折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

魚釣り-「初釣り その3」

2013年01月20日 | グレ

 
今年初めての磯釣りに行きました。
釣友とは、春から秋にかけては、筏釣りに行っているのですが、冬場は寒さで手が痛くなるので、ダンゴを握るのは嫌だということで、磯に釣りに行っています。


磯での釣りは、オキアミと配合餌を混ぜた撒き餌で魚をおびき寄せるフカセ釣りで、グレ(標準和名メジナ)を狙っています。
この日は、冬場には珍しく、波風が弱く、絶好の釣り日和でした。

釣友二人は、沈め釣りとスルスル釣りでグレを狙います。

沈め釣りは、ウキを沈めて魚を探る釣り方です。
ウキを沈めてしまったら、ウキの役目を果たさないのでは、と思うかもしれませんが、フカセ釣りでは、撒き餌と釣り針につけた刺し餌を同調させ、撒き餌と一緒に刺し餌を喰わせることが重要です。
沈め釣りは、ウキを沈めて潮の流れにのせ、撒き餌と刺し餌を同調させる釣り方です。
アタリは、道糸や竿の穂先の動きでとります。

スルスル釣りは、ウキ止めつけず、ウキが自由に動く釣り方です。
ウキの中を釣り糸が自由にスルスルと動くので、スルスル釣りです。
ウキを止めなかったら、魚が餌を喰っても、ウキが沈まないのでは、と思うかもしれませんが、魚が餌を喰うと、その抵抗でウキに反応が出ます。
この釣り方も、釣り糸をどんどん送り出していって、撒き餌と刺し餌を同調させることが目的です。

僕は、近所の釣具屋で、スルスル釣り用のウキですが、魚が餌を咥えて引っ張ると、釣り糸がロックされ、ウキが沈むというウキが売られているのを見つけたので、それを試します。
画期的な仕組みなのに、釣具店の目立たないところで、半額以下で売られていたのが気になりますが・・・

天気が良くて暖かいものの、やっぱり冬の海は冷たくて、魚の活性が低く、刺し餌がそのまま残ってきます。
3時間ほどその状態が続いたのですが、ようやく僕のウキが勢いよく沈みました。
画期的な仕組みは効果があるようです。
あわせてみると、かなりの大物です。
魚を浮かせようと頑張っていたのですが、磯の根にハリスが擦れて、切られてしまいました。
無茶苦茶悔しかったのですが、それが3回も続きました。
4回目は、磯際ぎりぎりまで前に出て、根をかわして、魚を浮かせることに成功しました。
 釣り上げたのは、30センチぐらいのアイゴです。
アイゴは背びれや胸ひれに毒を持っていて、刺されるとひどく痛むらしいので、要注意ですが、一夜干しをして焼くと、チヌやグレよりも美味しい魚です。
グレ狙いなので残念ですが、家族には喜ばれるので、お土産にしました。


沈め釣りの釣友は、25センチぐらいのグレとガシラとアイゴを1づつ。
スルスル釣りの釣友は、アイゴを1匹。

僕は、アイゴを2匹追加しましたが、本命のグレは、釣れずじまいでした。
本命のグレは釣れませんでしたが、天気も良く、本命こそ釣れなかったものの魚の引きを味わえ、お土産もできたので、これで満足しておかなければ、ばちがあたります。
本日のお土産