あけぼの

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Susanよ、安らかにお休みなさいネ! Rest in peace, my dearest Susan!

2016-10-09 10:16:49 | 旅行記、多文化教育、国際

   この写真に見覚えのあるお方が多いでしょう。つい先ごろ、7月1日に当Blogに載せたSusan&Paulと一緒の写真だ。20年間お隣同志、その後もCincinnatiに戻る度訪問し、食事に招かれ、友情で結ばれてきた25年来の夫婦、その片方のSusan が逝ってしまった!この写真のごとく、つい3か月前、景気付けのためステーキハウスで会食後、「余生は明るい!」と乾杯し合ったのに!ハグをし合ったらガリガリに痩せていたけど、勿論再会を信じ、二度と会えないなんて思いもしなかった! 4年前、筆者のG-sama罹患を泣いてくれ、筆者より遅れてG-sama仲間になり、筆者よりず~と元気に見えたのに、そんなに早く逝くなんて、信じることが出来ないでいる。Susan の写真を探していたら、アメリカでMulticultural Music, Art and Luncheon (現在のO地球村塾Partyの前身) をやっていた時の招待状(Susanが手伝ってくれて出来た招待状)やPartyで着物を着せて貰って喜んでいるSusanの写真が出てきたので載せたかったが、古いPCからのUpが難しくて諦めた。下の写真3は最後にSusan&Paulの家を訪問した6月6日だと思うが、この車庫の右側の部屋で、筆者はSusan にこう言った:「ポールはスーザンのことを話す時いつも涙声になる。本人より伴侶が病気になる方が辛いでしょう」と。その時Susan は「可哀そうに!]と、Paulの顔を自分の両手でなでなでしたのでPaul を始め3人で笑った。「Tadaakiも同様でしょう!」とSusan が言い、Tadaakiを探したらちゃっかり外でレンタカーの運転席にチョコンと座って筆者が家から出てくるのを待って居たのでまた3人で笑った。何度も一緒に笑ったのがこの家最後の訪問時、この夫婦とは笑った思い出ばかりだ。亡くなった日はつい半月前、筆者がお役目で米子に行き、高校生留学の意義と熱い思いを語っていた日だった。「留学とSusan」にも言及すべきこと多々あるが、まずはご冥福を祈ろう。(彩の渦輪)

写真2、いつも招かれ、こうして一緒だった 3.訪問後、いつもSusan&Paulの車庫前まで出て見送ってくれたけど、これが最後のお見送りになろうとは!



お化け顔へお見舞い感謝:毒蚊に負けず出かけてます

2016-10-06 14:09:33 | 旅行記、多文化教育、国際

  Blogあけぼのを見て自悠人のお化け顔に驚き、お見舞いの声をかけてくださった麗子さん、千代子さん、美智子さん、桂君やご母堂の和 子さん、Junkoさん、道子さん、好一さん、ご心配有難う!片眼周辺だけ正常、他は膨れ上がり、2匹のナメクジが絡んだような唇では吃驚しますよね。ご心配おかけしました!2日後にはFF活動(Friendship Force)の友人2組に会いに大岡山のトコさん宅へ、その翌日、翌々日と藤田嗣治展―東と西を結ぶ絵画展―へ、と自悠人は毒蚊攻撃にもめげずお出かけを続けましたとサ。FF活動とは1週間のホーム・ステイ交換で異文化理解を深め、世界70か国の人々と国際交流を推進する非営利の活動だ。トコさんや夫さん、台湾の黄さんご夫妻は特に活発で、最近のステイの問題点を聞きながらご馳走に与かった。生誕130年記念の藤田嗣治展は筆者にはterrific!。35歳頃から描き始めた乳白色の下地に細い輪郭線を用いた裸婦はフランスで絶大な人気を博した、と。おかっぱ頭で知られる嗣治さんは56歳の頃戦争記録映画を多数制作し、60歳の頃美術界の戦争責任追及を受け厳しく指弾され日本脱出を決意、フランス国籍を取得、カトリックの洗礼を受け、レオナール・フジタと改名した、と美術館配布の伝記にある。自悠人に、「参考になった?」と聞いたら「あんまり…好きではない」、「異国情調の画風がうけたのでは?」と、嗣治さんの抱いている猫ちゃんの方に微笑んだ。(彩の渦輪) 

写真1.FF活動に活発な友人たちと。自悠人のほっぺはまだ膨れてます 2.嗣治さんと猫ちゃん


朝日地球会議に参加:キャロラインさんは良かったが…

2016-10-04 12:22:06 | 旅行記、多文化教育、国際

朝日地球会議参加の招待状がメールで届いた。6000人応募したそうだが、会議は3日間、参加者は、2日目の昨日は150人程度居ただろうか。キャロライン・ケネディ-さんの、「環境保護の戦い、女性が主導し頑張ろう!」は良かった。アメリカの環境保護運動のルーツ、レイチェル・カーソンと彼女の著書「Silent Spring」に触れられたが、その本を読み、レイチェル・カーソンの家も訪問、その周辺の海も見て来た筆者には、「我々の未来を左右する戦いの最前線は“海”だ」という彼女の意見も、父、JFK(ジョン・F・ケネディー)の言葉の紹介、「人間の血液、汗、涙の全てに塩分があり、人間は海と繋っている」にも説得力があった。フランスの人類学者、エマニュエル・トッドさんのプレゼンテーション、「グローバリズムの危機」もユーモア交じり且つ率直で忌憚なく良かった。「米メディア報道のデータによると、自殺、麻薬、肥満等の原因で45-54歳の白人の死亡率上昇」とアメリカ社会の中間層の死亡率、その他の具体例を通して、グローバル化の行き詰まりを語り、「グローバル化の崩壊にも良い面もある」と。アメリカの大統領選で国家回帰に拍車がかかるのは問題だと思うが、パネラーたちの質問はトッドさんの専門と噛みあわないことが多く、満足度の低い会議だった。(彩の渦輪)

写真1.エマニュエル・トッドさん 2.帝国ホテル孔雀の間(場内は撮影禁止なので入口だけ)3.ケネディー大使(2人のお顔も新聞写真)


直線と曲線で創造する「破体書」展、優美だった!

2016-10-01 17:50:12 | 旅行記、多文化教育、国際

 破体作家、小松原筑穂(ちくすい)さんのミニ個展を守谷市まで見に行った。筑穂さんは知人で、82年書芸大賞を受賞した破体作家だ。破対書とは絵とも字ともつかぬ象形文字が踊るユニークなアートだが、作家のメッセージが良く伝わってくる。世界各地で展覧会を開き、オハイオ州シンシナティ市では07年、「日本破体書家展」実現に協力した。多くの参加があり、特に「書写体験指導」が好評で、創造性を重視するアメリカ人の絶賛を博した。この時のアルバムも展示してあり親友ジョアンその他多くの友人の写真を見つけて懐かしくも嬉しい書作展だった。アートは見て頂くのが一番、下手な説明は蛇足でしょう。興味のあるお方へ、筑穂さんは取手カルチャーセンターの講師です。(彩の渦輪)

写真1.2.3 破体書によるバラエティーに富んだ作品展 4.Cincinnatiの友人を見つけたアルバム 5.筑穂さんと