ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

3月5日、333回目の「火曜日行動」です。

2019-03-05 20:36:24 | 火曜日
先週とは大違いで、小春日和です^_^

足取りも軽く府庁前に向かいました。













今日のレポーターはハルモニ会の陶山さんです。





写真撮影は松尾さん。今日もよろしくおねがいいたします。





先週、義兄様の葬儀のため敏和さんと共に千葉に行ってらした長崎さんが、今日はリーダーを務めて下さいます。本当にお疲れ様です。

長崎由美子さんの第一声が始まりました。

*長崎さん

子どもたちが夢と希望を持って学べるようにと訴え続けて333回目の火曜日行動です。ありのままの自分を認められる社会を作っていこうと。先日の3日、日曜日は朝鮮高校の卒業式でした。第2週は中級学校の第3週の日曜日は初級学校の卒業式です。


朝鮮高校の卒業式はいつも感動があります。火曜日行動は7年目、無償化ができて10年です。日本の高校生と同じ扱いを受けず、排除されたまま卒業式を迎えます。卒業式のたびに自分たちの悲しい思いを妹や弟に渡したくない、妹や弟には笑顔になれるようにと訴え続けてきました。

卒業式では自分たちをハッキョに送り出してくれた、アボジ・オモニへの感謝、生徒たちへの愛情で民族教育を進めてくれた先生方、日本社会の中で誇りを持って生きていく仲間、ともにより良い社会をつくっていこうと連帯する日本人への思いを語っています。


先日沖縄では県民投票が行われ、52%超えの投票で72%以上が反対の意思を示しました。圧勝の中でも安倍政権は、どんな結果が出ようと工事はやめないと宣言、3日後には600台のトラックが土砂を投入しました。


朝高オモニ会会長をはじめオモニ代表が国連へ行ってきました。国連から5回目の勧告が出ました。国は一貫して差別に当たらないと同じ回答を繰り返しています。

オモニ会会長は感想で、国連に行くと私たちは孤立していないことがよくわかると言っていました。世界の中で、民族差別、戦時女性への暴力、世界の中では普遍的に認められています。

世界各地から人権を守るためNGOの人たちが集まってきて、たくさんの人から共感を得ています。過去には発言時間を譲ってくれた時もありました。朝鮮学校は決して孤立していない。民族教育は認められた権利だ。でも日本の報道は小さい、肝心なことはまったく報道していません。

国連の勧告は法的拘束力がないといって是正しないが、これに対して日本はアカンな、人権をまもらない国だ、はずかしいと声をあげてこそ先進国と言えるのではないでしょうか、差別に対する無関心が大きな問題だと思います。


今日は若いオモニがたくさん参加されています。朝鮮学校の置かれている立場は厳しい、ダブルワークで頑張っています。火曜日行動に来たくても来られない人もいます。ビラを受け取ってなぜ訴えているのか、朝鮮学校の子どもたちを見てほしい。レッテルを張るのではなくありのままの子どもたちの姿を見てほしい。


大阪が全国に先駆けて補助金を出してきたのは、多くの朝鮮人が共に生きているから、国がしなければ地方からしていこうと生まれたものです。

地方自治体の行政が人間として共に生き、共に働き、税金を納め、親は地域で重要な役割を果たしている。国が差別しても地方自治体は差別しない、自分たちで決める。これを橋下知事の時に打ち切ってきたのです。地方自治体はそこに暮らす人々のための政治をするものです。










初めて参加されたミフィさんです。よろしくお願いします。





火曜バンドは不滅です!




日本の若者代表柴田さんと若いオモニ代表高さんのツーショットです❣️







和歌山出身の申さんが東京の留学同仲間を連れてやってきました。^_^












南大阪の田村さんが仕事を休んで来てくれました^_^








歌舞団の舞姫ー蔡さんです。








城北初級のオモニたちです。






オモニ❣️産まれて間もない赤ちゃんを連れてきてくださったのですね。頭が下がります。





赤ちゃんを抱っこしてまでビラを配るあなたの姿を府庁の方々はどのような思いで見ていらっしゃることでしょう。




イケメン三銃士健在です。李鉄さんが出張から帰ってこられました。7年間変わらぬ姿勢です。
























東成支部の梁さんのアピールです。


*梁さん

3日、朝高の第65回の卒業式に参加してきました。学生たちがりりしくたくましく、学校の教職員、アボジ・オモニに対する感謝にあふれた式でした。

民族心を学び、大阪で日本で国際人として活躍していくことを学びながら卒業しました。

最後の卒業公演で、ラグビー部の体の大きい生徒が涙いっぱいに演じる、民族教育を通して立派な人間として卒業するのをひしひしと感じました。

無償化から除外され、補助金を停止されている現実を変えなければならないと、胸が締め付けられる思いでした。

今後日本で世界で活躍してくれるだろうと思います。

卒業式が終わると4月には入学式です。子どもたちの笑顔が続くように、日本人の皆さんと共により良い社会を作っていきたいと思います。

府庁の皆さん、今のこの状況を覆すため共に戦ってください。














































申リョンスルさんのアピールです。

*若者、申さん

 
朝高を卒業して3年たちました。

いろんなことを思い闘ってきました。朝高を卒業して朝鮮大学、専門学校、就職する人、いろいろいます。

私も専門学校へ行ってショックなことがたくさんありました。在日を肯定していた環境が温かく当たり前だった自分に対して、朝鮮学校ってどんな学校?北朝鮮の学校?と聞かれました。

いろいろあってもちゃんと向き合って伝えてきました。するとちゃんと向き合った人は朝鮮学校って素晴らしい学校と言って、街頭で署名している時に通ると、たくさんしてくれました。

朝鮮学校知らないことを知っていますか?知らない日本の子どももたくさんいます。

在日って何?と知らない人も多いです。日本の歴史から見直していかなければなりません。歴史を知らない人がこれからの社会を作っていくと考えると不安になります。

皆さん、アピールしっかり聞いていますか?ビラをきちんと読んでいますか?皆さんちゃんと向き合ってください。


来週韓国に行って水曜行動に参加してきます。韓国の若者の闘いを聞いてきます。また報告します。















東京の友人も続きます^_^

*東京からの友人

日本の大学に通っています。東京で金曜日行動や東京の水曜行動など、無償化を求める行動に参加しています。


日本の大学で話していると、朝鮮学校のこと知られていないのがわかります。

一人ひとりに今の現状、なぜ排除されているのか説明するとわかってくれます。

日本政府・裁判所が認めていないのが現状です。大阪・東京・韓国でも訴えています。皆さん耳を傾けてください。

先日3月1日は1919年3・1人民蜂起から100周年の日でした。植民地の時と今は違うように見えるけど、昔も今も日本が朝鮮民族を抑圧しているのは同じです。

朝鮮半島の平和への動きを阻害しているのは日本です。この戦いはあきらめて終わるものではありません。


日本の方々とオモニたち多くの人と勝利の日まで闘います。









黙々と聞き取りを続ける陶山さん❣️








城北初級のオモニたちもアピールです。





切実なアピールです。

*城北のオモニたち
 
最近、残念なことに幼稚園も無償化から除外されることが決まりました。

正直、この決定はきついです。子どもを幼稚園に通わせているオモニたちは一生懸命、子どもたちに教育を受けさせたいと思っているのに、除外されるのは経済的に厳しいです。


子どもは一人ではありません。兄弟多くの子どもを育てているので、本当に厳しいです。


国連からも無償化制度を見直しなさいと5回も勧告されています。どうか私たちの子どもが安心して朝鮮学校へ通えるように、どうか私たちのこの行動を一人でも多くの方に見ていただき、ここにいない人にも伝えてほしいと思っています。この声が届いていればうれしいです。









みんなで気持ちを込めて歌います。

「声よ集まれ歌となれ」

シュプレヒコール

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな

・朝鮮学校に授業料無償化を適用せよ

・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ


「声よ集まれ 歌となれ」を熱唱するオモニたち、参加者全員でうたいます。















アギさんもアピールです。

*オモニ


 私の子どもが小規模保育園ですけど3才を卒園して、4月から朝鮮学校の幼稚園に通います。

二男の幼稚園のママたちと、次どこの幼稚園に行くのという話になります。その時朝鮮学校の幼稚園に行くのだと話すと、私の友達は、ああそうなんだと当たり前のように受け止めてくれて、実は自分も朝鮮学校の卒業生なんだよとか、自分が小学校の時に朝鮮学校の友達と交流会をしていた記憶があるとか話をきかせてくれました。

在日コリアンと触れ合う機会があった人たちは当たり前に自然に朝鮮学校の存在や、在日コリアンの子どもたちの存在を受け止めてくれるんやなと思った反面、違う園に通っているママ友が、なんで朝鮮学校の幼稚園にいくの?と話されたときに、こういう思いがあってこういう歴史があって、自分の子どもは朝鮮学校に入れたいんだと話をしたときに、この情勢の話をしたとき、悪気はないのだと思いますが、一人のママ友が北朝鮮だからしょうがないよね、といわれたそうです。

この言葉が自然に出てくる環境だから自分は子どもを朝鮮学校に入れたいと思ったと、そういう話をしていました。とても悲しい場面だったと思います。

朝鮮学校の子どもたちは本当にすくすくと元気に育っています。他者を思いやる優しさをもって自分のことをしっかりと学んでいます。無償化からの排除は、子どもたちに対する差別だけでなく家族みんなの心も傷つけるのだということを解ってください。

おかしいこと間違ったことをしているのだと認識してください。世界は差別と認識しています。是正しなければいけないと人権委員会の方たちは言っていました。


社会的マイノリテイをちゃんと受け止められる社会が豊かでみんなが仲良く暮らせる社会だと思います。そんな社会を共に作っていきましょう。








間に合いましたね、秦さん❣️












長崎さんが繋ぎます。

*長崎さん

 大阪市は3歳児からの無償化を始めました。公立であれば授業料はタダ。保育園はそれと同額を保育料から差し引くというものです。

朝鮮学校の幼稚園には、各種学校であるからという理由をもって排除されたままになっています。

国も幼児教育の無償化を始めようとしていますが、朝鮮学校だけを外していく方向で動いているということです。

小さい子も排除することが本当に許されることでしょうか。もっともっと大きな声で訴えていきたいと思います。

思いあふれて涙でうったえられました。小さな赤ちゃんもつれて参加されています。コマッスムニダ。






最後のアピールと合唱の音頭は大村さんです。

*大村さん


 今日は333回目。1回目から参加していますが、こんなに長くなるとは思っていませんでした。

裁判では一応敗訴となっていますが、先日教育委員会の方々と話し合いを持ちました。その時大阪府の補助金不支給の回答が出されましたが、今まで話されてることと同じでした。

でも私たちは、決してこの4要件が最初からあったものではなく、朝鮮学校を始めから補助金を支給しないという前提のもとで作られたものであるということ、そういう話をしましたら、この話を聞かれている教育委員会の方々もきっとそのことはわかっていらっしゃるのでしょう、じっとメモをしながら聞かれていました。

火曜行動ここでやっているの知っているかというとほとんどの方が知っていました。むこうの別館の方だからこの前は通られません。中にはビラも受け取っている。そういう話もされました。きっと職員の方々はいろんな思いを持っていらっしゃると思います。

私たちは裁判では敗訴になっても決してあきらめることはありません。その思いを込めて歌を歌います。


「勝利のその日まで」



























いつものように駐輪場での申し送りです。









3月24日行われる集会にみんなで参加しょうと呼びかけます。






城北初級のオモニお二人が国際部の金さんと一緒に府庁内でロビー活動をしました。





報告されるオモニたち





来週も頑張ろうと決意を新たにしました。


帰り道、有志で梅園に行きました。





梅園に着く前に早咲きの桜をみました。
















梅園に着きました。






坂の上から写しました。







残念ながら今年は花数が少なくあまり元気がありませんでした。大きな台風が来たせいか知れませんね。











それでも花を探して写して見ました。




















少し奥の方に行けばましかな?


































ではまた来週おめにかかります。^_^




コメント (2)
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