あけぼの

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Gary-san、雪の日の運転有難う!

2010-12-31 17:02:22 | ブログ

Garysan_sushi_2 寿司を作るGary-san

 年の瀬も押しつまって帰国した。Cincinnatiの天気予報は「出発の前夜から大雪」ということで友人のイーナなど「前夜空港に行った方がいい」と言ったぐらいだ。雪の早朝はタクシーは必要な時間に来ないからと心配してくれて。今回はJALのprimary economyというキップを買ったのだが、国際線の、まあまあ高い切符なので乗り遅れるわけにはいかない。どうしても日本に帰らなければならない用事もあったし。乗り遅れないためには朝4時半にうちを出なければならない。どうしよう。イーナの言うように前夜空港に行って眠るしかないか?

 教え子のGary‐さんが電話をくれた。「4時半に迎えに行きます。ジープで行きますから心配いりません!」Gary-さんはOxfordに住んでいる。筆者が泊まっていたWyomingから車で1時間の距離だ。インテグリティーは大変高い人なので当日は安心して待った。道中除雪車の後になり追い越せず心配したというが、時間に迎えに来てくれて、充分間にあってCincinnati Airportへ。彼は3:30amに起きたという。X-Mas PartyではGary-san のお寿司もご馳走になった。教え子、と書いたが彼は日本企業に勤め、シンシナティ大学で日本語や日本文化を3年間勉強した。ある街の市長さんでもあった。彼のお陰で飛行機にも間にあい、快適なJALの旅だった。

 遅まきの年賀状書きに年始客の準備にと大忙しの年の暮、Gary-san に感謝し、皆さんには良いお年をお迎えなさるよう祈って今年のブログの筆を置きます。(彩の渦輪)


クロアチアII ~ロクルム島にて~

2010-12-29 04:13:04 | ブログ

110 シベニクから来た若夫婦とロクルム島にて

旧市街城壁の一角、旧港からロクルム島を訪れた。この日は波が荒く、座席にいる筆者の目の高さでまでうねった。たゆとう小船から振り返る城壁の街はさすが世界遺産に値する威容を見せている。入江の船着き場は波静か。なんとここは楽園、放し飼いの無数の孔雀が羽を扇のごとく広げて筆者と夫を迎えてくれた。オリーブ園を通り抜け、要塞に向かった。シーズンオフゆえ人はまばら、だがシベニクから来たという地元若夫婦が声を掛けてきて一緒に登った。結婚5年、ようやく国内観光が出来るようになったという。要塞は堅固、海に向かって大砲台があり、十字軍の頃を偲ばせた。下りる時は4人でお喋りが弾み、島にただ一軒開いていたカフェで名物の牡蠣を肴にワインで乾杯した。「ナズドラーヴィェ!乾杯!」とカッチンしたワインは今回の旅、最高の味だった。(彩の渦輪)


Apple Beeで楽しんだ夕べ

2010-12-06 06:16:01 | アート・文化

 一昨日の夜は教え子Scott, Gary, そしてScottの新妻Deenaさんと我々夫婦でAppleBeeに行った。金曜日のこととで満員の盛況、ビールやワイン等を飲んで席が空くのを待つのだが、手にDrinksがあり、おしゃべりして待つので客も店もハッピーだ。程なく席が空いたと愛想の良い女性に案内された。丸テーブルは脚が高めだがそれも若者(筆者も若者だ!)には楽しい。周辺のテーブルの客とも笑顔を交換する。ScottとGaryはこの夏日本に来て我が家に泊まったのだが、東京近辺の案内は友人のボランティア、短い旅も共にしたので思い出話が弾んだ。ScottとDeenaさんは8月に結婚したので結婚式の話題でも盛り上がった。その結婚式では、駆けつけた筆者が先頭に立ち、新郎新婦をはじめ、参加者全員が続いて盆踊りもした。その愉快な写真をたくさんもらい、それを見ながら笑いあった。何とも明るく楽しい夜だった。Deenaさんの運転で送ってもらい、お休みのハグをして楽しい夢路に着いた。この3人とはCincinnati滞在中にもう一度会うことになっている。Scottさんたちの家でGaryさんが手作りの寿司を食べさせてくれるそうだ。それも楽しいパーティーになりそうだ。その前に明日から南米でも危険度の高い国、コロンビアに行ってくる。無事Cincinnatiに戻ってこなくちゃあ。(彩の渦輪)


Cincinnatiより

2010-12-04 00:23:01 | ブログ

 11月末Cincinnatiに戻った。レンタカーでオハイオ川を渡り35分、イーナのところへ。着いて3日間はバタバタと用事をこなすため動き回った。その中で千代子さんとの出会いは格別だろう。

 昨日ケンタッキーへ千代子さんに会いに行った。千代子さんはNYに転勤になり、続いてすぐにケンタッキーへ。まだ車の免許証が取れず、広い家で次のステップへ向けて思うことしきり。千代子さんは日本にいたとき拙著「突然炎のごとく」を買ってくださり、一度「七夕の会」に参加してくださったことがある人。その千代子さんがケンタッキーに来てすぐに、筆者、「彩の渦輪」と夫「自悠人」が交互に書いているアメリカはシカゴ発、J-Angleという新聞の旅行記を見つけ、連絡してくださったのだ。J-Angleの「地球千鳥足」はバックパッカー夫婦の旅行記で、4年以上連載し、中西部の多くの州の日本人が読んで下さっている。それをアメリカに来てすぐに見つけてくださったのだ。日本でバリバリ働いていたという千代子さん、免許証が取れたらこちらでもじっとしていないだろう。筆者が20年前にもがきつつ手探りで歩んできた諸々の活動をこれから始める千代子さんを応援しつつ見守りたい。(彩の渦輪)