ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

ハングル詩誌「チョンソリ61号」に掲載されました。詩「あなたと私」バイリンガル

2015-01-28 21:19:57 | 詩・コラム










ハングル詩誌「チョンソリ61号 P20」


  「あなたと私」

         ニョニョ

うんざりするような梅雨時も
冷たい風吹く冬の日も
いつも「火曜行動」の日には
約束したように府庁前でお会いしましたね

日本人のあなたと朝鮮人のわたし
歳も近く考え方も似ているのに
なぜか心のなかが見えなくて
もどかしい時もたまにあったけど

あなたが初めてマイクを握った日
朝鮮の子どもたちをいじめないでと
震える声で 涙ながらに訴えた日

胸の中にくすぶっていた小さな壁が
さらりと崩れていくのを感じました
電流のように繋がりました 心と心が

あなたの涙は清らかな水滴になり
私の心の中の種にも降り注がれ
信頼と連帯の花が咲きはじめたのです

目的地は果てしなく遠いけど
あなたと私 一つになるなら
行く手を阻むものは 何もない
子供たちの笑顔を守れぬわけがない

会うごとに深まる私たちの友情
約束はしていないけど あなたと私
火曜日にはまた会えることでしょう


















    「그대와 나」

           ニョニョ


지긋지긋한 장마철에도
찬바람 부는 겨울날에도
언제나 《화요행동》 날이면
약속이나 한듯 부청앞에서 만났지요

일본사람인 그대와 조선사람인 나
나이도 비슷하고 생각도 비슷한데
어쩐지 속마음 다 헤아리지 못해
답답할 때도 더러 있었지만

그대가 처음으로 마이크 잡은 날
조선아이들을 괴롭히지 말라며
떨리는 목소리로
눈물 흘리며 호소한 날

마음속에 남아있던 자그마한 벽이
속시원히 무너져감을 느끼였어요
전류처럼 이어졌어요 마음과 마음이

그대의 눈물은 맑고맑은 물방울되여
내 가슴속의 씨앗에도 뿌려졌어요
믿음과 련대의 꽃이 피기 시작했어요

가는 길은 끝없이 멀고멀어도
그대와 나 하나가 된다면
된바람인들 헤쳐가지 못하리까
아이들의 웃음꽃을 못지켜주리까

만날수록 깊어지는 우리의 우정
약속은 안해도 그대와 나
화요일이면 다시 보지요


















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1月27日の日記、「やっと出来上がりました。」

2015-01-28 10:43:30 | 日記
  冬休みの1月7日、リファとユファを連れて大阪城公園で遊び,大阪城の天守閣まで登って楽しい半日を過ごしたのですが、首元に巻いていたユファのマフラーがいつの間にか失くなっているのに気づき、公園まで戻ってたどった道を全部探しましたが見つからなかったのです。

  付添人として責任を感じた私は、彼女のマフラーを編むことにしたのです。

  子育てが終わってからは30年以上編み物をしたことが無かったのですが、毛糸を購入し1月の11日から編み始めました。すべて適当です。












  1月27日夜、やっと完成しました。






  近くで見るとアラだらけですが、真心だけは込めたつもりです。2月7日のユファの誕生日に渡そうと思っています。


  *おまけです。





  このマフラーは1972年、今から43年ほど前に夫のために編んだものです。


  私は子供のころから男勝りで女の子らしいことは余りできなく、関心もあまりありませんでした。


  学校に編み物を持ってきて休み時間に編んでいる友を見ると「よっぽど暇やねんなぁ」なんて思っていました。

  
  ところが、あら不思議!初めての子供がおなかの中で動き出した途端、母性本能をくすぐられ、生まれて初めて編み物をする気になったのです。仕事の合間に赤ちゃんの帽子、チョッキ、おくるみ等一生懸命編みました。


  それを見ていた夫がある日「赤ちゃんはええなぁ、自分のもなんか作って」と云いました。それでチョッキとマフラーを作ってあげたのです。


  あの頃作ったものは数知れないほど多かったですが、子供たちが大きくなるにつれ一つ一つ処分し、いつの間にかこのマフラー一つのみ思い出の品となりました。

  今は私が時々首に巻いています。手作りの物は何十年経っても暖かいです。
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