ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

ユニの入学式と朋友との再会と桃園―素敵な一日

2014-04-03 06:24:33 | 日記



 4月2日、一番上の孫であるユニが遂に中学生になりました。

 私が28年間通った中級学校に入学したのです。4年前に退職したので、学校を訪ねるのは運動会とかクラブ指導のお手伝いとかで年に何回かしかありませんが、何しろ28年間も通った故郷のようなところなので、いつ行っても懐かしい母校以上の母校と言えるでしょう。

 そこに孫が入学したのです。





 教え子がすでに父母になり、大勢来ていました。友人の姿も見えます。いつもながら親姉妹に祖父母まで参席する年中行事の一つです。

 入学式が始まりました。

 生徒一人一人が呼ばれます。時折凄い大きな声で返事をしたり、ハイテンションな声で返事をする生徒がいて笑いがこぼれたりホーという感嘆の声が漏れたりで和やかに式は進行されました。

  新入生85人!

  少し複雑な心境でした。それというのも私が赴任した1982年度の入学式に参席した新入生は168人でしたから、ちょうど半分なのです。


  30数年の間に半分に生徒数が減少したのです。少子化問題や財政問題や色々事情はあるにせよ、少し寂しい気がしました。

  
  しかし異国の地に於いて70年近い歳月民族教育が継続され、民族の言葉や歴史を教え、民族心を育んでいる場所は、世界中どこを探しても朝鮮学校しかないのですから、本当はすごいことなのです。4世、5世の時代になりました。

  
  85人の宝物の様な子供たちが元気に健やかに逞しく育ってくれることを心の底から願いました。
















  入学式を終え、10数年苦楽を共にした朋友との待ち合わせ場所である大阪城公園に行きました。

  40年近く教壇に立った彼女は、退職後も民族教育の発展を願い小人数の学校での教授方法を研究し、実践している凄い人です。

  教員時代、よく二人で論文を見せ合ったり、教授方法についての討論をしたものです。向こうは社会科、私は国語科だったので科目は違いましたが、共通点が多々あり、学ぶことが本当に多かった友人です。退職後もこうして年に何回か食事をしながら、あるときは二人であるときはほかの友人たちと一緒に年に何回か楽しい時間を過ごすのです。

  今日も楽しくも心に残るお話を沢山聞かせていただき、又私も新しい出会いや出来事についてお話させていただきました。


  桃園に行こうと誘いました。


  もう満開でした。


















































































 楽しい時間はあっという間に過ぎて行きました。もう帰らなければなりません。

  今日の夜は孫のリファとユファが初めてお泊りに来るのです。名残は惜しいけど森之宮駅に向かいました。

 入り口近くにも可愛い花が咲いていました。とても素敵な一日でした。心が満たされとても穏やかな気持ちです。







  
コメント
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