あけぼの

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自悠人の腓骨5か月でくっつき旅の許可も出たが「平地から」と

2018-05-31 10:18:08 | 講演・アート・音楽・スピーチ

   雨もよいの昨日病院へ行き“Good News!” 昨年の12月22日、階段から落ちて腓骨骨折、5か月間辛酸をなめた自悠人だったが、「骨に微妙なずれがあるが問題ない。捻ったらまた折れる可能性があるが、気にしていたら歩けない。平地を普通に歩く分には問題ないので、転ばないよう、山道、坂道は避け、でこぼこ道にも気をつけるなら自由に歩いていいですよ!」と医師から歩行許可が出た。「旅もいいですか?チベットに行きたいんですけど」と筆者がQ。医者は「山道が多いでしょ?まず平地からにしてください。石がゴロゴロあるところはダメです!」。ということで松葉杖を返却。病院の外には筆者が一番好きな紫陽花が最高の藍色で咲き誇っていた。家に帰るとお隣さんが縁起よさそうな、花の咲いたきゅうりをくださり、庭には筆者の好きな色、バレンシアオレンジの薔薇が咲いていたので一輪台所へ。本日午後はこの病院の隣のRISURUホールで歌声コンサートあり。学生時代に歌声喫茶で歌った懐かしの曲を2時間大声で歌ってきます!(彩の渦輪)

 キャプション2.花の咲いたきゅうり 3.庭に咲いた薔薇 4.病院の待合室


夫婦で講演:地球家族を目指す鳥取県人会

2018-05-28 16:06:19 | 講演・アート・音楽・スピーチ

 「地球家族を目指す鳥取県人会」というグループから講演依頼を頂き、去る土曜日に出かけた。平和を希求し、地球家族により世界平和を目指す、という高邁な目的を掲げるグループで、グローバル教育意識が高く、笑顔が魅力的なお仲間たちだった。夫の出身高校、倉吉東高校出身の人々が中心の集まりで気楽に話させて頂いた。アメリカ・地球、住んで旅して騙されて:“定年から新しい体験を!”というテーマで、好奇心のまま119か国を動き回り、デートは地球の反対側でして来た変った夫婦の奇妙な人生をほんの一部ご紹介した:

第I部は 泣き笑い挑戦人生 (筆者)A. 挑戦に適齢期なし:自己の壁、年齢の壁、文化の壁に挑戦) B.「静かな泉の水は涸れる」

第II部は 足と心で異文化交流(夫婦交互にバックパックの旅の報告)     

A. アルメニアで出会い、ジョージアで別れ、イランで再会、大歓待の日々 B. 大自然のパワーに余生が充電された! ~アイスランド~ C. 警察署でインテグリティー説教 ~ドミニカ共和国~ D. 一か八か切符を買い、問題抱えて入国挑戦! ~Seattle, USA~ E. 鶴竜の父君は学長、同時に思慮深き教育者・琴欧州の国はマロニエの花盛り F. 妻は満足、夫は脳がおかしくなった国 ~キューバ~ G. 触れ合いの旅、もちろん医者とも触れ合いが~アルゼンチン、USA,イラン~ H. 毒舌夫と頑固妻、結婚50周年、50都市(50ヶ国改め)の旅:~インド、スリナガール、ケープタウン、喜望峰~モンゴル、ポルトガル共和国他~ I. 旅は、人生は、問題解決の総和  地球千鳥足Power Point映写   第III部 自己実現と共生活動の交点  第IV部「年だ」は「ま~だ」だよ        

A.「地球千鳥足」「変化こそ人生、体験こそ財産なり」等、出会いに富んだ日々 B.「人生は決断の総和」「過去は関係ない。今何をやっているかだ!」の予定だったが、言い残しが多く、心残りの講演となった。

 夫、自悠人は人間遺産と触れ合う旅について語りたいと、1)ノールウエイの若い医師 2)アルゼンチンはカラファテの民宿のおばちゃん 3)ジョージアのバスで会ったイランの青年 4)日本贔屓の女性詩人in USA 5)I-Padの縁でオマーンの姉妹と友達に 6)地下鉄自動販売機の縁で韓国女性のご一家と 7)オーストリアでのコイン望遠鏡から偶然の再々会、必然的偶然の出会い 8)アルゼンチン最果てのウッシュアイアで会った、「こんなところに日本人」 9)落差1000m滝の珍事、「入歯も泳いだエンジェル・フォール」 10)ウズベキスタンでロシヤ民謡大合唱、等を準備していたが筆者が先に送信していたアウトラインに沿って話を進めてしまい、それも後悔。夫のプランの方が面白かっただろう。もともとパワポをメモリーフラッシュに入れて持参することを忘れ、グループのエンジニアさんにお世話になったが、そのことによる時間不足、言い残し、心残り、と後悔だらけの講演となった。呼んでくださった代表さま、グループの皆さま、ご免あそばせ!(彩の渦輪) (写真は会員のお方全員ではない)


やりました「栃ノ心」!:「白鵬仕留めた」、「大関どころか…」の新聞見出し

2018-05-25 16:04:19 | 講演・アート・音楽・スピーチ

   面白メンバーがお好み焼きとババロアで相撲観戦 そのII

 昨日は★家で相撲観戦。メンバーはインターネット・マガジン、「知の木々舎」代表の玲子さん、★先生とわが夫婦。筆者はこのマガジンに毎月「地球千鳥足」を寄稿しているが、お会いするのは1年4か月振り。「知の木々」を1人で切り盛りする玲子さんと某大学名誉教授の★先生がお肉、キャベツ、韮、紅ショウガを買い出して準備してくださり、我々は4時に到着、玲子さんが材料を切り刻み、お好み焼き粉と混ぜる下準備の真っ最中だった。大きな鉄板でお2人がお好み焼きに腕をふるって下さった。★先生曰く、「コツは紅ショウガと韮を入れること」。筆者の役目は、鉄板の上に適当な大きさで流し置かれた固まりを見つめ、焼けた頃ひっくり返したり押さえつけたりするだけ。結びは筆者の持参したヨーグルト・ババロアとブルーベリー・マフィン。残念ながら昨日は遠藤が魁聖に負けてしまったが、石浦も千代の国も勝ち、なにより栃ノ心が白鵬にがっぷり組んで勝ったので4人とも上機嫌。眼前のTV で贔屓筋を応援し、紅ショウガが良く効いた大変美味なお好み焼きを頂きながらお喋りし、先日の国技館に続いて大変楽しい時間だった。(彩の渦輪)

 


国技館の升席で相撲観戦:黄色い声を張り上げてきました!

2018-05-24 10:08:24 | 講演・アート・音楽・スピーチ

   親しくしている郷里の母校、校長先生ご一家は相撲ファンで、筆者も相撲ファンと判ったときにはもう国技館の升席を入手してくださっており、お嬢様と同じ升席で観戦できることになった。最近「忙しい!」を連発し、やってこない我が娘が「相撲観戦」と聞いたら飛んできて前泊し、2人でいそいそと両国へ出かけた。駅に着き力士名の旗がはためく正面へ。もうワクワク!実はここは二回目だ。前回は14年前、高見盛や若の里が人気絶頂の頃だったが、二人とも今は審判席に座っている。出る前に「升席でお弁当を食べたい」と娘が言っていたので売店で幕の内弁当や高安弁当を買って座った。一番お目当ての遠藤は休場、高安も休場だが、高安弁当は彼のプロジュースと説明がある。鳥取県出身の石浦、島根県出身の隠岐の海、贔屓筋の栃煌山千代の国阿炎等、好きな力士に声援。全勝の栃ノ心の郷里、ジョージアはムツヘタを訪問した筆者、その栃ノ心や、父上に会った鶴竜へももちろん黄色い声を張り上げた。東の9という升席で、力士の汗が飛んでくるという溜まり席ほどではないが、直ぐ目の下で、阿炎のように小柄で引き締まった力士が巨大な力士を転がすのを見ると胸がスカッとする。黄色い声と言ってももうしゃがれ声でインパクト無し、周囲のおじさま方が声を張り上げるのに合わせたが、不思議とおじさま方は、『石浦!』、『隠岐の海』、『栃煌山』、『千代の国』、『阿炎』等、筆者と贔屓筋が同じで、久方ぶりの大声援は健康によろしく、出口では浴衣姿の正代が出てきて目が合いニコニコ、帰宅後開いたお弁当も美味しゅうござりました。(彩の渦輪)

  


お金で幸福が買えるか:Can Money Buy Happiness?

2018-05-18 09:51:54 | 講演・アート・音楽・スピーチ

 夫の友人で医師Xさんの夫人Yさんは薬剤師で筆者と年齢、出身県も、癌をいくつかかかえていたことまで同じだ。最近Yさんが突然死なさった。まさかの急変、朝の着替え後台所入口で倒れておられ即死状態だったという。人の運命は分からない。昨夜は普通だったのに、夫が起きた時にはこの世の妻ではなかった、と。X医師は長い間地元病院で責任ある地位、定年後も養老施設で医療一切を任され土曜日も働く、知る人ぞ知る医者だ。夫人Yさんは薬剤師、だが働いた経験は短期間だ。夫が巨額の収入は持ってくるものの家庭を顧みる時間がなく、専業主婦となり、自分の人生を歯がゆがっておられた時期もあったようだ。ちょっとYさんの生涯に思いを馳せてみよう。筆者の夫、自悠人はYさんと郷里が近い関係で親しく話をするようになり、あるとき、「専業主婦という仕事に満足出来ず、薬剤師として働きたい」と漏らされたそうだ。能力を活かせる仕事がやりたかったのだ。「医者夫人で終わりたくない!社会に貢献したい。自分を試したい!」と悶々となさった時期だったろう。XY夫妻が2軒目の家を建てる時、夫XがYさんに6千万円渡して、「これで改築しろ!」と。建築の知識が無い妻にお金だけ渡せば家は出来る、と考え、自分では何もしない夫だったようだ。その後癌を3つ発病なさったと聞いているが、籠った気持ちが起因だったかも。「夫の気持ちを察して何も言い出せなかったのでは?」と自悠人は推察した。自悠人はYさんに相談され、工務店の采配や役所関係の手続等、建築の基礎知識を教えたが、彼女は1人で全てやったようだ。挨拶に訪問した時には雨戸も自動シャッター、庭も改造、2車が車庫に納まり、便利な邸宅が出来ていた。お金の苦労とは無縁で、傍からは幸せな人生に見えたが、社会に直接貢献したい欲望を抑え、ワンマン夫へ妥協して専業主婦になったYさんは幸福だったろうか?

 XY夫妻と我々夫婦の生活は月とスッポン、我々はお金に恵まれた暮らしではないが生き方は自由闊達、「ポケットには1円残して死ねばよい」と貯金残高は気にせず地球を舞台に漫歩し、夫57歳、妻52歳から20年間アメリカ生活もして開放感を体験してきた。友人同志の2人に連れあった妻2人の人生の相違点だが、Yさんは巨収入、夫に従順に生き、こちらは予算に悩もうとも徹底的にDiscussion、夫婦間の意志の疎通はあり過ぎるぐらいでやってきた。四六時中の喧嘩も意思疎通には役立ってきただろうか。人生や寿命を左右する要因にはお金以外にもちろん努力も…父母の、友の、近隣の、国の…生まれ持っての命運もあるだろうゆえ、安易に評論出来ないことは確かだ。(彩の渦輪)

写真の絵は拙著 Still Waters Run Deep (Part 2) より By 大川なおみ