あけぼの

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母の日に枯れた花が届きガックリ、その後の対応にビックリ!

2017-05-19 14:04:14 | 旅行記、多文化教育、国際

  過去何年だろうか、娘から届く母の日の花は新鮮で良い香りの赤いカーネーション、種々の薔薇と芸術的にAssortされ、包み紙さえ二色の和紙で美しく、リボンも可愛く、カードも素敵で花瓶に張り付け感謝して飾った。ところが、初めてのことだが、今年は母の日より3日も早く届き、箱は天井に届くほど大きかったが、カーネーションの花弁は下半分が袴状に垂れ下がり、完全にドライフラワーになった薔薇もあり、全体の2/3は枯れていたのだ。本番の母の日の前に店が枯れた花を片付けようとしたとしか思えない枯れ花群だった。「言おうか、言うまいか」と夜まで迷った。注文店を変えたのだろうと思ったが、娘のせいではないと思うなら伝えた方がいいとの結論に達し、電話した。「箱の中に何か紙が無い?」。探したら「母の日お花の相談窓口」という紙切れが。翌日勇気を出して電話した。はじめは電話がプツンと切られたり、で諦めかけたが、花が枯れていた旨を一応伝え、それきりだった。娘の方は注文店に電話したようだ。やがての頃「母の日お花の相談窓口」から丁寧な女性の声で、「代わりに蘭を送ったら受け取って頂けますか?」筆者:「発注店からもしかしてお詫びの花が来るかもしれないんですが」「そちらから来ても来なくてもこの窓口として手配したいのです」。娘の注文店から翌日、こんどは立派な花束が届き(2本を除き)、責任者と名乗る男性から「ご迷惑をおかけしました」と丁寧なお詫び電話。そして本日、時間は経ったが、「母の日お花の相談窓口」から何と紅白のデンファレという蘭が届き、ビックリ!「母の日お花の相談窓口」にお礼の電話をしたら「お客様に喜んでいただけるよう努力しています!」と。いまどきこんなことが起こるんですね。(彩の渦輪)


Cincinnatiで知らない人から「Mr. Ogawa!」と声をかけられた!

2017-05-16 14:24:24 | 旅行記、多文化教育、国際

  Cincinnati (Ohio州)市のミニマートで「Mr. Ogawa!」と声をかけられた。太りぎみの若いアメリカ人女性、シンシナティに着いた翌日だった。「えっ?!」「なぜ私の名を?」と凝視したが知らないおばさん。初対面の人に間違いない。親しそうに話かけて来たがこちらは英語の聞き取りは苦手、ニコニコ会釈しながら別れてしまった。

 その日ワイフは友人、Bettieさんと会って食事をした。Bettieさんの話によると…筆者に声をかけて来た女性はフェイスブックで3日前、Seattleのチュウリップ畑で写った筆者夫婦の写真を見て、写真そっくりの顔をここシンシナティで見つけたので思わず声をかけたのだった。彼女はBettieさんの義理の息子の奥さんだった!Seattleで、彼女の義理の姉弟、JeannineやMike、Jeannineの夫のGlennと一緒に筆者夫婦が写った写真をJeannineがフェイスブックにUpし、この女性が見て、あまりにも同じ顔だったので思わず声をかけてきたのだった。判ってみれば当然の呼びかけだったが、筆者の顔は写真を見ただけで、場所が大陸の反対側にもかかわらず発見されるほど同じ顔なのだろう。インターネットって想像もしないドラマを作るのだから驚きだ。人生、何が待ち受けているかわからない。だから行動するって面白いのだ。奇抜な事件を起こすフェイスブックの効果は凄いと思った。(自悠人)


Long HornでUC 時代の日系学長を愛しみ乾杯!

2017-05-10 14:01:12 | 旅行記、多文化教育、国際

CincinnatiではUC 時代の仲間、DawnとLong Horn Steakhouseで再会した。この近くにはかつて筆者の和・英文の本、「Across the Milky Way(流るる月も心して)」を売ってくれたJoseph-Bethという本屋もあり懐かしいモールだ。ぶ厚くて柔らかいステーキもジャンボサーモンも超美味だ。DawnはCincinnatiに戻るたび真っ先に会う人だ。彼女はUC(University of Cincinnati)の報道関係の責任者、筆者は日本文化を教えていたが猫好き同志で親友となり、筆者帰国後も愛猫の写真をよくメールしてくれる。娘と同年齢だがアメリカでは年齢など友情に無関係だ。Dawnのお土産は彼女の就職時から長年UC の学長だった日系人サンタ・小野さんの人形だった。多くの教授連、職員たちに慕われていたDr. Santa Ono はこのたびUniversity of British Columbiaの学長として移動され「残念でお人形買って来た!」と。筆者も残念!この学長には思い出がある。UCの学長に就任なさり教授連が歓迎会を開いた折のこと。当然乍ら教授たちが新学長にシャンパンを注いであげてあちこちからカッチンカッチンと乾杯の音。ところが筆者を見つけた学長さんは自らワインボトルを取りに行き筆者にワインを注ぎ、色々質問してくださったのだ。この幸運は多分筆者だけだった。オノ学長様、次の大学でもご活躍を!Computer Scienceを教えていたBettieとも再会、Enaともここで食事した。22年住み、毎年1回戻ってくるCincinnatiは第二の故郷、生まれ故郷以上に懐かしい。(彩の渦輪)

写真1.Dawnと 2.学長の人形 3.Bettieと


白牡丹満開、手作りケーキでSusan偲ぶ

2017-05-07 14:05:05 | 旅行記、多文化教育、国際

   深紅の牡丹は満開で我々の帰国を待ってくれて翌日散ったが、また純白の牡丹が咲いた。満開の昨日、秀子さんが手作り食品多種持参してくださった。無農薬夏みかんで作った薄味ジャム、夏みかんの皮のジェリー、手作りケーキに薄甘プリン等、全部薄味で美味。食べ物のプロが作った健康食を頂き、ブエナスエルテ(幸運)で乾杯!この秀子さんは我々夫婦がアメリカはシンシナティに住んでいた頃2回も訪問、Multi-Cultural Music, Art and Luncheonと名づけた Party にも参加、着物で大正琴をひいてくださった人。滞在中隣家のSusan&Paul家 も訪問し彼ら夫婦を知っているので一緒にSusanを偲んだ。

 シンシナティで22年隣り合って住んだSusanは昨年9月16日に抗がん剤に負けて天国へ。今回のシンシナティ訪問で、到着後一番にした行動がSusanのお墓参り。Spring Groveという全米で2番目に大きい墓地の一角に眠っていた。バラの花束を供え、料理が上手だったSusan, 小さな墓石に変わってしまったSusanにハグをし、冥福を祈った。Susan の死後 3か月は何も手に着かなかったと言うPaulも今身障者に合う家具作りを頼まれ、製作に集中することにより元気を取り戻したそうだ。墓参後Paul の好きなピツァ屋で種々の珍しいピツァを食べ乾杯し、Paul の笑顔を見て安心した。その話を秀子さんに伝え、ワイングラス片手に白牡丹を愛でつつ、今は亡きSusanを偲びPaulの健康を祈った。(彩の渦輪)

  写真1.手作りおもたせ 2.白牡丹満開 3,4 Susanの可愛い墓石と祈る自悠人 5.Susanにハグ


ハイテクソフト企業が集中、多文化背景の人々が共生し自然が美しいシアトル

2017-05-05 10:03:21 | 旅行記、多文化教育、国際

    パイク・プレイス・マーケット シアトルの人気市場、パイク・プレイス・マーケットは100年以上継続する歴史を持つ市場、魚介類、色鮮やかな野菜や果物、生花などが軒先に並び、売り手の芸やオーバーなパフォーマンスを見るのが楽しい。鮭、蟹など大物売買では買い手の網袋に投げ込んでいた。その動作には職業に自信を持つ者の心意気があった。このマーケットを出たところにスタバ1号店があったが余りの行列で入店を諦めた。満開のチューリップ園、Skagit Valley Tulip Festivalへ かつての教え子マイクのお姉さん、ジニン夫妻が案内してくれたが、八重で縮れたチューリップ等、品種と色彩に富んだチューリップの見事さ。さすがアメリカ、規模が違う。ドローンを飛ばして撮影している観光客もおり、オランダを摸した風車の下に満開のチューリップが美しく写真撮影の人気スポット、店は気に入った品種の花束や球根を買い求める行列で混雑していた。 世の中全てがソフトで動く時代となったが、ハイテクソフトのように知恵を使う企業が多く集中し、多文化背景の人々が共生し、自然が美しいシアトルは発展の一途を辿るわけで 1、2回では書ききれない。が、楽しかったシアトルよ、ひとまずさようなら。(彩の渦輪)

     

写真3、4 豚のレイチェルとマーケットの店 5.ガムウォール (噛み終わったガムを貼り付けた壁。マーケットの脇道にあった) 6、7 ボランティア・パークにて 7. はIsamu Noguchi 作の Black Sun 8、9、10 品種と色彩に富んだチューリップ