あけぼの

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瘤も癌も玄米で乗り切ろう!

2016-11-29 13:14:08 | 旅行記、多文化教育、国際

   夫の高校時代の同級生、鳥取県のお米屋さんから以前1度頂いた手作り玄米の味が忘れられず、彼、俊作さんにお願いして見たら、その日から自宅で発芽させたとかで、特別発芽玄米、「米蔵」が先日届いた。なんとその翌日、夫の甥の振作さんからも玄米が届いた。これも鳥取県で一番美味しいという講釈つきの氷温熟成特別栽培米、「奥日野コシヒカリ」という玄米だ。筆者は玄米党、夫は白米(コメの“粕”)党だが、折角の特別栽培米、いつ破裂するかわからぬ総腸骨動脈瘤と共生中の夫にも食べさせることにした。本日これから圧力鍋で炊きます!食卓の自悠人の顔が楽しみだ。

 この週末、父の見舞いに泊りがけでやって来た娘の意見は、「総腸骨動脈瘤は30ミリを過ぎたら急速に成長するけれど、1か月ほどの間に32ミリから38ミリになっていたとは!過去5年かかって32ミリになったとしても、今後5年かかってその速度でのんびり成長するわけではありません。今度は38ミリのスタートでドンドン膨れます。だから3か月待って瘤の成長具合を観察するのは無意味です!」「旅に出るのはおろか、毎日の近隣外出も危ない。一度開腹して、ステントがだめなら閉じるというXX医センタ一方式ではなく、ステントでもプラスティック・パイプでも臨機応変に手術出来るところで早く手術してください!」。鳥取県直売所の新鮮な柿、娘持参のコストコ・マフィンや古代米煎餅を食べながらしっかり者の娘(彼女も乳癌7年サヴァイバーだ)の“ご意見を拝聴奉り”、自悠人も腹が決まったようだ。その夜は娘の好きなギリシャ料理店へ。S記念病院の予約まであと8日、瘤も癌も玄米と好物で乗り切りましょう!(彩の渦輪)

 


こんどは癌子が瘤夫の病院付き添い:「破裂が怖い、すぐ結論出して!」と

2016-11-26 14:47:36 | 旅行記、多文化教育、国際

 退院して1日休んだだけの昨日、今度は筆者が夫に付き添って医療センターへ。ここの担当医さんも悪くはなかった。CTスキャンの結果をコンピューターの画面であちこち測定したり、血管図を回転させたりし、「名前は総腸骨動脈瘤。32ミリだったのが38ミリになっている。ガン研センターから来た紹介状には『2年前から瘤はあった』と。早く入院手術しないと破裂が怖い、すぐ結論出してください!」。親切な医者に見えたが、多くの日本の外科医のごとく、手術第一主義に思えなくもない。「年齢を鑑みてのリスクは?」の質問に、「貴方なら大丈夫です!」。だが榊原の先生には「3か月待って瘤の育つスピードを見たい、年齢を考えれば手術にもリスクがあるので」と言われたし、自悠人の混迷深し。この先生の「瘤爆発リスク発言」がかなりこたえている。筆者も「破裂も怖いが手術のリスクもやはり怖い」。「あなたならどうする?」とまた多勢に尋ね、もっとデータを集めて結論出したいところだが、決めるのは勿論自分、今日娘が来るので3者会談と参りましょう。(彩の渦輪)


瘤夫が癌子の入院付き添い、夫婦善哉、but・・・

2016-11-24 11:51:43 | 旅行記、多文化教育、国際

 Blogご無沙汰したわけは…入院していたんです!今回は女子医大ではなく、紹介された近くの病院で。血液検査の結果も待たずCTもなくいきなり内視鏡検査、そして「癌細胞かどうかわからないけど念のため手術しましょう!」と順序無視の入院3日間だった。昨年の丁度今頃、当Blogに「腎臓周辺の臓器に転位したポリープ、というより妖しくも美しいカリフラワーを電気メスで焼くオペ」と書いたが、今回も部分麻酔だったので電気メス・オペをビデオで見せていただいた。カビのようなものは見えたが…カリフラワーは見えなかった。小瓶に採集された検体は外部に検査に出されるので結果は教えて頂けるだろうが、“かもしれぬ”癌を早期発見して処置して頂いたのなら大感謝、だが、痛い思いをしただけの入院かも。入院中、「小さな民のグローバル学:共生の思想と実践を求めて」を読んだ。「したたかに、たくましく、現実に立ち向かう人々の生きざま。多文化共生時代における真に豊かな価値とは?」と問いかける、上智大学出版の活動報告で、東ティモールのコーヒー生産援助に10数年生活を共にしながら活動してきた伊藤淳子さんの報告は感動物語。文の最後に投げかけられる疑問、「フェアトレードを通じて変わるべきは私たちの側なのだという思いを強くしている」には心底同感。帰宅したら夫が井村屋の缶詰めでぜんざいを作ってくれたが…奥様に差し出すのではなく自分が先にガツガツ。異文化夫婦の夫婦善哉の巻、でした。(彩の渦輪)

  写真1.入院中も読書怠らず 2.窓からの風景 3.ドイツのSuper Moon。未完成です。 (By 自悠人)


あなたならどうする?総腸骨動脈瘤だった!

2016-11-19 10:13:45 | 旅行記、多文化教育、国際

 CT検査結果の診断を受けに昨日夫につきそい榊原記念病院へ。血管ばかり写った綺麗な映像を見ながら聞いた病名は総腸骨動脈瘤、場所は動脈が2本に分かれたすぐ下、右足で、左と比べ歴然と太く。瘤は32ミリ。

Doctor「腹部や胸部なら50ミリ以上が手術、と前回言ったけど、足の血管はもともと細いので、30ミリを超えれば破裂の可能性あり、貴方のは32ミリなので手術(ステント)のケースでしょう。」

夫:「では手術お願いします!」

Doctor「ただ、治療にもリスクがあり、リスクは5分5分です。いつ頃出来、どんな速度で育ったか、経過状況を見るため3か月後再検査してから手術することも可能、破裂が心配なら勿論直ぐ手術でもよい!」と。血管の老化は年齢なみ。

夫の決断:「進行具合把握のため3か月伸ばして様子を見ることにした。早期に手術すれば寿命の延びる確率が高いかも。だが寿命は運。動脈瘤が破裂すれば自らが決めた死期89歳に合致することになろう。」と。あなたならどうします?(彩の渦輪)


鴨水会総会も参加者過去最多、笑顔も最多咲いた!

2016-11-16 10:04:38 | 旅行記、多文化教育、国際

米城会翌日の日曜日、筆者はまたまた霞が関ビル35階へ。今度は鴨水会総会だ。夫の出身高校、鳥取県立倉吉東高校の東京圏人総会にも夫にくっついて例年参加する。ここも米城会同様(それ以上かも?)楽しい、楽しい、超がつくほど和やかな会だ。昨年まで長く会長をしてこられた福田さんの温顔とその笑顔は抜群の和を齎してきたが、今年も終始笑顔。上京、参加される鳥取県立倉吉東高校の校長先生や6月に講演講師として招いてくださった関西鴨水会会長さんも参加され、ゆっくりお話しでき、嬉しさこの上もなかった。Cincinnati時代ご縁があったO氏にも夫の義理の弟にも会えたし、羅列が困難なほど顔なじみが多い。3時間はあっという間に過ぎるが、今年は抽選の最後にブルガリア・ワインが当たり、しかも元会長の福田さんと一緒に!当たった7人は満面の笑み。抽選の景品は通常鳥取県の有名物産だが、それらは当たらずもっと嬉しいブルガリア・ワインだった。実はブルガリアとは深いつながりが…まだご縁はつづいていたのか!鴨水会新会長、福井宏一郎氏は元ブルガリア大使(愛称トラ大使)だった。7、8年前になろうか、彼が出身地、鳥取県倉吉市から使節団をブルガリアに招き、ブルガリアの要人との交流会が開催された。筆者は当時Cincinnatiにいたが、その企画を知り、是非参加したいと別行動でCincinnatiから1人直接ブルガリアのソフィアに着き、皆さんと合流した。パーティーでは琴欧洲のお父さんと特別嬉しい時間を過ごしたのだった。彼へのプレゼントに、と、娘が制作したちぎり絵をリュックに忍ばせて持参(白紙の色紙も)、琴欧洲のお父さんからは、色紙にサインをしていただいたのだった。その時の写真とサインは大切に客間に飾ってある。さて、夫の瘤ちゃんの結果は遅くとも25日に判明、筆者のG様入院は来週だ。夫婦のチャレンジが落着したら…希望的に月末に…琴欧洲とお父さんを思いつつ、ブルガリア・ワインで乾杯致しましょうか。(彩の渦輪)

写真 1.校長先生ご挨拶 2.ご縁が長いO氏や君恵さんと 3.ブルガリ・アワインが当たった!4.義理の弟と