新へそ曲がりおじさんの花便り(旧へそ曲がりおじさんの、へそ曲がりなオカヤドカリ飼育法)        

わけあってリニューアルオープンします。オカヤドカリの飼育はやめたので、花便りがメインになります。

やっと夏の準備を始めました

2008-05-19 03:45:37 | オカヤドカリに関する話し
去年の10月から水に浸けたままだった砂を洗って、水を切りました。
半年以上も水に浸けておいたので、エサの残りなどの有機物も、ほぼ完全に分解していると思います。
交換したばかりの砂を洗っても、砂に固着した汚れは中々取れないのだが、ある程度水に浸けておくと、軟らかくなって落ちやすくなります。
固着した汚れが残っていると、それを栄養にして細菌が繁殖するので、すぐに衛生状態が悪くなり、洗う意味が薄れてしまいます。
一方、「洗ったあと、日に当てて干す(乾燥させる)」と言うことが行われるようなのだが、「日光消毒」と言う意味でするのであれば、「その効果は数日で失われる」と考えてよいだろう。
日光消毒の効果を過大に期待するのはやめたほうがよいだろう。
砂をドライで使うのならともかく、ウエットにするのであれば「十分に水を切った生乾きの状態の砂」をそのまま使うほうが、簡単でよいと思うのだが・・・・。
従来言われていた「オカヤドカリは乾燥に弱く、干からびて死ぬ」と言うのは、「迷信?」ではないかと思う。
飼育容器の中の衛生状態を良好に保つためには、砂は「濡れていると言うのではなく、湿っている」と言う程度に保ち、湿度も低めに保つ事である。
梅雨時に物が腐りやすくなったりカビがハエたりする事を考えれば、納得できると思うのだが・・・・。
従来言われていた「オカヤドカリの飼育に関する情報」には、科学的な観察に基ずか無いものが殆どで、それがそのまま現在に至っているのである。
湿度に関しては、40%以下になっても問題が無いことは、去年の夏に実証済みだし、暑さに関しても「通風がよい状態」であれば、40度位になっても大丈夫だと思う。
元々が亜熱帯地方の生き物なのだから、人間が耐えられる程度の温度には耐えられるはずであるが、狭い容器の中での「蒸し風呂状態」ではナンとも言えないが・・・・。
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