新へそ曲がりおじさんの花便り(旧へそ曲がりおじさんの、へそ曲がりなオカヤドカリ飼育法)        

わけあってリニューアルオープンします。オカヤドカリの飼育はやめたので、花便りがメインになります。

何故かこの@だけが宿替えしない    時期的なこともあるので補足しておきます

2017-08-15 04:16:06 | オカヤドカリに関する話し
4匹のLLサイズの中では一番小さい方で、Lサイズと言っても良いのかもしれないが、背負っている貝殻の重さは@の体重の2倍くらいあるのではなかろうか。
丁度良いくらいのサザエの貝殻があるのだが、余程この貝殻が気に入っていると見えて宿替えしようとしない。
仮の話し、サザエの貝殻に宿替えしたとすると、これくらいの大きさだと15グラムくらいなので、54グラムが40グラム位になるのではないだろうか。

2009.07.07.





補足です。

この記事を書いたのは8年も前のこと。

でこの時の@たちだが、私は2年後の10月に舌癌の手術で3か月半もの入院生活を余儀なくされ、その時にすべて死んでしまいました。

そう、一人暮らしだったので、入院中は世話をすることができなかったからです。

で、肝心な「宿替え」に関する話だが、@たちにとって貝殻は「住まい」であるとともに、「身を守る防護服」でもあります。

なので、かなり慎重に貝殻選びをします。

そのため、人間の側から見れば同じように見えても、@たちのとってはかなりの違いがあるようで、いくつもの貝殻を置いても宿替えしないこともよくあります。


宿替えに当たっては、まず初めに、手ごろな貝殻があると脚で抱え込みます。

抱え込んだ後は脚でクルクルと回します。

結構長く回していることもあるので、この時に大きさを確認しているのかも。

大きさが気に入ると、次は「鋏脚」を貝殻の内部に入れます。

これも結構時間をかけることも多いが、短時間で終わることも。

このときは、内部の形状を調べているようで、ここであきらめることも結構あります。

ここで貝殻が気に入ると。

一気に宿替えをすることが多く、2秒か3秒で宿替えは終わります。

が・・・・。

ここまで来てその貝殻が気に入らないこともあるのです。

その時はまた元の貝殻に戻ります。

@たちが気に入る形状の貝殻は少ないと見えて、時には「奪い合い」も起きます。


貝殻の奪い合い。

「無理やり相手を引きずり出す」ということはしません。

私も初めて見たときは、何をしているのかわからなかったが・・・・。

それは、ほかの@が入っている貝殻を抱え込み、その貝殻を抱え込んで前後に揺らしていたのです。

「何をしているのかな?」としばらく見ていると、先住の@が貝殻から出てきたのです。

すると、すかさず貝殻を揺らしていた@がその貝殻に入り込む。

これを2度も目撃しています。


無理やり相手を引きずり出すのではなく、執拗に嫌がらせをして追い出すようです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ジゴニシア・紫小町が満開に | トップ | 高砂ユリでも »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

オカヤドカリに関する話し」カテゴリの最新記事