あけぼの

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本年2回目も香しく:月下美人 (パート8)

2014-09-10 15:56:00 | インポート

Dscn1443  Dscn1444  Dscn1445 Dscn1446  Dscn1448Dscn1450 Dscn1449  Dscn1451 Dscn1454 20149月、本年2回目の開花を見た。狂い咲きは昨年より始まった。天候異変で認知症が続くのだろう。花は今までで一番大きく、2つ付いた。今まで何回も咲いたが、莟さえつけば同じ年でもまた開花する。茎が伸びきって2mと長いし、蚊の時期だし、屋内に入れるのが大変だった。いつも開花に至るまで時間を追って写真で記録するが、今回は早く寝てしまい、ワイフが友人に電話で開花状況を伝えたり、おしゃべりしながら観察を続けた。鑑賞される方の花も毎回変化を付けようと色度合い、芳香度を高めて自己を表現したのか強烈だった。この月下美人、手入れに関係なく咲き続けるだろう。万物の霊長である人間も歳を重ねたからと言って停滞してはいけないと、この花から教わった。写真①-⑧は7:30pm-11:30pmの開花状況。⑨は翌朝5:00am(自悠人)


靴に悩んだわが青春:「お前と歩くと馬と一緒に歩いているようだ!」

2014-04-12 16:23:04 | インポート

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馬鹿の大足と言われるが、好き好んで大足になったわけではない。肉体労働が原因で手、足が発達したのだと思う。もともと体の骨組みは大きく、身長は昔でいう6尺(180cm)近くあった。青春時代百姓をした。若者向きの力仕事は汗と泥まみれ、手足で身体を支えながらの仕事だったので手足が大きくなったのは当然だ。物資の不足していた戦後、履物は当然藁草履、しかも踵のない足半(あしなか)と呼ばれた草履で自分の踵は直接地面につくものだった。手も同様。保護する手袋はなく、何でも直接素手で掴んだので爪の間はいつも真っ黒だった。これが百姓や木こり(山仕事)の仕事だった。 さて本題の靴物語だ。いつどんな折に靴を履いたか記憶にない。鳥取県の田舎には大きい靴は無く特別仕立てだった。懸命に働き、他人より遅れて入学した学生時代も特別仕立ての靴一足で4年間過ごした。東京にも筆者の足に合う靴はなかったと思う。靴底に金具を打ち付けて減らないよう心掛け、頻繁に修理した。友達と歩くと「お前と歩くと馬と一緒に歩いているようだ」とからかわれたことがあった。歩くたび、「パカパカ」と馬のひずめの音に似た金属音が鳴り響いたからだ。確か靴の料金は8千円だった。当時学生寮生活をしていて、授業料と寮費と小遣いの1か月分の合計が靴と同額の8千円だったと思う。

高価な靴と過ごした青春は百姓の代償か、修正人生への転機か。若き日のあのパカパカ靴はわが生涯を占ってくれたような気がする。忘れ得ぬ体験を思うにつけても脳裏をよぎるのはあの靴を買ってくれた母親の愛情だ。自悠人) キャプション:パカパカ靴はもう無いので、代わりに彩の渦輪がプレゼントした「GTHawkins:Traveler」を履く自悠人。


「81歳の違反者を捕まえたのは初めて!」と白バイ、得意げ

2013-12-19 20:42:41 | インポート

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目につきにくい「止まれ」サインだった。
T字路の手前、大きなガードレールで道が小さく絞られた仮道路にあり、4つのサインが一緒、しかもいつ設置されたか記憶にないサインだった。多分最近だろう。車のバックミラーに白バイの「点灯赤ランプ」が映り、続いて「止まれ!」の合図。止まった。

「一時ストップのサインが見えなかったの?」

「見えませんでした」

「この道はよく通るの?」

「いいえ」

「貴方は一時ストップしなかった。免許証を!」

見せたら、

81歳の違反者を捕まえたのは初めてです!」と丁寧語になりちょっと得意げ。そのあと油絵同好会の食事会へ行った。仲間に「高いお食事になりましたね!」とからかわれた。(自悠人)


米子の地酒を楽しむ会

2012-07-04 20:34:53 | インポート

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気仙沼から帰り、北海道085に行く前のたった一日の休養日が「米子の地酒を楽しむ会」だった。前から約束していたので「やむなし!」という気分で出かけたが、米子東高校出身者が多かったのか、なぜだかわからないが知人友人が多く参加していて驚いた。米子観光協会の人たちも上京しておられ、国際漫画博覧会が米子で開催されるとか、米子の水は日本一だとかの明るいニュースのあと試飲が始まった。気付くと賑やかな人たちが周りに集まって来ていた。我々のテーブルが笑いの渦の中心だったのではないか。紹介する写真だけでもいかにこのテーブルが笑い続けていたか容易にご想像頂けよう。お酒は千代むすび、稲田姫、八郷、他、強力が好きなのになかった。これは倉吉のお酒?筆者は「因幡の白兎」という和菓子が当たった。鬼太郎どら焼きが当たった人も同テーブルだった。(彩の渦輪)