動物避け笛を着けたおかげで、先々月に道中でイノシシにぶつかられた筏に無事に到着しました。
波も風も穏やかですが、昼から風が強くなるという天気予報なので、早めにチヌを釣り上げたいものです。
釣りを始めると、魚の活性は高く、チャリコやフグやハゲが刺し餌を喰ってきます。
期待が持てそうです。
早くチヌが寄るように、せっせとダンゴを打ち返しました。
釣りを始めて1時間ほど、隣の筏でチヌが上がりました。
時合かと気合を入れたのですが、僕の竿にはチヌが喰ってきません。
隣の筏の釣り人が、2匹目を上げました。
周りは釣れているのに僕だけ釣れない。
嫌な予感にさいなまれていると、小さなアタリを捕らえ、魚が乗りました。
ごつごつといい感じの手応えです。
30センチオーバーの少し小さいけれど、チヌです。
2025年の初チヌです。長かった。
前にチヌを釣ってから、6か月も経っています。
食いが渋いみたいで、釣り針は唇の端に刺さっていました。
船頭が見回りに来たました。
念願のチヌを釣ったし、昼から風が強くなるそうなので、最終までするのは辞めて、3時に迎えに来てくれるようにお願いしました。
船頭が港に帰るの見送った後、またもや小さなアタリが。
今度は少し型が良くなりました。
続けて大きなアタリが出たのでアワセたら、魚が横に走ります。
ボラを掛けてしまったか、と思ったら、良型のチヌでした。
このチヌはしっかりと針を飲み込んでいました。
3匹のチヌを釣って余裕が出たので、お昼寝をすることにしました。
お昼寝の新兵器があります。
娘が誕生日にプレゼントしてくれた日除け付きの枕です。
筒になったところに顔を入れると、太陽のまぶしさが軽減されて、気持ちよく寝ることができます。
昼寝から覚めると、風が強くなってきました。
もっと早めに帰った方が良いかなと思い、船頭に電話すると、次は1時に回って来るそうです。
時計を見ると2時間ほど、と、突風が吹き、タックルバッカンの蓋が開いて日除け付きの枕が飛んでいきました。
幸い隣の筏の人がすくってくれたので、娘に怒られずに済みました。
(日除け付きの枕は帰りの船で受け取りました)
釣りを続けますが、風で穂先があおられて、アタリが取れません。
時間が過ぎていき、納竿まであと15分ほど、風にあおられる穂先にしっかりとしたアタリが出たのでアワセると、本日一番のチヌが掛かりました。
後半は悪天候でしたが、4匹のチヌを釣って、大満足です。