ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

5月23日、520回目の「火曜日行動」です。

2023-05-23 16:32:55 | 火曜日
変な天候が続きましたが、今日「火曜日行動」の時間には雨も上がりホッとしています。



今日のレポーターはハルモニ会の井上さんと横道さん、写真撮影は、松尾さんとニョニョです。



今日も心ひとつに発信してまいりますね。



長崎さんの第一声始まりました。

☆長崎さん

この11年の間には、韓国から私たちを支えて下さる沢山の方々が来て下さいました。

今日も、今、シネヌーヴォで延長上映されている、「差別」というドキュメンタリーフィルムのキム監督、そして釜山から、朝鮮学校を支える市民の会のみなさんが来られています。

朝鮮学校は南北の統一に向けた架け橋のような存在だ、朝鮮学校はコヒャン(故郷)のような場所であると、いつも物心共に支援をして下さっています。

今日はこの韓国の仲間のみなさんからアピールをして頂きます。



韓国釜山にある



「朝鮮学校と共にする市民の会 春」から来られた方が一番にアピールされました。

☆朝鮮学校を支える市民の会 春のメンバー(通訳はキム ミンスさん)

お会いできてうれしいです。釜山から来ました。朝鮮学校を支える市民の会「春」のメンバーたちです。

子どもたちが自分の国のことばや歴史を学ぶ、ただこれだけを差別するのは世界で見ることができない、ここだけの、日本だけのことだと思います。これは必ず糺さなければならないと思います。その日が来るまで私たちは最後まで共に闘っていきたいと思います。カムサハムニダ




同じく釜山から来られた方が歌を歌ってくださいました。



「声よ集まれ 歌となれ」春バージョン

☆朝鮮学校を支える市民の会 春の メンバー

お会いできてうれしいです。私は、釜山で活動している歌手であり、俳優であるパク ヨンスンと申します。いつもみなさんのことを有難く感謝をしています。私も釜山で最後まで闘っていきたいと思います。

韓国では最近、“闘う”という言葉よりも、“一緒に笑おう”という言葉をよく使います。しんどくても笑うことを忘れず連帯して闘っていけば必ず勝利をつかめると信じています。
いつもみなさんが歌っている「ソリヨモヨラ ノレヨオノラ」を、私たちが日頃韓国で歌っているスタイルで今日は届けようと思います。
  ♪
   ♬
    ♫
カムサハムニダ


☆長崎さん

韓国からの心からの支援に、本当にありがとうございます。

21日に無償化連絡会・大阪の主催で「ワタシタチハニンゲンダ」の上映会を行いました。

入管法が日本の一貫した植民地支配の中で生まれたものだということ、朝鮮学校差別とつながっていることをあらためて映画を観て感じました。映画を観に来られた自治体議員のみなさんは、各自治体でまた映画会をしたいというメールを下さいました。広めていきたいです。

一緒に笑う、一緒に喜ぶ、お互いの違いを尊敬し合い認め合う、火曜日行動もだからこそ続いて来れました。
一緒に闘ってきた仲間の一人、労働者として当たり前の闘いが権力から潰されるという弾圧の中、闘ってきた西山さんからアピールを頂きます。



西山さんもアピールされました。

☆西山さん

みなさん、お疲れ様です。久しぶりの参加です。
私たち労働組合の運動としても、行政が差別するのは絶対に認められません。平気で差別する、そういう世の中になってきています。私たちもいまだに弾圧が続いています。

韓国でも、私たちと一緒に闘う建設労組の仲間が、私たちと同じようなやり方で弾圧を受けています。しかも国家的な。今の資本主義社会が麻痺している、そんな状況の中でも権利を獲得していく、守る、そんな行動が必要です。少しでも空いた時間があれば参加していきたいと思います。最後までがんばっていきましょう。



聞き取りをされる横道さん。



小川さんもアピールされました。

☆小川さん

アンニョンハセヨ
わたしは先日、宝塚で朝鮮学校の「高校無償化」と「幼保無償化」を求める署名活動をしました。火曜日行動からも参加してくださって、約30人で署名活動をしました。

宝塚には戦中戦後に、暴れ川といわれた武庫川の河川工事に朝鮮から徴用工も含め渡って来られ、厳しい労働の中で亡くなられた方々の碑があります。
そこに植樹のために来られた韓国の方々も、署名活動に参加してくださいました。

道行く人々も恰好署名してくれました。
ところが、小学生が「あ、北朝鮮の学校やんか」と言って通り過ぎました。
それを聞いていた通りかかった人が「北も南も無いやんな」と言って署名してくれました。
本当にそこに暮らしている人が大事だと思います。
子どもにそのような朝鮮学校に対する差別意識を刷り込むようなことは止めてほしいと思います。
朝鮮学校「高校無償化」の一日も早い実現に向けて頑張ります。
共に頑張りましょう。




☆ 平石さんもアピールされました。

韓国から来られた皆さん こんにちは!
わたし達は20人で9日~14日までソウルに行ってきました。
ソウルのろうそくデモに出会い、久しぶりにネジを巻かれました。

韓国は皆力強い! 
日本でもシュプレヒコールなんかももっともっと力強くやらなくては、元気が出ません。
わたし達は抑圧された全ての人々と連帯して、力強く闘っていきましょう!!



北大阪初級のオモニ会長さんもアピールされました。

金さん

私は、今年4月から再編成になった北大阪朝鮮初級学校の、オモニ会長の金です。
今日はオモニたちの代表で参りました。ウリハッキョの保護者歴が20年になります。

3月26日に、去年まで子どもたちが通っていた城北朝鮮初級学校が63年の歴史の幕を下ろすことになり、その後、三つの学校が集まり、4月から北大阪朝鮮初級学校の歴史が始まりました。

38人だった学生も91人になり、校舎が活気づいています。ガラガラだった教室も子どもたちの笑い声でいっぱい。
1チームで出れなかったスポーツ大会も出れるようになり、子どもたちはやっと勝つ喜びを感じることができています。

給食を作るオモニたちも人数が増えて作るのが大変だと言いながらも、どこか嬉しそうに見えます。

でもウリハッキョに対する状況が相変わらず悪いし、いろんな状況、いろんな理由で生徒数も減り続けています。

私たちだけでは解決できないことがいっぱいありすぎて…ほんまどうしたら良いのでしょうか?
たまにめげそうになるんです。めげそうになったらここに来ます。ここにきて難しいことは言えませんが私は毎回言ってます。

私たちの戦いは、ウリハッキョに通う子どもたちがいる限り終わらないんです!!から!!絶対に諦めへん!!

純粋に子どもたちを見てください。
純粋に子どもたちを知ってください。
純粋に子どもたちを思ってください。

よろしくお願いします。



第13回中央オモニ大会で話されたあるオモニのお話から抜粋


아이들이 우리 말로 이야기하고

아이들이 우리 노래를 랑랑히 부르고


(子どもたちがウリマルではなし


子どもたちがウリの歌を朗々と歌い)


아이들이 우리 글로 자기 이름을 적고


(子どもたちがウリの文字で自分の名前を書き


아이들이 우리 지도를 기리켜 제나라고 합니다.


(子どもたちがウリの地図を指して私たちの国と言います


이런 아이들의 범상한 일상을 위하여 우리 선대들이 해주신것처럼 앞으로 우리 가 잘해야한다고

생각했다.

(こんな子どもたちの平凡な日常のために私たちの先代がしてくださったように私たちが頑張らねばと思いました)



☆ アギさん

気いつけやー あんたのことやでその差別!
無関心は差別を作ってしまうよー

ご通行中のみなさん、府庁で働くみなさん アニョハセヨ。
先日、全国のオモニ達が集う中央オモニ会がありました。
そこで、とあるオモニが次のように言っていました。

こども達がウリマルで話して
こども達が自分達の歌ウリノレを歌って
こども達がハングルで自分の名前を書いて
こども達が地図を見て自分達の国を示します

このような日常を守るために頑張ってきたし、これからも頑張っていきたい、と。
そして心を一つにした 集まりでした。
未来をつくるこども達として、わたし達の子ども達にしっかりと目を向けてください。
そのような心をこめて歌います。

☆オモニたちを先頭にみんな一緒に歌とシュプレヒコール

『声よ集まれ、歌となれ』

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ!
・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!
・朝鮮高校に高校無償化を適用せよ!
・朝鮮学校の補助金支給を復活させよう!
・行政が差別するな!



最後の歌は歌舞団のカンさんの音頭で「勝利のその日まで」!



駐輪場での申し送りです。



「朝鮮学校と共にする市民の会 春」のみなさんが紹介されました。



劇団タルオルムの代表金民樹さんが紹介してくださっています。



今回火曜日行動参加のために新しく作ってくださった横断幕が長崎さんに伝達されました。



来週も頑張ります。

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