決して忘れてはならない、風化させてはならないという想いで、拙い詩ですが、あのころに思いのまま書き続けた詩を掲載いたします。よろしければご覧くださいね。〈ニョニョ)
①しっかり 見るんだよ
よし君、舞ちゃん
しっかり 見るんだよ
泣くだけ泣いたら
しっかり 見るんだよ
あなた達の先祖が築き
お婆ちゃんの思い出のアルバムも
喜びも悲しみもみんな詰まった
あなた達の故郷だよ
影も形もなくなった
家も 田んぼも 犬小屋も
根こそぎ 流されてしまった
一瞬に 流されてしまった
残ったのものは 残骸だけ
残ったものは 悲しみだけ
残ったものは 苦しみだけ
でも あなた達が残った
希望が 残った
しっかり 見るんだよ
ここにいた人たちを
ここにあった 家を 田んぼを
生きていれば 何とかなるよ
希望があれば 生きていけるよ
みんなが 応援してくれている
一人じゃないよ 私たちは
しっかり 見るんだよ
誰が 何を どのように したのかを
2011・4・6
「똑똑히 보거라」
길남아,마이야
똑똑히 보거라
실컷 울고나면
똑똑히 보거라
너희들의 조상이 꾸리고
할머니의 추억의 사진첩도
기쁨도 슬픔도 고스란히 담긴
너희들이 자라난 곳이다
그림자도 흔적도 없어졌어
집도 논밭도 소도 개우리도
송두리채 흘러가버렸단다
눈 깜빡할 사이에 흘러가버렸어
남은것은 잔해만
남은것은 슬픔만
남은것은 고통만
그러나그러나
너희들이 남았다
희망이 남았다
똑똑히 보거라
여기에 살던 사람들을
여기에 있던 집을 논밭을 강아지를
살아있으면 어떻게나 산단다
희망이 있으면 살아갈수 있단다
만사람이 성원을 보내주고있지 않느냐
우린 혼자가 아니야
똑똑히 보거라
누가 무엇을
어떻게 하자고 하고있는가를
②「一杯のクッパッ」
愛しい 卒業生達よ
とびきりの御馳走ではないけれど
一杯のクッパッに込められた想いを
忘れることなく 胸に刻んでおくれ
日本中の 同胞達が
心を込めて送ってくれた救援物資
その 貴重な 米と 野菜と 肉で
オモニ達は クッパッを作られた
全てが足りなくガスまで切れてたけど
まだ肌寒い校舎の外で
薪をくべながらご飯をたき
先生達は クッパッを作られた
大地震が起きた瞬間
自分の事より 初級部妹達の 身を案じ
揺れ動く校舎の中に 果敢にも飛び込み
毅然と後輩達を助け出した 卒業生達
校舎は傾き 窓ガラスはこなごな
寒さに震える 後輩達のため
ためらいも無く カーディガンを脱ぎ
ギュッと抱きしめてあげた 卒業生達
10年もの長いあいだ
兄弟のように過ごした 幸せな日々
君達の心に紛れも無く育ったものは
自分の事より先に 他の人を想う心
花より美しい心を育んでくれた
ウリハッキョに感謝を捧げ
君達が巣立っていく日に
とびきりの御馳走は出来なかったけれど
愛しい卒業生達よ 忘れないでおくれ
どんなときも1人では無い事を
母なる祖国が 見守ってくれている事を
手を差し伸べてくれた同胞達がいることを
行く手にいくら困難が待ち受けようとも
一杯のクッパッの 温かさを忘れず
願わくば 今度は 君達が
あったかぁいクッパッになってくれる事を
* クッパッ(お汁をかけたご飯)
―東北朝鮮初中級学校 卒業生達に―
「한그릇의 국밥」
사랑하는 졸업생들이여
진수성찬은 차려주지 못했어도
한그릇의 국밥에 담긴 그 뜻을
영원히 잊지말고 간직하여라
일본땅 동포사는 곳곳에서
정성담아 보내준 구원물자
그 귀한 쌀과 나물과 고기로
어머니들은 국밥을 만드셨다
모든게 부족하고 가스마저 끊겼어도
아직은 바람 세찬 교사밖에서
장작을 피워가며 밥을 지으며
선생님들은 국밥을 만드셨다
대지진이 일어난 순간
제몸보다 초급부동생들 걱정이 앞서
흔들리는 교사속에 용케도 뛰여들어
끝내 동생들을 구원해낸 졸업생들
교사는 기울어지고 유리는 깨져
추위때문에 벌벌 떠는 동생들 위해
서슴없이 웃옷을 벗어 입혀주며
한가슴에 꼭 안아준 졸업생들
10년가까운 기나긴 세월
친형제처럼 지내온 행복의 나날
너희들의 마음에 고이 자라난건
자기보다먼저 남을 위하는 마음
꽃보다 고운 마음 키워준
우리 학교에 감사드리며
너희들 떠나가는 뜻깊은 날에
푸짐한 진수성찬 차려주지 못했어도
사랑하는 학생들이여 잊지 말자
그언제나 우린 혼자가 아님을
어머니조국이 항상 지켜보고있음을
진정으로 도와주는 동포들이 있음을
앞으로 너희들이 걸어갈 길우에
그 어떤 어려움이 닥쳐온데도
한그릇 국밥의 뜨뜻함을 잊지말거라
바라노니 다음은 너희들이 국밥이 되길
-도호꾸조선초중급학교 졸업생들에게-
③「天に向かって」
大阪今里楠通りに 一本の桜の木
樹齢何十年になるのだろう
大人の腰ほどの太い幹は
化石の様にごつごつしているが
数百本の枝という枝には
愛らしい蕾が一斉に笑顔を見せ始めた
心ない人が引っ掛けてしまったのか
折れたまま辛うじてくっついてる枝にも
隔たり無く蕾は生まれ花をつけた
りっぱにりっぱに花をつけた
戦前 くねくねした 小川だったところ
その頃から 一本の桜の木は
道行く人々に 春を知らせてくれた
雨風に耐えながら 空襲をも乗り越え
何とたくましいのだろう
地面すれすれの所からも枝が延び
枝という枝の先は 天に向かっている
折れた枝さえも 天に向かっている
自分の花の重みに
押しつぶされそうになりながらも
力を振り絞って 天に向かっている
枝たちは 今も天に向かっている
一本の桜の木に 被災地の方々を想う
天に向かって 一緒に生きていこうと
お日様は 今日も 燦々と降り注ぎ
元気になってと 励ましてくれている
2011.4
「 하늘을 향하여 」
大阪 今里 楠거리에 한그루 벗나무
몇십년을 묵은 나무일가
어른의 허리마냥 굵직한 줄기는
화석인양 울퉁불퉁하지만
수백갈래의 가지란 가지에선
예쁜 꽃망울이 활짝 웃는구나
매정한 사람한테 걸리였는지
꺾어진채 간신이 붙어있는 가지에도
차별없이 망울은 맺혀 꽃을 달았구나
장하게 장하게도 꽃을 달았구나
지난날엔 구불구불한 시내였던 곳
그때도 한그루의 벗나무는
길가는 사람들에게 봄을 알려주었지
모진 비바람을 이겨내며 공습마저 이겨내며
어쩌면 이렇게도 씩씩할가
땅바닥에 스치도록 가지는 뻗어
가지란 가지의 끝은 하늘을 향하고있네
꺾어진 가지마저 하늘을 향하고있네
자기 꽃의 무게에
꽉 눌리울것 같아도
안깐힘을 다 써서 하늘을 향하고있네
가지들은 이 시각에도 하늘을 향하고있네
한그루 벗나무에 솟구쳐오르는 피해지생각
하늘을 향하여 함께 나아가고싶구나
해님은 오늘도 찬연한 빛을 뿌리며
다시한번 기운내라 고무해주고있거니
④「 仮面を剥がせ 」
同じ日同じ時間に
天地が揺れ山河が変わった
同じ日同じ時間に
田畑を失い家族までも失くした
同じ日同じ時間に
家屋が流され校舎がつぶれた
同じ日同じ時間に
絶望を突き破って立ち上がり助け合った
なのになのに
彼方達は私たちを透明人間にしてしまった
《朝鮮の子供達だけは除外する》
高校無償化も 自治体の教育助成金も
彼方達には見えないのですか
悲しみを堪えながら近隣のために働く人達が
彼方達には見えないのですか
民族を越え助け合う親善の輪が
彼方達は人間の心を失った
100年が過ぎても変わったものが何も無い
《良識のある国》、《ひとつになった日本》
呆れて物が言えない 仮面を剥がしなさい
許せない 直ちに 取り消しなさい 暴挙を
良心が見ている 世界中が見ている
2011.4
「가면을 벗어던져라」
한날한시에
천지가 흔들리고 강산이 변했다
한날한시에
논밭을 잃고 가족마저 잃었다
한날한시에
가옥이 무너지고 교사가 망가졌다
한날한시에
절망을 뚫고 다시 일어나 이웃을 도왔다
허나 허나
너희들은 우리를 투명인간으로 만들었다
≪조선학교학생만은 제외한다≫
고교무상화도 자치체교육조성금도
너희들에겐 안보이느냐
슬픔을 참아가며 이웃을 돕는 학생들이
너희들에겐 안보이느냐
민족을 넘어서며 협조하는 친선의 륜이
너희들은 인간의 마음을 잃은지 오래다
100년이 지나도 변한게 없구나
≪량식있는 나라≫,≪단결된 나라 일본≫
어안이 벙벙하다 가면을 벗어던져라
용서치 않으리라 당장 거둬치우라
량심들이 보고있다 온 세계가 주시하고있다
⑤「無念の花」
あたり一面 黄色い花
菜の花畑のように見えます
咲誇っているように見えます
でも私は 咲いてはならない花でした
私は冬キャベツ
あなたの食卓で喜ばれる筈でした
お好み屋さんで大活躍する筈でした
ビタミンCやUが 豊富で
ロールキャベツや トンカツの付け合わせに
薬の名前にもなりました 胃腸を整えると
津波で家が流され 人も、車も流されたのに
私たちは踏ん張り この地に生き残りました
なのに 進入禁止地域に指定されました
原発の放射能を一杯浴びたからと 誰のせい?
親子3代続いたキャベツ栽培
7500個の私たちは放置され
悲しみのあまり 自ら命を絶った御主人
泣く泣く この地を離れた ご家族
私たちは放射能の雨を浴びるだけ浴び
誰からも見向きもされないまま
黄色い花になりました
恨みの花 怒りの花 無念の花に
2011・6・30
⑥「うらぎり」
「愛してる 君のすべてを!
困難を一緒に乗り越えようね」
やさしく ささやいてた 貴方が
突然 言った 「さよなら」
「母さんがさ 駄目だってさ
丈夫な赤ちゃん産め無いからって」
嘘だよね 冗談でしょう?
死ぬまで一緒だって 言ったよね
どうなるの 私の心は?
これから 何を信じればいいの?
福島にいたことが どうして
別れる理由になるの? ひどい
胸が張り裂けそう
誰を怨めばいいの?
2011・7.3
①しっかり 見るんだよ
よし君、舞ちゃん
しっかり 見るんだよ
泣くだけ泣いたら
しっかり 見るんだよ
あなた達の先祖が築き
お婆ちゃんの思い出のアルバムも
喜びも悲しみもみんな詰まった
あなた達の故郷だよ
影も形もなくなった
家も 田んぼも 犬小屋も
根こそぎ 流されてしまった
一瞬に 流されてしまった
残ったのものは 残骸だけ
残ったものは 悲しみだけ
残ったものは 苦しみだけ
でも あなた達が残った
希望が 残った
しっかり 見るんだよ
ここにいた人たちを
ここにあった 家を 田んぼを
生きていれば 何とかなるよ
希望があれば 生きていけるよ
みんなが 応援してくれている
一人じゃないよ 私たちは
しっかり 見るんだよ
誰が 何を どのように したのかを
2011・4・6
「똑똑히 보거라」
길남아,마이야
똑똑히 보거라
실컷 울고나면
똑똑히 보거라
너희들의 조상이 꾸리고
할머니의 추억의 사진첩도
기쁨도 슬픔도 고스란히 담긴
너희들이 자라난 곳이다
그림자도 흔적도 없어졌어
집도 논밭도 소도 개우리도
송두리채 흘러가버렸단다
눈 깜빡할 사이에 흘러가버렸어
남은것은 잔해만
남은것은 슬픔만
남은것은 고통만
그러나그러나
너희들이 남았다
희망이 남았다
똑똑히 보거라
여기에 살던 사람들을
여기에 있던 집을 논밭을 강아지를
살아있으면 어떻게나 산단다
희망이 있으면 살아갈수 있단다
만사람이 성원을 보내주고있지 않느냐
우린 혼자가 아니야
똑똑히 보거라
누가 무엇을
어떻게 하자고 하고있는가를
②「一杯のクッパッ」
愛しい 卒業生達よ
とびきりの御馳走ではないけれど
一杯のクッパッに込められた想いを
忘れることなく 胸に刻んでおくれ
日本中の 同胞達が
心を込めて送ってくれた救援物資
その 貴重な 米と 野菜と 肉で
オモニ達は クッパッを作られた
全てが足りなくガスまで切れてたけど
まだ肌寒い校舎の外で
薪をくべながらご飯をたき
先生達は クッパッを作られた
大地震が起きた瞬間
自分の事より 初級部妹達の 身を案じ
揺れ動く校舎の中に 果敢にも飛び込み
毅然と後輩達を助け出した 卒業生達
校舎は傾き 窓ガラスはこなごな
寒さに震える 後輩達のため
ためらいも無く カーディガンを脱ぎ
ギュッと抱きしめてあげた 卒業生達
10年もの長いあいだ
兄弟のように過ごした 幸せな日々
君達の心に紛れも無く育ったものは
自分の事より先に 他の人を想う心
花より美しい心を育んでくれた
ウリハッキョに感謝を捧げ
君達が巣立っていく日に
とびきりの御馳走は出来なかったけれど
愛しい卒業生達よ 忘れないでおくれ
どんなときも1人では無い事を
母なる祖国が 見守ってくれている事を
手を差し伸べてくれた同胞達がいることを
行く手にいくら困難が待ち受けようとも
一杯のクッパッの 温かさを忘れず
願わくば 今度は 君達が
あったかぁいクッパッになってくれる事を
* クッパッ(お汁をかけたご飯)
―東北朝鮮初中級学校 卒業生達に―
「한그릇의 국밥」
사랑하는 졸업생들이여
진수성찬은 차려주지 못했어도
한그릇의 국밥에 담긴 그 뜻을
영원히 잊지말고 간직하여라
일본땅 동포사는 곳곳에서
정성담아 보내준 구원물자
그 귀한 쌀과 나물과 고기로
어머니들은 국밥을 만드셨다
모든게 부족하고 가스마저 끊겼어도
아직은 바람 세찬 교사밖에서
장작을 피워가며 밥을 지으며
선생님들은 국밥을 만드셨다
대지진이 일어난 순간
제몸보다 초급부동생들 걱정이 앞서
흔들리는 교사속에 용케도 뛰여들어
끝내 동생들을 구원해낸 졸업생들
교사는 기울어지고 유리는 깨져
추위때문에 벌벌 떠는 동생들 위해
서슴없이 웃옷을 벗어 입혀주며
한가슴에 꼭 안아준 졸업생들
10년가까운 기나긴 세월
친형제처럼 지내온 행복의 나날
너희들의 마음에 고이 자라난건
자기보다먼저 남을 위하는 마음
꽃보다 고운 마음 키워준
우리 학교에 감사드리며
너희들 떠나가는 뜻깊은 날에
푸짐한 진수성찬 차려주지 못했어도
사랑하는 학생들이여 잊지 말자
그언제나 우린 혼자가 아님을
어머니조국이 항상 지켜보고있음을
진정으로 도와주는 동포들이 있음을
앞으로 너희들이 걸어갈 길우에
그 어떤 어려움이 닥쳐온데도
한그릇 국밥의 뜨뜻함을 잊지말거라
바라노니 다음은 너희들이 국밥이 되길
-도호꾸조선초중급학교 졸업생들에게-
③「天に向かって」
大阪今里楠通りに 一本の桜の木
樹齢何十年になるのだろう
大人の腰ほどの太い幹は
化石の様にごつごつしているが
数百本の枝という枝には
愛らしい蕾が一斉に笑顔を見せ始めた
心ない人が引っ掛けてしまったのか
折れたまま辛うじてくっついてる枝にも
隔たり無く蕾は生まれ花をつけた
りっぱにりっぱに花をつけた
戦前 くねくねした 小川だったところ
その頃から 一本の桜の木は
道行く人々に 春を知らせてくれた
雨風に耐えながら 空襲をも乗り越え
何とたくましいのだろう
地面すれすれの所からも枝が延び
枝という枝の先は 天に向かっている
折れた枝さえも 天に向かっている
自分の花の重みに
押しつぶされそうになりながらも
力を振り絞って 天に向かっている
枝たちは 今も天に向かっている
一本の桜の木に 被災地の方々を想う
天に向かって 一緒に生きていこうと
お日様は 今日も 燦々と降り注ぎ
元気になってと 励ましてくれている
2011.4
「 하늘을 향하여 」
大阪 今里 楠거리에 한그루 벗나무
몇십년을 묵은 나무일가
어른의 허리마냥 굵직한 줄기는
화석인양 울퉁불퉁하지만
수백갈래의 가지란 가지에선
예쁜 꽃망울이 활짝 웃는구나
매정한 사람한테 걸리였는지
꺾어진채 간신이 붙어있는 가지에도
차별없이 망울은 맺혀 꽃을 달았구나
장하게 장하게도 꽃을 달았구나
지난날엔 구불구불한 시내였던 곳
그때도 한그루의 벗나무는
길가는 사람들에게 봄을 알려주었지
모진 비바람을 이겨내며 공습마저 이겨내며
어쩌면 이렇게도 씩씩할가
땅바닥에 스치도록 가지는 뻗어
가지란 가지의 끝은 하늘을 향하고있네
꺾어진 가지마저 하늘을 향하고있네
자기 꽃의 무게에
꽉 눌리울것 같아도
안깐힘을 다 써서 하늘을 향하고있네
가지들은 이 시각에도 하늘을 향하고있네
한그루 벗나무에 솟구쳐오르는 피해지생각
하늘을 향하여 함께 나아가고싶구나
해님은 오늘도 찬연한 빛을 뿌리며
다시한번 기운내라 고무해주고있거니
④「 仮面を剥がせ 」
同じ日同じ時間に
天地が揺れ山河が変わった
同じ日同じ時間に
田畑を失い家族までも失くした
同じ日同じ時間に
家屋が流され校舎がつぶれた
同じ日同じ時間に
絶望を突き破って立ち上がり助け合った
なのになのに
彼方達は私たちを透明人間にしてしまった
《朝鮮の子供達だけは除外する》
高校無償化も 自治体の教育助成金も
彼方達には見えないのですか
悲しみを堪えながら近隣のために働く人達が
彼方達には見えないのですか
民族を越え助け合う親善の輪が
彼方達は人間の心を失った
100年が過ぎても変わったものが何も無い
《良識のある国》、《ひとつになった日本》
呆れて物が言えない 仮面を剥がしなさい
許せない 直ちに 取り消しなさい 暴挙を
良心が見ている 世界中が見ている
2011.4
「가면을 벗어던져라」
한날한시에
천지가 흔들리고 강산이 변했다
한날한시에
논밭을 잃고 가족마저 잃었다
한날한시에
가옥이 무너지고 교사가 망가졌다
한날한시에
절망을 뚫고 다시 일어나 이웃을 도왔다
허나 허나
너희들은 우리를 투명인간으로 만들었다
≪조선학교학생만은 제외한다≫
고교무상화도 자치체교육조성금도
너희들에겐 안보이느냐
슬픔을 참아가며 이웃을 돕는 학생들이
너희들에겐 안보이느냐
민족을 넘어서며 협조하는 친선의 륜이
너희들은 인간의 마음을 잃은지 오래다
100년이 지나도 변한게 없구나
≪량식있는 나라≫,≪단결된 나라 일본≫
어안이 벙벙하다 가면을 벗어던져라
용서치 않으리라 당장 거둬치우라
량심들이 보고있다 온 세계가 주시하고있다
⑤「無念の花」
あたり一面 黄色い花
菜の花畑のように見えます
咲誇っているように見えます
でも私は 咲いてはならない花でした
私は冬キャベツ
あなたの食卓で喜ばれる筈でした
お好み屋さんで大活躍する筈でした
ビタミンCやUが 豊富で
ロールキャベツや トンカツの付け合わせに
薬の名前にもなりました 胃腸を整えると
津波で家が流され 人も、車も流されたのに
私たちは踏ん張り この地に生き残りました
なのに 進入禁止地域に指定されました
原発の放射能を一杯浴びたからと 誰のせい?
親子3代続いたキャベツ栽培
7500個の私たちは放置され
悲しみのあまり 自ら命を絶った御主人
泣く泣く この地を離れた ご家族
私たちは放射能の雨を浴びるだけ浴び
誰からも見向きもされないまま
黄色い花になりました
恨みの花 怒りの花 無念の花に
2011・6・30
⑥「うらぎり」
「愛してる 君のすべてを!
困難を一緒に乗り越えようね」
やさしく ささやいてた 貴方が
突然 言った 「さよなら」
「母さんがさ 駄目だってさ
丈夫な赤ちゃん産め無いからって」
嘘だよね 冗談でしょう?
死ぬまで一緒だって 言ったよね
どうなるの 私の心は?
これから 何を信じればいいの?
福島にいたことが どうして
別れる理由になるの? ひどい
胸が張り裂けそう
誰を怨めばいいの?
2011・7.3