あけぼの

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食卓は薬だらけ

2012-01-25 10:31:23 | ブログ

鼻づまりかどうかイントーネイションが明確でなかったので耳鼻科にかかったら、初診にもかかわらず一カ月分の薬をくれた。常識では考えられない量だ。薬局とのもたれ合いなのか。殆んど捨てた。筆者は先月、白内障の手術で入院した。退院後の点眼や薬の量の多さよ!余談だが、妻、彩の渦輪も今月18日白内障の手術を受け、経過があまり良く無く、1週間たっても眼は真っ赤、痛みも続いており、投薬ばかり増えている。

先週眩暈と軽い頭痛があったので脳外科に。MRIと診察の結果、脳梗塞が進行しているとかだった。以上の3事件+ワイフの目の手術で、抗生物質や緩和剤などこれでもかと薬漬けの毎日だ。混乱して飲み忘れたり、飲む時間が大幅にずれたりする。治療薬か予防薬か判らないが薬の弊害だけは気になる年齢だ。多くの年輩者たちは薬ケースに日付けや昼夜別等、準備して間違わないように常用している。筆者は傘寿の今まで入院するような病気はしたこともない。まして薬など数種連続で飲んだことがないゆえ忘れて当然だと思う。

 健康のお陰で薬と縁が少なかったので常備薬として準備があるのはオキシドールとメンソレータムだけだった。何時だったか夜中に発熱した時アスピリンもなくて大変だった。風邪にはよく罹るがどういう状況の折りかかるか判る。処置も20日放置すれば治る。急ぎ治したい時は抗生物質を飲めば覿面に効く。薬より免疫力で治すことが多かった。医療行政の30%は薬代だという。高齢者の増加に伴って薬需要は鰻登り、関連業界は笑いが止まらないだろう。我が家の食卓は二人分の薬が散らかり、どれが誰のやら、混乱が続く。医者はあまり信用していない。統計的?に日本では7割の医者は安心感を与える技量のない人。医学の進んだUSでさえ4割の医者には罹るのが無駄だと言われている。

年齢と共に身体の衰退は仕方がない。上手に身体の機嫌をとりながら生きるしかないだろう。「腹八分に医者入らず」で薬に頼らず健康を維持するには自己管理が一番良いようだ。自悠人


ゴミ拾いの元旦とお賽銭狂騒曲

2012-01-13 12:30:01 | アート・文化

2012年の新年は滅茶苦茶早く過ぎた。夫、自悠人は元旦には5時起きして午前中高尾山のゴミ拾いをした。何か役に立つことで1年のスタートをしたいと考えて。所属など無し。ゴミを挟む器具はアメリカで買い求めたもので腰を曲げなくても済む。今年は機会を沢山作り、この器具を利用すると決意した。

妻、彩の渦輪は谷保の天神さま参りと午後からの客の準備。慌ててお賽銭を忘れて行き、「次回お届けします」との言い訳付きで参拝した。3が日はお客が絶えずよいお正月だった。4日にお賽銭を届けたくて谷保天神に行ったら元旦よりも長い列で「また来ます!」と果たせず、5日に再再度行こうとしたら「3度目の正直だから3万円でも奮発したら?」と夫。「オットット、あんたはん、本気でっか?」お賽銭箱の前まで来た。天神様はきっと音響がお好きだろうと勝手に決め結局は「ジャラジャラジャラ……」。コロンコロンではありません。5日、友人の奥方のお悔みに。暮の27日に亡くなり、遺体は内臓手術をなさって1月8日の葬儀まで2週間近くお部屋で「ご夫“妻”水入らず」でお過ごしになるのだ。7日には夫の絵の会の新年会を我が家で。総勢18人。その夜高速バスに飛び乗り8日は鳥取県の花回廊での結婚式。人前結婚式とやらだがとても良かった。9日は郷里の90歳と80歳の恩師に挨拶、10日寝台特急サンライズ出雲号で東京へ。米子発倉敷、岡山経由だ。石見は大雪、三次、備中あたりも雪に埋もれていた。新見9:20、倉敷22:12、岡山2229。雪景色の上で冴えわたる蒼い満月と共に列車は粛々と進む。美しすぎて眠ることなど不可能ゆえ、米子駅で買い求めた吾左衛門寿司を食べながらお月さんと水入らずで一夜過ごした。(彩の渦輪&自悠人)