あけぼの

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イラン余話:忘れ得ぬ親切と観光人気拡大の予感

2016-10-15 20:33:48 | 旅行記、多文化教育、国際

 シラーズからテヘランまでは航空機、乗る直前空港待合室で知り合ったビジネスマンのヴァヒード、飛行機の中では座席が離れ話すチャンスはなかったが、テヘラン到着から予約のホテル近くまで本当に親切にしてもらった。地下鉄、バスと、料金を我々2人分とで3人分支払った。払うと言っても取ってくれない。彼も尋ねながらの道案内、汗もかき大変な労力だったようだ。その後タクシーに乗せてくれ、我々の予約のホテルが見える所から、「これから会議があるので」、と急にUターンした。住所やE-Addressを聞く暇がない急な別れだった。親切を身に染みて感じたが世話になりっぱなしで、気になっている。いつかどこかで誰かに同様な親切でお返しするしかない。ミーラード・タワー 国際貿易センタ―と併合していて435mのタワーはお上りさんの集まるところ。眺めは大変良いがチケット売り場も乗る場も長蛇の列。何組もの家族から「一緒に寫真に入って!」と呼び掛けられモデルになった。日本人夫婦は珍しいようだ。 現在のイランは安全で活気に満ちている。旅行者は博物館の収蔵品に溜め息をつき国際色豊かなレストランで舌包みを打つ。付き合った人たちは心底親切だった。幾多の歴史的モスクも壮麗なコーランの楽園の美しさだけではない。ど肝を抜くピンクのモスクもある。暑い国のイメージーながらスキーリゾートもあり、温泉もある。政治次第で世界中の人々の観光の目玉になり得ると期待している。筆者は勿論次のイラン行きを計画している。(自悠人)

   写真1親切青年Vahid 2. ミーラード・タワー 3.4.ミーラード・タワーの前や中でで「写真に入って!」と