去年買った親株は、9月頃アライグマに鉢をひっくり返され、あえなく昇天。
普段の年であれば助かったかもしれないが、今年は生憎、長雨と日照不足の連続。
そう、鉢をひっくり返されただけなら助かる可能性もあっただろうが、球根が転がった先は、長雨で出来た水たまり。
気が付いた時はすでに手遅れで、球根は腐って溶けていた。
後は去年出来た種を蒔いてあるので、それにかけるしかない。
それがこの鉢です。
竹串は芽が出た数を数えるためのもの。
芽が出たのは50本余り。
記憶が定かではないが、発芽率は「90%以上」である。
大きく写してみたが、これで1センチくらいです。
1年目は小さな葉が1枚出るだけ。
春までにはもう少し大きくなるが、梅雨のころまでには消えてしまう。
2年目は葉が2枚になったと思うが、まだ花は咲かない。」
上手く育つと3年目に花を咲かせるが、咲かないことも多い。
なんでそんなことを知っているのかと言うと、過去に一度経験済みだからです。
その時はかなり増やしたが、ちょっとした手違いですべて消滅。
夏は球根だけの状態になるので、多湿に弱い。
その一方で、冬の寒さには意外に強いです。
多肉質の葉は一見寒さに弱そうに見えるが、意外や意外、マイナス4度の屋外でも枯れなかったのです。
それがわかったのは、何鉢にも増やしたため、秋にしまい忘れが出たからです。
後になってしまい忘れに気が付き、ダメだと思って見に行くと・・・・。
どっこい、マイナス4度の中で生きていたのです。