季節ですね。
そして入学式の季節です。
「高校無償化」から排除されて10年、補助金が不支給になって7年目に入ります。
子ども達の入学式の姿を思いうかべます。その時の高校生はもう社会人になり、色んな分野で頑張っています。

大阪には朝鮮学校が10校あります。入学式を迎える度、子ども達は、親はちゃんと税金を納めているのに、なんでこんな冷たい仕打ちをされるのか、と思っています。

今日のビラには朝鮮学校差別に対し、国連から5度目の是正勧告が出されたことを書いております。
日本の文科省は「高校無償化」の法令を恣意的に変更して、朝鮮学校を申請すら出来ない状態に追い込んでいます。
今年2月、国連子どもの権利委員会は、この恣意的に変更した適用基準を見直す様、勧告しています。ほかの外国人学校と同じようにしなさいと勧告しています。

2010年からこれまで5回国連勧告がなされていますが、日本政府は国連の勧告に拘束力はない。従う必要はない。と軽く扱ってきました。

「私立学校法」では私立学校が独自の教育をすることを認めています。しかし裁判では「私立学校法」についての言及がありません。そこに言及すると朝鮮学校を認めなければならない。朝鮮総連との関係をいいますが、キリスト教系の学校、仏教系の学校などそれぞれ独自の教育を行っており、それぞれ関係する団体がありますが、そこに介入するのは教育への不当介入になります。

大阪府・大阪市は20年続いてきた補助金を2012年突然止めてしまいました。
始めに言いましたように、子ども達は夢をもって入学して来ます。
教育に政治を持ち込まず、どの国の何びととか関係なく、同じ大阪府・大阪市に暮らす子どもとして子ども達の幸せを考えたらどうでしょうか。
それこそが共生社会を生み出すことだと思います。









子どもたちが春休みだからとオンマたちと来てくれました。保護者の許可を受けてアップしています^_^





火曜バンド勢ぞろいです。











笑顔良しの田中ひろみさん❣️






お花より綺麗よ,申リョンスルさん❣️




















朝鮮大学を卒業したばかりの梁さん❣️頑張ってね。













大村さん到着です❣️


☆大村さん

火曜行動に今着きました。
人身事故があり、乗っていた電車が遅れました。
人身事故で推して知るべきですが、日本は生き辛い社会です。
政治家は景気が良くなったと言っていますが、生き辛さを抱えている人が多いです。

3月24日の「モア フェスタ」には、子ども達の未来に向かって頑張ろう!と400人が会場いっぱいに集まりました。
和歌山朝鮮学校のオモニたちが16人も駆け付けて下さって、力強いチャンゴを聴かせてくれました。

先に報告がありました「ウリハッキョ」という映画の中に、修学旅行で祖国を訪問する場面がありました。
同じ民族の子ども達として暖かく迎えられ、自分の祖国で朝鮮人としてアイデンティティーを確認した就学旅行でした。

しかし、―今は日本の制裁で船は入ってきませんが、当時は船でした―。万景峰号で日本の港に着くと、上陸を阻止しようとする横断幕と帰れコールをあびせられるシーンがありました。神戸朝高の修学旅行でも税関でお土産が没収される事態もありました。


どうして日本はこうもヘイトスピーチやヘイトクライムが多いのか。
年金機構で働く国家公務員が平気でヘイトスピーチをツイートする。これらは上からの差別であり、それが拡散されて行きます。
在日の人が生き辛い社会は日本人にとっても生き辛い社会です。


























統國寺からも駆けつけてくれました。













黙々と聞き取りを続けてくださる横道さん❣️





おお!ここにも若者が❣️









第4初級の李オモニ会長、切々と訴えます。

☆第四初級ハッキョのオモニ

私の娘は初級を卒業し、東大阪中級学校に行くことになりました。
裁判に負けて、不安にかられる毎日でしたが、3月24日モア・フェスタで大勢の父母のみなさん、同胞のみなさん、日本人のみなさんに会うことが出来て、フェスタのサブタイトル
「子どもたちの学ぶ権利を求めて新たなステージへ!」を実感し、勇気が出ました。
私たちは諦めることはできません。

今日も子ども達が来ていますが、子ども達の明るい顔を見てください。
自分達の周りには守ってくれる大人がいると信じています。
子ども達は日朝友好の架け橋になると信じています。
子ども達の期待を裏切らないでください。






生野地域のオモニたち、集合です。






高久美さんのご両親、今日も来られました。









子どもたちも一緒に❣️








みんなで「声よ集まれ 歌となれ」を合唱します。





シュプレヒコールもみんな一緒です。

☆オモニの歌とシュプレヒコール

歌「声よ集まれ歌となれ」

シュプレヒコール

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな

・朝鮮学校に授業料無償化を適用せよ

・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ




☆大村さん

2010年に城北朝鮮学校を支える会の通信に投稿して下さった、あるオモニの文の一部を紹介したいと思います。

『私達家族は、枚方に住んでいます。子供達が通う城北朝鮮初級学校は遠く離れた森小路にあります。息子3人中2人は電車通学。末っ子はバスで通っています。毎朝6時50分に家を出るため、冬場は太陽より早く起き、日の出より早く家を出ます』

『そんなある日、次男が(当時1年生)「近所の日本学校に行きたい!!」と、宿題をしながら泣いていました。「遅く帰ってきて、宿題するのはしんどい!みんなは、もう終わってテレビ見てる!」と・・・
さすがに心が痛みました。泣いている息子をギュッとだっこして、明るく「がんばろう!」・・・いつもそれしか言えませんでした』

そんな息子さん達もやがて、なんでわざわざ遠い朝鮮学校に通わせていると思う?と聞くと、「チョソンサラムやからやん」と当たり前のように言ってくれたそうです。

今は上の息子さんは高校を卒業し、次男さんは専門学校に行っておられます。
「あまり喋らない息子が、おれウリハッキョに行ってて良かったわ。通わせてくれてありがとう。と言ってくれました」とオモニが話してくださいました。
私はオモニの話に感動しましたし、朝鮮学校の素晴らしさを改めて感じました。














若者代表今日もアピールします。

☆申さん

人生で初めて韓国に行き、日本大使館前の水曜行動に参加してきました。
私は韓国籍ではないので、これまでパスポートが下りませんでした。
文大統領になって、やっと私の先祖の国に行くことができました。

私が何故韓国籍に変えないか。
それは生き難い日本社会と闘っていく、小さな闘争心があるからです。

韓国の水曜デモでは、慰安婦のことばかりかと思っていましたが、朝鮮学校のこともたくさん話してくださいました。テレビでも朝鮮学校のことが紹介されていました。
韓国に朝鮮学校のことを知って、応援してくださる方々がたくさんおられるに、泣きました。

韓国では「平和ナビ」や「希望ナビ」など若い人がたくさん活躍しています。
水曜行動に参加できない地方の若者は大学の中で闘っています。
韓国の若者の活動を引きついで、日本で闘っていきたいと思います。

私は専門学校で教える立場にいますが、ある学生が「先生、私は高山と言っていますが、本名は〇〇で、在日コリアンなんです」と言ってきました。
本名で生きることが出来ない。これは民族性を「殺し」にかかっていることなんだと思いました。

闘うということは多くの人に広めていくことだと思います。
ここを歩いていく人、役所で働いているみなさんにアピールして、広めていく闘いができます。頑張ります。







秦さんも間に合いました。















最後の歌は「勝利なその日まで」❣️

☆大村さん
私達は最後まで諦めません。心を込めて元気にうたいましょう!



















子どもたちも頑張りました。強い風のなか❣️









いつものように駐輪場で集合し申し送りです。





















今週の土曜日30日、午後7時より東成区民センター6階小ホールにて「春のウリノレ音楽会ー共にコンサート」です。

このコンサートはハルモニ会、高麗長寿会、文芸同大阪支部が後援しています。収益の一部はホンギルトン基金になります^_^


皆さん是非お越しください。当日券、少しですが準備いたしました。


来週も力を合わせて頑張ります。




春ですよ❣️

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