新へそ曲がりおじさんの花便り(旧へそ曲がりおじさんの、へそ曲がりなオカヤドカリ飼育法)        

わけあってリニューアルオープンします。オカヤドカリの飼育はやめたので、花便りがメインになります。

オカヤドカリの命を大切に

2008-09-23 03:26:25 | オカヤドカリに関する話し
オカヤドカリに関連するサイトやブログに良く出てくる言葉であるが、なんとも「えこひいき」に感じてならない。
突然こんなことを書き出すのには「それなりの理由」があるのだが、別に「命を粗末にしてもよい」と言うわけではないのだが・・・・。
私もオカヤドカリを飼育しているからわかるのだが、確かにオカヤドカリは「ユーモラスで可愛い」のであるが、「命を大切に」と言うのは別な部分に理由があると思うのだが・・・・。
「別な部分?」とは、「自分のところでは増殖できない」と言う部分で、もしオカヤドカリが簡単に増殖できたらどうなるのであろうか?。
話はまったく違って、「命を大切に」どころか、「共食い」にさえ気を使わなくなってしまうのではなかろうか?。
自分で増殖することが出来ない以上、数が減れば、新たに買ってこない限り「数はそのまま」なのだが、自分で簡単に増殖できれば「増えすぎたら始末に困る」と言うことになるだろう。
始末に困ったら?・・・・。
突然こんなことを書き出した「それなりの理由」とは、趣味で栽培しているサボテンに種が出来、その種を蒔いたところ「沢山の芽」が出てきてしまったのである。
沢山の芽が出てくれること自体はうれしいのだが・・・・、「これを全部育てたら・・・・」と考えると、「とても置く場所がない」と言うことになり、残せるのは「ごく一部」でしかなくなってしまう。
このことをオカヤドカリに当てはめて考えてみれば、私が言うことが理解できると思うのだが・・・・。
「貴重だから大切にする」と言うことでは、本当の意味で「命を大切にする」と言うことにはならないと思うのだが・・・・。
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そろそろ冬の準備を始めなくてはいけない

2008-09-14 03:46:40 | オカヤドカリに関する話し
ここのところ暑い日が戻ってきているので、夜間の室温も22度以下にはならないのだが、10月にはいれば20度を下回る日も多くなるので冬に備えた設備が必要になってくる。
20度を下回ったからと言ってオカヤドカリが死ぬようなことは無いのだが、動きは極めて悪くなってしまう。
「単に冬を越す」と言うことであれば、15度くらいでも問題は無いのだろうが、多くの場合砂に潜ったままの冬眠状態になってしまい、「鑑賞の対象」としては非常に都合が悪いのである。
オカヤドカリが活発に動いてくれるということを考えると、25度~30度くらいが良いのだろうが、温度を高く設定すると「結露とカビの発生」と言う問題が出てきてしまうのである。
結露とカビの発生を防ぐには、「換気を図って湿度を高くしない」ようにすればよいのだが、これが一般的な飼育容器では非常に難しい問題なのである。
温度を低く設定すればある程度解決できるのだが、鑑賞するためには都合が悪くなってしまい、痛し痒しである。
私の場合は側面に開口部のある自作の容器なので、換気するためには都合が良く、結露やカビの発生をかなり防ぐことが出来るのであるが、通常の上面が開口する容器では、同じ面積の開口部を設けても側面の開口部とは大きな違いが出てしまう。
これは物理に詳しい人なら良くわかることでしょう。
依然として「オカヤドカリは乾燥に弱い」と思っている人が多いようだが、けしてそも様なことはなく、「貝殻の中に少量の水を溜めている」と言うのもいささか「眉唾」だと思うのだが・・・・。
過去に3回だが、「宿替えした直後の貝殻」を調べたことがあるのだが、いずれも中は乾いており、「宿替え直後に水を取り入れる」と言う行動も見られなかった。
もし本当に水を蓄えているのなら、オカヤドカリが逆さまになったときに水がにじんでこなくてはならないのだが、これも「一度も見たことが無い」のである。
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やはりオカヤドカリは夜行性ではない(本当は昨日書いたのだが、下書きのままで忘れていました)

2008-09-02 04:21:32 | オカヤドカリに関する話し
昨夜のNHKテレビ「ダーウインがきた」を見た方はわかると思うのだが、昼間の明るい時間帯に活動いている。
それ以外でも、ブログなどに出てくる画像のほとんどが「夜間ではなく昼間に写された」もので、「オカヤドカリは夜行性」と言うには「間違い」と言ってよいだろう。
もともとが臆病な生き物なので「人間(外敵)がいるときは隠れてしまう」ため「昼間見かけない」と言うことから、「短絡的に夜行性と考えた」ことによるものだろう。
アホウドリに限らず「自然界の生物の生態」と言うものは、「ほとんど何もわかっていない」と言うのが実情で、オカヤドカリに関しても「経験者の経験則」によるものがほとんどで、ある人がうまくいったとしても、「他の人もうまくいく」と言う保証はどこにもない。
「単独で飼うのがよいのか、複数で飼うのがよいのか」と言う問題にしても、「オカヤドカリに聞いて見なけりゃわからない」と言うのが正解だろう。
「天然記念物に認定されている」と言う問題にしても、「認定時の基準に疑問?がある」と言うことで、天然記念物だからと言って、けして「絶滅危惧種」ではないのである。
最も「絶滅危惧種ではない」からと言って、けして「粗末に扱ってよい」と言っているわけではないのだが・・・・。
「オカヤドカリの命を大切に」などと言うことも、「オカヤドカリの命ばかり問題にするが、他の命はどうなの?」と、私は言いたくなるのだが・・・・。
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