折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

玉枠(ランディングネット)自作

2020年01月07日 | チヌ(黒鯛)

僕が筏釣りで愛用している玉網は、ワンピースのオーバル型ランディングネットのSサイズです。

Sサイズなのでタックルバッカンにすっぽりと入って、ワンピースなので丈夫です。

でも、不満が少々あります。

下部の絞り込みがきついので、大きなチヌ(黒鯛)が掛かった時には、すくい辛い時があります。

しかし、理想の形のランディングネットはありません。

ならば、自作してやろうということになりました。

僕の理想のランディングネットの形は楕円形に近い形です。

まずはフレームの型作りです。

方眼紙で型紙を作って、ホームセンターで買った12mm厚の合板の端材に写し取ります。



端材を卓上糸鋸で切り取り、フレームを留める留め金は、5mm×30mmのボルト使いました。


フレームの材となる薄い板ですが、ホームセンターでは900mmの長さしかありません。
フレームの型の全周を計ると、1020mmです。

仕方がないので12mm×30mm×1900mmの檜を買ってきて、
卓上バンドソーに治具をつけて3mm厚の板を作ることにしました。
こんな感じです。


上手く薄い板を切り取ることができました。


板は3枚使う予定ですが、折れたときの予備とあて木用にと、6枚作りました。

次は板を水に浸けるのですが、板の長さは型の全周に余裕を見て1300mmあります。

我が家のお風呂はそんなに大きくありません。

さあどうしようかと思ったら、いいのがありました。


「豪腕石鯛」が入っていたケースです。

底にビニール袋をかぶせて水を満たし、フレーム材を一晩浸けました。

いよいよ最大の難関の板曲げです。

そこで、いいものがありました。


スチームクリーナーです。

何かのお返しのカタログ通販で手に入れたもので、水蒸気でガスコンロなどの汚れを落とす器具です。

スチームクリーナーで温めては曲げてタコ糸で固定して、

フレーム材を曲げることができました。

このまま、1週間ほど乾かします。