折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

魚釣り-「初釣り その2」

2013年01月05日 | チヌ(黒鯛)

Yahoooの天気予報を見たら、土曜日は気温が低いものの、天気は晴れ、波の高さは1メートルで、風は風速1メートルから2メートル。
冬場にこんな穏やかな日は珍しく、これは行くしかないと、嫁さんに呆れられながらも
、筏へ初釣りに行きました。

筏釣りは、ヌカと砂を混ぜたものに、オキアミや貝を包んで、黒鯛を狙う釣りです。
こんな感じです(お昼にカップヌードルを作っているときに撮りました)

ちなみに、ヌカと砂を混ぜたものを、ダンゴと呼んでいます。
12月29日の釣り納めは、天気が良かったものの、水温が低くて、僕も釣友二人もアタリ
が全くなく、散々な結果に終わりました。

釣友に声を掛けたのですが、急な思い付きだったので、二人とも不参加。
今日は一人で頑張ります。

7時に出船して筏に渡り、意気込んでダンゴを落としましたが、案の定、魚の反応はあ
りません。
時々餌を齧られますが、ハリスの傷のつき具合から見て、フグの悪戯でしょう。
今日も厳しい釣りになりそうです。

筏のチヌ釣りは、穂先でアタリをとります。
10時ごろ、波に揺れる穂先に、かすかなアタリがありました。
思いっきりあわせると、肩にずっしりとした重みがかかりました。
かなりの大物がかかりましたが、すぐに喜んではいられません。
ボラという魚がダンゴが大好物で、チヌ釣りにはつきもの外道なのです。
特にここのボラは、50センチを超える大物ばかりで、3匹も釣ったら腕がパンパンになってしま
います。
ボラは横に、チヌは底に向かって走ります。
この手ごたえは、底に向かっています。
これはチヌだろうと、期待を胸にリールを巻き上げていくと、銀色の魚体が浮かび上が
ってきました。
初釣りでチヌを釣るなんて、チヌ釣りを初めて13年になりますが、これが初めてです。

そしてなんと、11時ごろにもう一匹追加。
今年は、なんて良い年なんでしょう。

嫁さんに2匹目が釣れたとメールをしたら、イカも釣ってと返事が来たので、チヌ釣りを
小休止、エギングでアオリイカを狙いましたが、釣れそうな気がしません。
早々にエギングを切り上げ、チヌ釣りに戻り、3時ごろにそおっと誘いをかけた時、穂
先がチクっと動きました。
すかさずあわせると3匹目のチヌです。
穂先とウキの違いがありますが、小さなアタリを見極めるのは、ヘラブナ釣りと共通で
す。
小さなアタリと鋭い引き、これがチヌ釣りとヘラブナ釣りの醍醐味だと思います。

3匹も釣れば上出来なのですが、釣り人とは欲張りなもので、もう一匹と頑張りました。
4時半に船が迎えにくるので、4時には片付けを始めないといけません。
もう時間がないなあと、仕掛けを回収しようとすると、いきなり竿を持っていかれまし
た。
首を振りながら、底へ向かって走る、鯛系独特の引きです。
それも、今まで味わったことのないぐらいに強烈な引きです。
体感的には5分ぐらい魚と引き合っていたでしょうか。
やがて魚が疲れてきて、浮かび上がってきました。こちらも腕がクタクタです。
ようやく魚の姿が見えました。
銀色の魚体です。
これは記録的な大チヌか! と思ったら、細長い魚体です。
なんと、ボラの尻尾に針がかかっていました。

そら尻尾に針が掛かって上に引っ張られたら、振るし底にも走るわな・・・
残念です。

それでも46センチを筆頭に、44センチと42センチのチヌが釣れましたから、今年は素晴らしい年になりそうです。