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ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

9月18日、310回目の「火曜日行動」です。

2018-09-18 15:51:23 | 火曜日
9月18日、310回目の「火曜日行動」です。

私にとっては連続参加300回目の火曜日行動です。自分でも驚きです。何が300回も私を府庁前に呼んだのでしょうか?!




秋風が時折吹いていますが、まだまだ暑い日々が続いています。





府庁前に到着して見ると、すでに宣伝カーがスタンバイしておりました。








今日のレポーターはハルモニ会の木村さんです。





写真撮影は火曜バンドの松尾さんです。よろしくお願いいたします。






今日のリーダーは無償化連絡会の大村和子さんです。大村さんの力強いアピールが始まりました。

☆大村さん

私たちは、先日の台風21号の時は休んだものの、雨の日も風の日もここに立ち、今日で310回目となりました。

その台風21号で大阪に10校ある朝鮮学校はどれもたいへんな被害でした。日本の学校なら地域の避難所となるくらい安全な存在です。しかし、朝鮮学校は老朽化が進み、耐震工事すらなされておりません。


これまで国からの援助はいっさいなく、大阪府からの補助金はこの8年間ストップされています。そこへもってきての今度の台風です。


城北朝鮮学校は今年で創立60年になりますが、創立時の木造校舎のままです。天井には穴が開き、教室は水浸し。こんなところでこれまで子どもたちは勉強してきたのかと思います。子どもたちのうち半数は別の朝鮮学校に通い、残りの半数はかろうじて使える教室で勉強しています。


大阪府・市からはこの災害に対する援助はいっさいありません。父母たちや地域の人々、日本人の支援者が支援金を募り、補修していこうとしています。しかし、補修をしても次の地震や台風には壊滅状態になるかもしれません。


同じ大阪府民とその子どもたちを見殺しにする自治体のあり方に、日本人として憤らずにはおれません。全国に支援を求めたところ、山形県からも支援金が送られました。その方は決して金持ちではありませんが「困ったときはお互い様」と言ってくれたのでした。大阪府・市はいったい何をしているのでしょう。


大阪府知事は万博誘致のためだけにヨーロッパに出かけました、関空が使用できないから名古屋空港を使ってです。府民がどんなに困っても万博誘致が大事なのでしょうか?










火曜バンドは不滅です❣️







高知県から安岡さんご夫妻が大きな梨を二箱も車に積んで駆けつけてくださいました。













宣伝カーは休む間も無く周辺を何回も回ってくれています。





イケメン三銃士、美女を迎えて意気揚々です^_^






長崎さん、いつも変わらぬ笑顔で元気をくださいます。












息子のような柴田さんとツーショットです^_^






金さんも加わってイケメン四銃士です^_^







井上さん、その笑顔がたまらなく素敵です❣️








大村さんのアピールが続いています。


8月30日に国連の人権委員会からまた勧告がでました。その内容は、朝鮮学校への支援を行えという2014年に出された勧告を再度きっちりせよ、というものです。


国連での各国の委員からの質問に対して日本の議員は「日本では人種差別はない。無償化裁判では3件で国の主張が認められた」と答えました。広島、愛知、東京での差別裁判を引き合いに出し、大阪地裁での朝鮮学校と民族教育の意義を認めた画期的な判決には触れませんでした。自分に都合のいいことだけを言い、悪いことは言わないのです。安倍首相と同じです。


2014年の勧告は、罰則がないからといって無視してきました。国際社会では大問題になっているというのに。
この世界の常識を国も自治体も認めようとはしていません。大阪府・市は無視しています。

今朝の10時のニュースでムン大統領が3回目の南北首脳会談のためにピョンヤンに到着したことが報道されました。キム夫妻が出迎えているのを胸をじーんとさせながら見ました。朝鮮が平和の半島になろうとしているのに、日本では相変わらず在日への差別が続けられています。

神戸朝鮮学校の修学旅行で没収されたお土産がようやくすべて返還されました。これは日本での支援活動だけでなく、韓国の支援者が日本大使館に抗議するなどしてようやく実現したものでした。高校生がお小遣いで購入したささやかなお土産を没収するなんて、嫌がらせ以外の何ものでもありません。

安倍首相は南北会談、朝米会談の動きから取り残され、最近「日朝対話」を言い出しました。しかし小泉首相が訪朝した時の9月17日のピョンヤン宣言では、在日の権利を認めて、日朝対話を進め、それによって拉致問題の解決を図るという道筋が示されていました。在日を差別したままの「日朝対話」は本当なのかと思います。

全国に支援の輪が広がっています。今日も高知から駆けつけてくださった方々がいます











高知県から来られた安岡さんのアピールが始まりました。


☆安岡さん

高知県の西南の外れに住んでおります。40年ぐらいミニコミ誌を発行してきました。そこで日本の中で見えづらい差別を取り上げてきました。

今私は78歳ですが、60歳の時、朝鮮に行く機会がありました。日本のマスコミで報道されているのとは異なる人間としての姿を見ることができました。それと同時に、日本が朝鮮を植民地化したことを勉強し出しました。知らないことばかりでした。私たちは戦後の最初の「民主主義世代」ではありますが、加害の歴史は教えられてきませんでした。

それで、年に1,2回「ミニコミ日本アリラン学級」というのを出版して、地域に配布し、日本がいかに悪いことをしてきたかを知らせています。
在日への差別・朝鮮学校への弾圧の中で在日の方ががんばってこられたわけですが、朝鮮学校への「無償化」と補助金からの排除に腹が立ってしょうがない、許せないという気持ちです。


ここに立っていても、日本人が知らないふりをして通っていきます。
私は在日のためではなく、日本人のために、よくこんな腹の立つことができるなという気持ちで、この火曜日行動に参加しました。みんなでいっしょにがんばりましょう。


大阪に行くことを近所の農家の人に知らせたら、ぜひ「火曜日行動」のみなさんに配ってくださいと、梨をいただきました。みなさん、どうぞ。(まとめの場で)















李さん、お久しぶりです❣️








お!歌舞団の歌姫も来てくれましたね。






つじさーん、お顔隠しても分かりますよ^_^






安岡さんの奥様もアピールされます。

☆鈴木さん


大阪でこの活動をしていることを知って、火曜日行動に初めて参加しました。東京の金曜行動には何度か参加しました。学生たちが順ぐるに差別への訴えをします。文科省の役人はどんな気持ちで聞いているのでしょうか。

私たちは民主主義第一世代として、敗戦後明るい気分でした。「国のあゆみ」という教科書が出され、自分たちはいい教育を受けていると思っていました。しかし、今となってはごまかしであることがわかりました。


自分たち自身が教えられていないし、今の子どもたちもそうです。日韓の子どもたちが交流するときも、植民地支配のことを知らないのは日本の子どもたちばかりです。こうしたことを身近な地域に知らせていきたいと思っています。(まとめの場で)


☆大村さん

日本社会がおかしいからやっているということに大いに共感します。

金曜行動は東京でもソウルでもやっています。京都でも、宝塚でも、各地で朝鮮学校への差別を訴えたいという行動が起こっています。


ソウルではハルモニたちがこのたびの台風での災害に心を痛めています。9月27日の判決の日には、キムポットンハルモニ、キムオクスンハルモニが来られ、募金を持ってこられるそうです。






火曜バンドの演奏は途切れることなく続いています。














くっすんさんの愛のキャンディの配達が始まりました。










李香代さんのアピールです。

☆オモニ連絡会より
私は大阪朝高に子どもを通わせているオモニ会のメンバーです。今日も仲間が大阪府庁で自民党議員に訴えをしようとしましたが、選挙で忙しいとのことで会えませんでした。


ニュースステーションで安倍首相が「全世帯への教育の無償化」」という言葉を述べていましたが、それを聞くたびに、嘘をつくのはやめてほしい。本当に腹立たしい。「教育の無償化」はすばらしいことです。ぜひ朝鮮学校にも差別することなく適用してほしいと思います。


第三回の南北首脳会談が始まりましたが、この4月から朝鮮半島の雰囲気がとてもよい方向に向いています。いつになったら、日本は日朝国交回復をするのでしょうか?まず、植民地政策の清算をしなければなりません。いまさら「国に帰れ」と言われても、私たちはもう日本に根付いています。今後とも共生社会をつくるために努力していきましょう。







アギさんもアピールです。


☆保護者の一人

私は朝鮮学校に子どもを通わせています。1年生で、今、運動会の練習に張り切っています。


日本の大学生と朝鮮の大学生が交流をしたという番組を見ました。日本の学生は初めは怖く、周囲にも反対されました。しかし、実際会ってみると、朝鮮の学生も怖がっていた。朝鮮を嫌悪している日本人からいったいどんなことを言われるのかと。この場面が印象的でした。


朝鮮学校に通う生徒たちは日本の中で育っています。そこで自分のルーツを学び、自分の器を育てようとしています。


決めつけずに、朝鮮学校に通っている子どもも大阪の子どもだと認識してください。子どもたちの心を傷つけないで。世界は平和の方向に向かっているのだから。









オモニ連絡会のみなさんがアピール、合唱、シュプレヒコールを続けられています。


歌とシュプレヒコール

『声よ集まれ 歌となれ』


・すべての子どもたちに学ぶ権利を保障せよ!
・行政は朝鮮学校を差別するな!

・朝鮮学校に「高校無償化」を適用せよ!
・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ!

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!
・みんなの力で豊かな共生社会をつくろう!





















今日も府庁内でのロビー活動が行われたこともお話されています。







日本の若者代表ー柴田さんがアピールされています。


☆柴田さん


9月27日の大阪高裁の判決も9月30日の沖縄知事選も、この二つの日は日本の民主主義が試される日です。自民党総裁選はどうでもいいですが…。


特に27日は、民主主義が、法治主義が、立憲主義が日本に存在しているか、世界が見ています。戦後築きあげてきた世界の人権法を日本が無視していいのでしょうか。


30日も玉城デニーさんが勝つことを期待しています。


大阪府の職員に皆さんには、トップに極右の政治家がいることを、差別していることを自覚してほしい。








愛の配達はまだ続いています。





歌姫の久々の音頭で最後の歌は勿論「勝利のその日まで」!

























黙々とレポートをとってくださる木村さん❣️










駐輪場での申し送りです。






安岡さんご夫妻に大きな拍手が送られました。今から東京に向かい金曜行動にも参加されるそうです。









お二人が心境をかたられました。











金さんも10月28日に行われる統一のためのイベントを紹介されました。






さあ、来週も頑張りましょうと後ろを振り向けば真っ赤な彼岸花が笑ってくれたような気がしました。





暑い日がまだまだ続いていますが秋夕も目の前に来ています。






一瞬、「雑草刈りが終わりましたよ」と甥が済州島から送ってくれた両親のお墓の写真が目に浮かびました。





家に到着すると素晴らしい写真がFBに掲載されていました、私たちが火曜行動を行なっている間にもピョンヤンでは素晴らしい3回目の南北首脳の再会が感動を呼んでおりました。来週も頑張れそうです^_^






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9月11日、309回目の「火曜行動」です。

2018-09-11 20:11:52 | 火曜日
先週の火曜日ー9月4日は台風のため警報が発令され、安全のために前日から火曜行動の中止が伝えられていました。

今日は雨の心配もなく快晴です。立秋もとっくに過ぎたのにとても暑かったです。





久しぶりに地下鉄に乗って谷町4丁目に行きました。




宣伝カーが早くから回っていました。








今日のレポーターは「春母(ハルモニ)会」の陶山さんです。





出張写真撮影は火曜バンドの松尾さんです、今日もよろしくお願いいたします。





火曜バンドの皆さんスタンバイです^_^





長崎由美子さんの第一声が始まりました。

⁂長崎さん

・先日の台風で朝鮮学校10校ありますがほとんどのハッキョが、大きな被害を受けました。

特に校舎の屋根の破損など大きな被害で休校になったのが、城北、中大阪、生野初級、第4初級、南大阪など被害は大小ありますが、これは災害格差と言えるでしょう。

生野区の老朽化の住宅で独り暮らしのお年寄りほど屋根が飛んだ、とたんがはがれたと被害は大きい。しっかりした家に住んでいる人は大した被害は受けない。


朝鮮学校も6年間の補助金打ち切りのため、日頃から補修もできなく、真っ先に直すべき水回りや屋根や校舎の補修に手が回りません。

日頃から設備が老朽化しているうえに補修ができない、これが今回の台風でさらに大きな被害を受けました。

しかし、ハッキョの被害を聞いた保護者、ハッキョを支援する人々がすぐに駆けつけて、生野では倒れた大きな木を、業者に頼むとお金と時間がかかりますので、アボジたちがチェーンソーで切って片付けました。


今回の台風被害のニュースを見て真っ先に立ちあがったのが韓国です。韓国のモンダンヨンピル、ウリハッキョの子どもたちを支援する市民の会の方々が韓国で募金を募り、そしてキムボットンハルモ二が1000万ウォン、総額250万円を寄付され、支援の輪が広がっています。

人の温かさ・人間の美しさがわかります。韓国の大きな支援は、10日にあった生野支部の李ビョンフィ先生の講演会で報告されました。

韓国の93歳のキムボットンハルモニは、自分が慰安婦に取られ、ほんとに学びたいときに学べなかった、在日の子どもたちには学んでほしい、学校がなければ学べないからとキムボットン基金(奨学金)をしています。


9月27日には大阪高裁で判決言い渡しがあります。昨年勝利した判決は、無償化はすべての子どもたちに教育の機会を保障するために作られたものであり、朝鮮学校を排除するのは差別であり、下村大臣のした朝鮮学校排除は教育基本法の不当な介入で認められない。


正義は私たちにあると感じさせてくれた判決でした。

高裁で勝利するように、全国の仲間がが見守っています。

先日東京高裁で、裁判官から質問が出ました。東京の裁判で伝えたかった朝鮮学校の歴史的な経過、歴史的なひずみ、これらを裁判の中では封じ込めて勝つために国がした手続き、これが不当であるということを訴えるために闘ったが、裁判官が変わるまでは、文科省の手続きのやり方・審議会の審査の内容、これらが国の訴えと矛盾があると浮き彫りになっていたが、裁判官が変わって一切それに触れることなく、文科省の大臣の言ったことは不当ではないという一言で片づけられました。

でも高等裁判所では裁判官のほうから質問が出ました。それは国が裁判の中で無償化適用しない言い訳に外交だけで外したのでは弱い、だから学校に渡したお金がきちんと使われる保証がない、朝鮮学校に総連がかかわっている、と言ってきたわけだけど、これに対して、国は朝鮮学校に対して適用させないということで朝鮮学校が適用する項目の(ハ)という条項を削ってしまった。

朝鮮学校がいくら申請しても申請できないように、(ハ)の条項を削ってしまったのに、なぜ(ハ)の条項についていた、渡したお金がきちんと使わるべきかという項目をあなたは言うのですかと、片方ではもう入れないよと言っておいて、適正に使われているかということを言えるのですかと裁判官から質問されて、国は条文を削ったので言えないと述べざるを得なくなりました。

これを見ると、東京の高等裁判所では、一審の判決ははあまりにもひどい。ということで、東京でこの大阪に次いで、高等裁判所の中で、このやり方の不当性が明らかになって、勝訴につながるのではないかと希望を持っています。

27日クレオ大阪中央で報告集会が行われます。勝訴を受けての報告集会、喜びをもって次への闘いに期待していきたいと思っています。







オモニ会長はじめ、この頃オモニ会の方々の気迫が普通では無いです。






斎藤さんが仲間の方々を引率して来られました。



















イケメン三銃士の中山さんは神戸の裁判に行っておられます。そのかわりマドンナ申さんが花を添えてくれました^_^





直子さんも来られましたよ^_^









津々木さ〜ん!





平石さんがマイクを持たれました。


*平石さん


・全港湾労働組合でで活動していた。今回の台風では、WTCは風を遮るものがないので、駐車場の車がおもちゃのようにひっくり返ってていた。空コンテナがひっくり返り、中身の入っているコンテナが流された。高潮の被害も大きく非常に脆弱なものでした。

今大阪は、
舞洲でカジノや万博を誘致すると言っているけど、30年以上前にできた南港に比較して、舞洲の対策とられているのか。埋立地はどんどん沈下しています。

万博の時また沈下するかもしれない。このようなところにカジノや万博を誘致して、大被害が出るのは目に見えています。国民をギャンブル地獄に陥らせるような施設は作るべきではありません。今回の台風がそのことを示してくれました。


松井知事は9日ヨーロッパに万博誘致の宣伝に行きました。大阪ではまだ停電が続いているところがあるのに。被災者ほっておいて外遊ですか。災害対策本部設置して、先頭で復旧の指揮すべきでしょう。国民の税金使って1週間も。こんな政治感覚だからこそ、朝鮮学校への補助金を停止して平気でいます。民衆への心の通った政治をやっていただきたい。松井知事、今すぐ帰ってきて災害復旧の仕事をすべきです。


国連の人種差別撤廃委員会でヘイトスピーチに対する勧告を出しました。罰則はついていません。罰則をつけたら表現の自由を阻害しかねないと言うのです。

ヘイトスピーチを行って何が表現の自由ですか。人の権利を損なって何が表現の自由ですか。そんなものは表現の自由ではありません。

もう一つ、国連の勧告では、沖縄を琉球民族・先住民族と位置づけて、、そこに基地をたくさん作るのは人種差別だと言っています。政府もこうした声にきちんと耳を傾けるべきです。差別に反対し、一人ひとりの権利が大切にされる社会を目指して引き続き頑張っていきます。









小山さんが運転する宣伝カーが力を添えてくれます。







オモニと若者、良いですね。












































長崎さんが繋げられます。


*長崎さん。


・台風のさ中、松井知事は7日には沖縄に選挙応援に行って、9日には関空が使えないから中部空港からヨーロッパに万博誘致に行っています。日本の行政は朝鮮学校の保護者から税金とって保障しない。かつて大阪は、や障がい児問題など憧れを持たれていたのに、今、変節してしまいました。


国連人権委員会の報告もありました。朝鮮学校への高校無償化排除は差別だという、繰り返しの勧告もありました。自治体からの補助金問題も項目にはないが、文科省の通達で打ち切ったのは差別だと韓国の委員から意見が出されています。

見過ごせないのは国連には人権を守れという人が行くのですが、今回在特会、ネトウヨが、LGBT発言の水田水流が行っています。日本には差別を煽るNGOが来ている、その中に国会議員もいると言われています。本当の姿をどんどん発信して行かなければならないと、思いました。


正義は朝鮮学校側にあります。すべての子どもたちが祖国の文化を愛し誇りを持って生きることを誰も奪うことはできません。











斎藤さんがマイクを持たれました。


*斉藤さん


・キリスト教の差別と闘う仲間と参加しています。日本の差別は根強く厳しい。2,016年に差別解消推進法が出たけど罰則のない理念法です。まだまだ差別が充満しています。


人が人を差別することがあってはならない、これを越えて、行政が政策として差別するという、許せない構造を持っていることを訴えます。私たちは差別を煽られて分断されている。日本人だから、朝鮮人だから、在日コリアンだからそういった区別が分断を生んでいます。


50年以上前のことです。日米安保の創設の時、当時のアメリカのダレス国務長官は、日本人の持っている欧米人に対する劣等感と、他のアジアの民族に対する根拠のない優越感、これを利用すれば日本は永久にアメリカに隷属するだろうと語りました。


今の安保体制を維持するため私たちは、アジアの仲間たち、朝鮮・韓国・中国その他のアジアの人々に対する差別を煽られ今まで歩んでいるということです。つまり差別は自然発生でなく行政により作られ煽られていることに、気づくべきです。


そのようにあおられ作られた差別を断固否定する、差別を許さない姿勢を私たちは持たなければなりません。

漠然とした在日コリアンがいるというのではなく、一人ひとり顔の見える関係を作っていく。そこに私たちの隣に在日コリアンが生きている、子どもたちが今朝鮮学校に通っている、その学校がいわれなき行政の差別を受けている、この現実をしっかりと見つめていく必要があります。


造られた差別に踊らされるような、愚かな人間になりたくない思いを伝えたいと思います。



















奈良から来られた朴卓さん、アピールされます。

⁂朴卓さん

・朝から目を手術してきました。

個人の経験をはなします。奈良の朝鮮学校の幼稚班に子どもを通わせています。私自身は日本の学校に通いました。

中2の時、在日であることを知りました。ここまで在日朝鮮人だと堂々とできるまで、かなりの時間を要しました。家族はいまだに隠して生きています。朝鮮学校と関わりがなかったときは出自を肯定できなかった。孫が通うようになって少しずつ変化してきました。

民族の一員、自分が何者か肯定できるようになった。朝鮮語を話し、歌や習ってきたことをしゃべる中でうれしそうに肯定的に認め始めてきました。朝鮮学校は通った人だけでなく全在日朝鮮人のためにある、民族を回復していく、普遍的価値があると思います。


私は22歳の時に決意したのですが、自分が民族を取り戻すこと、自分の子どもが朝鮮学校に通って堂々と朝鮮人として育っていくことのみならず、自分の家族のこれから民族性を回復していけたらなと思っています。すばらしい朝鮮学校に足を運んでください。

























大阪朝高オモニ会長が力強いアピールをされます。

*朝鮮高校オモニ会

・補助金がカットされて7年。この間、卒業した学生は1000人になります。この子どもたちは高校無償化から排除され、行政から引き離され、自分たちの学ぶ権利をいつも考えながら、学校生活を送ってきたと思います。

それでも子どもたちは明るく前向きに学校生活・勉強すべて頑張ってました。卒業した後も日本で生まれ育ち、これからも生活していくうえで、正々堂々としていくと思います。


松井知事はじめ府庁にお勤めの皆さん、そろそろ教育とは何か?まじめに向き合ってもらえませんでしょうか。


補助金再支給もそうですが、この間の地震・台風をどう思っているのでしょうか。耐震も考えてください。教育するうえで差別しないでください。これから日本社会に貢献していく子どもたちです。ぜひとも差別なく学ぶ権利を保障してください。

*オモニたちの歌とシュプレヒコール










オモニ会の皆さんの歌とシュプレヒコールです。








愛のキャンディの配達です。









シュプレヒコールと合唱を交互に行なっています。









大村さんもマイクを持たれました。


*大村和子さん


・城北朝鮮学校を支える会です。台風で大きな被害が出ました。ハッキョも被害を受けました。一番最悪なのは城北ハッキョです。

日本の学校は避難所になっていて安全な場所です。城北ハッキョは来年創立60周年を迎えます。創立以来の木造校舎です。お金がないから補修もできないのです。その木造校舎を子どもたちは、毎日掃除してピカピカに磨いて、勉強し友情をはぐくんでいます。


今回の台風で、校舎の天井のスレートが吹き飛びました。2階の天井に大きな穴が開き青空が見えます。教室は水浸しで、1階の幼稚班の教室も水浸しです。窓ガラスもたくさん割れました。

先生方や地域の方々が駆けつけて、片付けました。次の日も休校になりました。高学年は、建て増ししている鉄骨の教室で勉強して、幼稚班と低学年は淀川挟んだ北大阪朝鮮学校で合同勉強しています。

金曜日に学校を訪れたら、クラブ活動のサムルノリや舞踊の練習を元気でにこやかにやっていました。胸がジーンとなりました。

補助金打ち切りで補修もできなかったし、耐震もできてません。子どもの命にかかわることです。日本に住んでいる大阪の子どもたちです。安全を脅かすことを見過ごしていいのでしょうか。これが行政のやることでしょうか。日本の学校だったら、すぐに行政が来て点検し補修したりするはずです。


これから支えていきたいと思います。


松井知事、万博誘致に行っている場合ではないでしょう。地元の市民・府民たちを見殺しにしておいてそんなことがあるのでしょうか。弱者を見殺しにするこんな政策はもうやめてほしいです。


国連人種差別撤廃委員会の勧告が30日に出されました。2010年、2014年、2018年3回目の勧告です。依然として日本は守っていません。

各委員から指摘されても、日本政府は人権差別していない、義務教育も保障してきたと、朝鮮学校を歴史的な中で見ていない、勧告には罰則がないのでスルーし続けています。

でもこれは世界の常識ではありません。朝鮮学校の問題は世界に常識になっているのです。これを万博誘致をするという大阪府が、知らない顔していいのでしょうか。これが知事のすることでしょうか。悔しくてたまりません。



最後に火曜日行動の歌を歌います。










最後の歌は大村さんの音頭で「勝利のその日まで」❣️












いつものように駐輪場での申し送りです。




















大村さんが訴えます。






今日もオモニ連絡会を代表して若者代表の申さんを含め府庁内でのロビー活動を行いました。外からと中からと、この組み合わせの方法がとても良いですね。





宣伝カーが最後まで回っていました。来週も頑張ります。無償化裁判控訴審の判決は9月27日です。今日のブログを見てくださっている方々、あと2週間です。時間を調節して府庁前にお越しくださいね。






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詩 祖国と共に バイリンガル

2018-09-09 11:29:21 | 詩・コラム

栄えあるわが祖国の創建70周年を祝い掲載させていただきます。


 祖国と共に

          ニョニョ

1948年
半万年も 待ち望んだ 民の国
新しい朝鮮が誕生した歴史の年に
異国の名もない村で 私も生まれた

1958年
廃墟の中で 祖国が送ってくれた
命の様な教育援助費でハングルを学び
赤い少年団スカーフを初めて結んだ

1968年
世界を駆け巡る 千里馬を仰ぎ
やりがいある職場で働きながら学び
生まれて初めて 歌を詠んだ

1973年
チュチェ祖国を仰ぐ誉ある日々に
連れ合いに巡り合い家庭を築き
高鳴る胸に我が子を初めて抱いた

1983年
絶望と哀しみに震えていた私を
救ってくれ 抱いてくれ 励ましてくれ
再生の教壇に立たせてくれた祖国よ

1993年
祖国の愛が満ち溢れる教室で
主席が握ってくださった 宝の手で
愛の種を撒き続ける幸せよ

・・・

2018年
4つになった孫娘の手をしっかり繋ぎ
毎日 一緒に通うウリハッキョへの道
子ども達の笑顔を守ろうと今日も立つ!

言葉と文字をくれ 歌をくれ
やりがいある職場と家庭をくれ
生涯の夢まで叶えてくれた祖国に
一身を預け 何故に悔いがあろうか

祖国と共に歩んだ 生涯
祖国と共に歩む 余生
どの様な狂風も追い散らさん
その胸あってこそ永遠なる明日が!

祖国が遠いと誰が言ったのだろう
祖国は我が家に、ウリハッキョに
同胞の暮らすすべての場所に
孫たちの瞳の中に息づいている

-1994年作(2018・9・9加筆意訳)-


조국과 더불어

녀녀

1948년
반만년을 고대하던 인민의 나라
새 조선이 탄생한 력사의 그 해
이역의 산골마을에서 나도 태여났다

1958년
재를 털고 일어선 조국이 보내준
목숨같은 교육원조비로 우리 글 배워
붉은 넥타이 이 가슴에 처음 매였다

1968년
온 누리에 빛발치는 천리마를 우러러
보람찬 초소에서 일하며 배우며
난생처음 나는 시를 지었다

1973년
주체조국 받드는 영예로운 나날에
길동무를 만나 새 가정을 꾸려
울렁이는 가슴으로 첫애기를 안았다

1983년
절망과 슬픔에 모대기던 이 몸을
건져주며 안아주며 쓰다듬어주며
재생의 교단우에 세워준 조국이여

1993년
조국사랑 넘치는 해빛밝은 교실에서
수령님 잡아주신 이 보배손으로
애국의 씨앗을 뿌려가는 행복이여

・・・

2018년
네살짜리 손녀의 손을 꼭 잡고서
날마다 함께 걷는 학교에로의 길
애들의 웃음 지켜가는 오늘의 긍지여

말과 글을 주고 노래를 주고
보람찬 일터와 가정을 주고
평생소원마저 풀어준 조국에
내 어찌 한몸을 맡기지 못하랴

조국과 더불어 갈어온 한평생
조국과 더불어 갈어갈 남은 인생
그 어떤 광풍도 헤쳐나가리
그품 있어 무궁할 우리의 래일이거니

조국이 멀다고 그 누가 말하랴
조국은 우리 집에, 우리 학교에
동포 사는 모든곳에 함께 있어라
손자들의 눈망울에 어려있어라

-1994년 작 (2018년9월9일 가필)-

  

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