今日も伊予三島駅は雨に濡れていました。
幸いまだ雨がふっていなかったので、国道11号線を高松に向かって走りはじめました。
国道11号線は、ここに来るまでに乗った電車の線路に沿って走っています。車窓から見た道を走るのは、なんだか損した気分です。
観音寺市の琴弾公園に寛永通宝の砂絵があるというので、覗いてみることにしました。
公園では、砂絵は単なる砂の凸凹にしか見えません。通りかかりのおばさんに聞いてみると、やっぱり展望台に登らないと、全体が見えないそうです。
遊歩道で10分くらいだそうですが、階段があるので、自転車では無理ということです。車道で展望台に向かいました。
展望台からは、寛永通宝が綺麗に見えました。この砂絵は、昔にお殿様が赴任してきたときに、村人が歓迎に作ったものだそうです。
琴弾公園を過ぎたところで、雨が降り出しました。
雨の中を荘内半島にさしかかりました。アップダウンのきつい半島で、ショートカットをしなかったことを後悔しながら、何度も上り坂を、Bromptonを押して上りました。
荘内半島は浦島太郎の伝説の地で、バス停のマークや公衆便所まで竜宮城をかたどっています。
やっとのことで荘内半島を回り、暖かい讃岐うどんでお腹を温めました。本場の讃岐うどんは、腰があって最高です。
坂出に入ると、頭上を瀬戸大橋の高速道路が通っていました。
瀬戸大橋記念公園の瀬戸大橋タワーから、瀬戸大橋を眺めようと向かったのですが、ひどい霧が出ていて、眺めを期待できそうにもありません。
あきらめて高松市内のホテルに向かいました。
さぬき浜道路を走ると、もう少しで高松というところで、目の前に山が迫ってきました。「また山を登るのか。トンネルを掘ってくれ」という心の声が天に届いたのか、全長1,437メートルの五色台トンネルが、山を貫いていました。
通行料20円は、安いものです。
7日目 |
||
走行距離 |
106.8km |
(GPS計測) |
総走行距離 |
661.0km |
|
交通費 |
8,920円 |
(自宅~JR伊予三島駅) |
通行料 |
20円 |
高松坂出有料道路 |
宿泊費 |
3,900円 |
|
合計 |
12,840円 |
|
総合計 |
69,650円 |