あけぼの

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講演終わる:「アメリカ・地球、住んで旅して騙されて:定年から新しい体験を!」

2017-07-28 11:16:30 | 講演・アート・音楽・スピーチ

  東京雑学大学の講演が終わった。会員ではない友人も5人参加、皆さん真剣な眼差しでメモを取りながら熱心に聞いてくださった。難しい質問も出て-自己変革について-ちゃんと答えたか自信が無いが、皆さん好意的で、本当に素敵な大学生さんたちでした。「喧嘩ばかりしている奇妙な夫婦、喧嘩に忙しくてリハーサルも出来ず来てご免なさい!」と言い訳でスタートする講演になってしまったが、「夫婦は喧嘩する方がいいんだよ!」とわざわざ講壇まで来て同調、ご指導くださるお方もあった。作曲家さんやロシア往復しロシア語ペラペラさん、ドイツ往復しドイツ語ペラペラさん等、講演後多才、多彩なお方たちとお近づきになり、理事さんたちとのドリンクタイムでも再度盛り上がった。有意義な半日を有難う!

アメリカ・地球、住んで旅して騙されて:定年から新しい体験を!

 I.超内気な主婦が自己変革:内なる挑戦から外への挑戦へ  

   A. 挑戦に適齢期なし:自己の壁、年齢の壁、文化の壁に挑戦

  B.「静かな泉の水は涸れる」

 II.足と心で異文化交流                 

 A. アルメニアで出会い、ジョージアで別れ、イランで再会、大歓待の日々

 B. 大自然のパワーに余生が充電された! ~アイスランド~

 C.  一か八か切符を買い、問題抱えて入国挑戦! ~Seattle, USA~

 D. 警察署でインテグリティー説教  ~ドミニカ共和国~

 E. 毒舌夫と頑固妻、結婚50周年、50ヶ国の旅~ポルトガル共和国他&

    珍遇奇遇は個人旅の醍醐味 ~パラグアイ、ラトヴィア、ブラジル、他

 F. 触れ合いの旅、もちろん医者とも触れ合いが~アルゼンチン、イラン、他

 G. 妻は満足、私は脳がおかしくなった国 ~キューバ~

III.自己実現と共生活動の交点             

    A. ピンコロ人生と地球知の旅、触れ合いの旅 

    B. メイ・サートンの言葉と留学支援

IV.「年だ」は「ま~だ」だよ              

    A.奉仕活動、地球千鳥足、出会いに富んだ日々

    B.「過去は関係ない。今何をやっているかだ!」

V.  地球千鳥足Power Point映写  & 質疑応答

 


秀峰大山とゲゲゲの里、水木しげるロード 

2017-07-22 08:58:23 | 講演・アート・音楽・スピーチ

 ここ、境港市は水木しげるさんのお蔭で発展に陰りが見えない。久方ぶりに訪問したがやはり外国人や県外からの観光客が街を歩いていた。境港は日本海側では最大の漁港、秀峰大山は鳥取砂丘と並ぶ鳥取県の自然遺産だ。大山は中国地方の最高峰で、1963年に蒜山地域、隠岐島、島根半島、三瓶山地域とともに「大山隠岐国立公園」に指定された。名峰大山から望む弓型の島根半島や山陰の牧歌的風景は1度は訪れて頂きたい推奨地だ。10年以上前、アメリカの大学で日本文化を教えていた時、サムが「先生ちょっと来て!」と筆者をPC室へ誘導し、コンピューターで見せてくれたのは「ゲゲゲの鬼太郎」のシリーズ全作だった。筆者の帰国後、教え子たちが日本を訪問すると、東京を観るより先に「水木ロードに行ってきます!」。6年前、コーカサス地方のアルメニアで短大訪問したがその時、女子大生たちが「ゲゲゲの鬼太郎を知ってる!」と得意気だった。鳥取県東部では、駱駝に乗って歩ける鳥取砂丘が勿論お奨め、そして1ぱい1万円以上する松葉蟹もどうぞ!(彩の渦輪)

   写真 1.ねずみ男と。 2.鬼太郎駅。 4.鬼太郎ちゃんと。


山陰の玄関、米子市とゲゲゲの里、境港市ぶらぶら歩き

2017-07-21 10:24:16 | 講演・アート・音楽・スピーチ

筆者の郷里は米子市近郊の町、筆者が人生の荒波を乗り越えてきた自信の根源に母校、鳥取県立米子東高校や鳥取県があり心のふる里だ。米子市は山陰の玄関と呼ばれ、山陰観光を楽しむなら米子市からがお奨めだ。筆者は後輩高校生に留学支援を申し出ていたが、第1回留学生がアメリカへ飛び立つにあたり激励式に臨み、母校のある米子市と境港市を歩いてみた。

米子城跡、湊山公園、コハクチョウが飛来する水鳥公園

 お米の彫刻がデンと立つ米子駅から歩いて行ける米子城の跡地は国の史跡だ。城郭は無く石垣が残るだけ。鳥取大学医学部付属病院裏にひっそりとあるが、高校時代何度も訪れ、草生した石垣に座り、城主一族の夢の跡に思いを馳せた。米子城は山陰で最初に築かれた城郭で中海その他の天然の要衝に守られ、全国でも稀な大小2つの天守が連なり、明治に至るまで偉容を誇ったそうだ。「文明2年山名氏が支配する伯耆尼子と戦い、敗れて米子城に入る」と市の資料にあるので、この頃「山名氏」の築城と考えられる。湊山公園は米子城跡に近く、鳥大付属病院の裏手で春には桜の名所、450本の桜が空を薄紅色に染め、夕暮れ時には中海沿いの遊歩道から豪華な日没が見られる絶好の夕日スポットだ。渡り鳥が多く飛来する水鳥公園で冬場、大山を背景に小白鳥の飛翔を見れば感銘この上もなし。(続く)(彩の渦輪)

  写真 1.米子駅。2、3 湊山公園 3鳥取大学医学部付属病院 



アメリカ大陸のへそ(?)からやって来た黒ジャンパー

2017-07-16 09:38:32 | 講演・アート・音楽・スピーチ

 Yさんが青年海外協力隊の一員として約1年前パナマに派遣された話はかつて当Blogに紹介したが、本日は彼の手ではるばる「アメリカ大陸のへそ」からやって来たジャンパーの話だ。彼が派遣されてすぐ、パナマシティーから車で3時間ほど走ったペノノメという街で3週間の語学研修が行われた。その際、スペイン語講師「プロフェソーラ・ドナティラ」のお宅に招待されたことがあり、料理上手な旦那さんから頂いたのだそうだ。「役所のジャンパーだ」と。ちなみにペノノメは地理的にちょうど南北アメリカ大陸の真ん中にあたり、「アメリカ大陸のへそ」と言われているのだとか…確認はまだ出来ていないが。O地球村塾でYさんからこれを贈呈頂いた自悠人、料理の腕前は?????だが、アメリカ大陸のへそのお役所勤め気分で「へそ」をなでなでしつつ(便秘ゆえ)、松や泰山木の剪定に精を出しておりまする。堂々たる取材で視聴者をImpressしている現アナウンサー、Yさんのパナマ生活を想像し、5年前の自分のパナマ体験を思い出しながら。(彩の渦輪)写真1.ジャンパーの胸のマーク  2.自悠人にもブカブカのジャンパー


蜂の一刺し:The Sting Of A Bee 

2017-07-12 10:51:45 | 講演・アート・音楽・スピーチ

 先頃(7月7日)の朝日新聞「天声人語」に「ハチの一刺し」証言で有名な榎本敏夫氏が91歳で亡くなった、と出ていた。田中角栄元首相の秘書官だった人。記事によると実際に刺したのは彼の元妻だ。その暫く後に筆者は和文英文随想集、「Still Waters Run Deep (Part 2)」を出版したが、その中に「蜂の一刺し」という一文(第9話)がある。夫が庭仕事で蜂に刺されて死にかけた話だ。要約してみると…「昼食時ビールを飲み、庭でチョキチョキ剪定中、小指の先に痛みを感じて倒れた。前の小路を通りかかった人が揺さぶってくれるまでどれぐらい失神していたか知らない。顔、全身真っ赤、どっと蕁麻疹がでて吐き気、めまいがし、転びつつやっとの思いで医院に到着。様相を一目見た医者は「君は蜂に刺されたのだ。リンゲルで毒を薄めないと危険だが小医院にはリンゲルはない。救急車!」と救急病院へ。翌日筆者は支払いにその医院へ行って言われた。『ご主人はよく生きていました。小さな蜂だからと言って馬鹿には出来ません。お酒を飲んで蜂に刺されると危ないんですよ。毒が一瞬にまわりますからね』と。おそろしや。小指の先の一刺しで命が飛ぶとは。けどさもありなん。メスバチの一刺しで角栄先生もかなりの痛手を負いました。医者の話を聞いていてひらめきました。政界浄化には、彼らがお酒を飲んだ時-弱さを露呈したとき-大勢の蜂で刺したらどうでしょう」と、書いている。1984年発行のこの本を新聞が紹介し、新聞を通して買ってくださった方々と一堂に会し、「七夕の会」として年一回お会いしてきた。この本がきっかけで、実に33年以上のお付き合いの友人が多い。「ハチの一刺し」の榎本さんも、刺してから35年以上生きられ、めでたし、めでたし。(彩の渦輪)