今年もそろそろ終わりかな。
ということで、令和元年最後の石鯛釣りに行きました。
去年はボウズ。
今年は石垣鯛を2枚上げたけど、石鯛は0枚。
不調の底物釣りです。
最近は急に冷え込み、真冬並みの寒さということなので、
魚の活性も低いだろうと、用意したエサはウニを25個のみです。
磯に上がって1投目。
写真を撮って、至福の一服を味わっていると、穂先にアタリが出始めました。
予想に反して魚の活性が高いようです。
煙草を咥えながら構えていると、竿が舞い込みました。
すかさずアワセを入れると、頼りない手応えです。
リールを巻いていくと、上がってきたのは30センチほどのイラです。
とりあえず潮だまりにイラを放り込んで、次の餌を付けて2投目。
イラの針を外してリリースしようとしていると、何やら不穏な気配がしました。
「極翔石鯛」に目をやると、なんと舞い込んでいます。
慌ててイラを放り出して竿を立てると、イラとは格段に違う引きです。
底に向かう獲物を満身の力を込めて引き留め、ポンピングをしながらリールを巻いていきます。
足元で根に突っ込まれそうになった時は、足がふらつきました。
ようやく水面に姿を見せたのは、シマシマの魚体です。
一昨年の12月に釣って以来、2年ぶりの石鯛です。
慎重を期して、玉網を使って取り込みました。
石鯛用に用意した80センチ枠玉網、初の出番です。
今まで、弁当の受け取りと風で飛んだゴミの回収ぐらいしか使っていなかったのですが・・・
2投目で石鯛をゲット。
最短記録です。
釣りを開始早々に本命を釣って、一気に気が楽になりました。
その後も二回竿が舞い込み、すっぽ抜けと針外れをくらいましたが腐ることはありません。
弁当船がきてからは風が強くなりましたが平気です。
餌取が多くてウニがすぐに取られてしまって、12時にはエサがなくなってしまいました。
でも朝一の獲物おかげで、充実した気持ちで船を迎えられました。
港に戻って計測してもらうと、なんと50.2センチ。
新記録です。
僕は石鯛を釣ってすぐに絞めてクーラーボックスに入れていたのですが、
船頭曰く、死後硬直で身が縮んでいるから、生かしていたら52センチはあったのと違うかとういうことです。
ということで、僕の石鯛最長寸は52センチです(笑)